頭痛頭痛             Back   HOME


痛みの原因:脳で痛みを感じるのは、脳の周りにある髄膜が刺激されたり、脳血 管の拡張や脳内圧の亢進によるものや、頚椎からの神経痛によるものでありま す。

頭痛の分類:@血管の拡張(片頭痛)A精神・筋の緊張(緊張性頭痛)
        B頭蓋内の痛覚刺激(脳腫瘍な C頭蓋外の痛覚刺激(神経痛)
D眼耳鼻歯部疾患の放散 E頚椎の異常による頭痛
F心因性機序

代表的なものを説明しますと

片頭痛
心臓の拍動に合せてズキズキと激しい痛みが片側、両側に現れます 。 前駆症状として閃光暗点や悪心、嘔吐、めまいなどがでる場合があります。

また、群発性頭痛
中・高生の男子に多く、症状は上の様な症状ですけど、1日 のうちで発症する時間帯が決まっていて夕方に多く現れます。これはある時期に なると治る場合もあるし、周期的にでる人もいます。

緊張性頭痛
精神緊張が続いたり心労、過労が続くと筋緊張を強いられ肩凝り ・首の凝りを伴って、頭重、締め付け感、持続的な頭痛、特に後頭部に痛みを感 じる人が多い。

頚椎の異常による頭痛
頚椎1番と2番の間から出る後頭下神経が頚椎の異 常で圧迫されて、その枝の小後頭神経や大後頭神経は後頭部や頭頂部を支配 していますので頭痛が現れます。


治療
心臓の拍動に合せたズキズキした片頭痛には痛みの部位をまず冷やして血管 の拡張を抑えます。そして血管の圧受容器を刺激して脈拍・血圧を下げるように します。緊張性頭痛は筋肉の緊張している所を押圧操作や筋・腱の受容器を刺 激して弛緩させます。頚椎の異常は関節の機能異常を見つけ可動性をつけて関 節や神経の機能を改善させていきます。(変形がひどい場合などはそれに見合 った治療をします)また、臨床的に内臓や自律神経の反射からも頭痛が出ると 思われますから交感神経が出て胃や十二指腸に行っている胸椎(胃の裏)の異 常を見つけたり、脳硬膜へ分布している上部胸椎から出る交感神経を調整して いきます。食事制限としてチーズや赤ワイン,チョコレートの中にチラミンという物 質があり、これが血管を刺激して片頭痛の引き金でわないか?と言われていま すし、人工甘味料(アスパラテーム)、テューインガム(咬筋の持続的収縮や顎 関節異常からの頭痛の報告がある)、これらを食べる事を止めてもらいます。

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