20052月21日(月)

*アマルフィで自由行動*


今日は自力でカプリ島の青の洞窟に行こうと、
8時にタクシーを予約していました。タクシーでソレントまで出て
そこからカプリ島行きのフェリーに乗る予定だったのです。
4人+車椅子が乗れるタクシーを予約していた所、ミニバンのような
大きい車が待っていてくれました。
車椅子はたたんで後ろに入れ、4人で乗り込みます。
1時間ほどでソレントの港に着きました。
しかし、山道の途中からポツポツと降り出した雨が本降りになり
港に着いた頃には結構本格的に降っていました。
とりあえずチケット売り場に行くと、一足先に出発していた
オプショナルツアーに参加している人たちが。
どうも、今はカプリ島行きの船は出ているけれど、帰りの船が出る
保障画がないのでカプリ島と青の洞窟は取りやめになったそうです。
みんなはソレントとアマルフィを散策するそうで、そこでお別れしました。
私達はソレントの街中(歩いて10分ぐらい)まで行き
ぶらぶらショッピングをしました。そしてお昼ごろになってバールへ。
おいしそうなパンやデザートがショーケースにいっぱい並んでいます。
4人でピザ1枚とトマトとモッツァレラチーズのサラダ、
ホットサンド2つ、ポテトのコロッケ2つ、パンナコッタを2個と
それぞれココアを頼み、あったまりました。
すごくおいしくて、雨のことはしばらく忘れていました。

ゆっくりやすんだ所で、午後の部に出発。
レモンチェッロを売っているお店の場所を聞いて歩き始めました。
イタリアの人はどの人もとても親切です。
若いお兄ちゃんも、おじさんも、おばさんも、お姉さんも優しいです。
そのお店は見付かりませんでしたが、レモンチェッロと
チョコレートを置いているお店を見つけ買い物しました。

そしてホテルに帰ろうとアマルフィ行きのバス乗り場を探しているときに
見つけました!!裕くんの視線の先に白い車体に黄色いラインが入った
バスが止まっているのをおばさんが発見したのです。
も、も、もしかして…と思いながら近寄っていってみると
運転席にいるのはエンツォさんでした!やったーーーー
(エンツォさんはほんとに来たのか!という顔をしていましたが)。
皆と同じバスに乗せてもらって、ホテルに戻ってくることが出来ました。
なんというタイミング。15:00時過ぎに着いたので、
19:00のご飯までゆっくりしていました。

今日の夕食は魚介のパスタと魚介のスープ、ケーキでした。
裕くんはお腹いっぱいになると伸びるようで、デザートまで時間を
かけて食べました。裕くんはエンツォさんに手を振ってもらったり
手をつないだり、車椅子を揺らされたり、楽しそうでした。
抵抗するすべがなくて仕方なくナプキン落しを披露していました。
今日は雨に打たれた大変さはありましたが、イタリアの人、
街の人の優しさや親切さに触れられた日でした。
反面日本人の優しくなさを目の当たりにした日でもありました。



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