マンションみらいネット(履歴システム)は、(財)マンション管理センター(以下、センター)が平成18年度から行っているサービスです。管理組合は情報登録する必要がありますが、その際、「登録補助者」が支援をすることになっています。登録補助者は、マンション管理士(国家資格)か区分所有管理士でしかも一定の追加要件を備えた者です。登録補助業務は、こうした資格を備えた者しかできません。
情報登録することは、自分達のマンションの管理情報・設計図書等を自分達自身の手で掌握・保管できることだと思います。役員の交代はもちろん、管理委託会社も同じ会社で永久に続くとは限りません。どのような管理会社であっても、担当者の不手際や委託料の問題等で他の管理会社に変更しなければならない場合もあると考えたほうが良いでしょう。そうした時に管理情報の引継ぎが途切れる恐れがあります。センターへの初年度の登録作業では大変な労力を伴いますが、それは情報・データを組合自身に集結させる良いきっかけです。管理情報を組合自身に取り戻すきっかけと言っても過言ではないと思います。
また、姉歯事件に見られるような違法建築設計か否かを確認するような特別な場合や、定期的な修繕工事のためにも特に設計図書の保管は必須です。紙の図書以外に電子データにしたものも備えておくべきでしょう。
貴マンションの安全確保、資産価値の向上の為にもマンションみらいネットをご活用ください。また、登録のご相談があればぜひ資格者である当方にご連絡ください。
※マンションみらいネットを申し込むために理事会等での検討がまず必要でしょう。当方は理事会への説明に伺います(無料。但し、大阪府周辺)

●マンションみらいネットとは
マンション管理組合の運営状況をセンターのコンピュータに登録し、組合員はインターネ
ット通じて閲覧でき、一般の人にも一部情報を公開するものです。また、書類や図面をデ
ータ化するサービスもあります。
*大規模修繕工事の履歴や基本図書などを登録し、マンション管理のレベルアップが図れます。センターによる管理診断サービスもあります。
*マンション購入希望者への情報公開*等を通じ、世間の評価を得ることにより、マンションの資産価値を高めます。(*公開情報の詳細は当方にお問合せください)
「マンションみらいネット登録マンション」であることが、社会的なステータスになると言っても過言ではないと思います。
詳しくはこちら(マンション管理センター)
●当事務所の業務案内
登録補助者は、登録を申し込まれた管理組合や分譲業者が作成する登録シートの現地確認や助言、登録手続の実施等をセンターから派遣されて行うことが基本です。従ってこれら作業に対して登録者の費用は別に発生しません。
当方は、この基本業務以外に下記の業務を行います。 料 金 表
<既存マンション管理組合の方へ>
*制度の説明(無料)
理事会等での検討に際し、事前説明に伺います。 |
*登録シート作成の支援(有料)
シートは30ページ弱あり、しかも専門的な項目が沢山あります。シートの作成をゼロから支援します。 |
*総会での説明(有料)
登録の最終決定は一般に総会決議になると思います。そのための資料作成や説明を行います。 |
*更新処理の作成支援(有料)
毎年の更新シートの作成を支援します。
その他、組合文書の電子化の手続等も行います。 |
<マンション分譲業者の方へ>
*購入者向け制度の説明(無料)
設立総会での説明で、センター要員として行います。 |
*登録シートの作成の支援(有料)
原始規約案の段階から組合設立に至るまでの一連のシート作成等を支援します。 |
<管理会社の方へ>
この制度実施に当たり、管理会社の役割は多いと思います。会社に登録補助者が居られない場合や多忙な場合等お申し付けください。 |

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