2008年2月に静岡県牧之原市のグリンピア牧之原に行ってきました。
中に入るとすぐ
お茶の葉が展示してあります。
日本の輸出用の茶箱
ガラス越しに工場を見学できるのですが
冬なので動いていない機械も・・・
合組み機(ブレンド)
包装工場
こちらには働いている方がいらっしゃいました。
冷蔵庫
送帯式蒸機 冷却装置付
蒸すことによって生葉の酸化酵素の活性を取り除き
お茶特有の香りと緑色を引き立たせます。
また、茶葉を柔らかくし加工し易くします。
蒸し時間:40〜140秒まで調整可能
ボイラー
発生した蒸気で生葉を蒸します。
熱源:プロパンガス
蒸気発生量:35s/時間
粗揉機 2kg2連式
粗揉は最初に葉を揉む工程
茶の葉を揉みながら乾燥させて、茶の香が出るようにします。
時間:30〜50分
主軸回転数:40〜60回/分
熱風温度:80〜100℃
粗揉機の中は、このようになっています。
揉捻機 2kg2連式
粗揉機ではまだ十分に揉めていないので今度は常温で
さらに念入りに揉んで茶葉の水分を均一にします。
時間:15〜30分
回転数:40回/分
中揉機 2kg2連式
さらに揉みながら熱風により乾燥させます。
乾燥しながら、よれとしまりをつけます。
時間:30〜40分
胴回転数:30〜50回/分
熱風温度:60〜80℃
中揉機の中
精揉機 2kg2連式
中揉機から取出された茶葉に熱と力を加えて揉みながらさらに乾燥させ
煎茶特有の細長く丸い形の製品を造ります。
時間:40〜50分
主軸回転数:40〜60回/分
釜温度:70〜90℃
精揉機の中
乾燥機
茶葉を薄く広げて熱風を通気させ、乾燥しながら茶葉を引きしめ
香りを引き立たせます。
時間:30〜40分
熱風温度:70〜90℃
ナイロンのような素材で張りのある細かい目の網が張られています。
明治10年頃に川越人足が牧之原の開拓時に蒔いた茶の木と伝えられています。
多田元吉氏がインドから持ち帰り播種し増やした紅茶用の品種茶樹です。
グリンピア牧之原の建物の奥に広がる茶畑
春になるとお茶摘みができます。