晩になると微熱が出るの現象の方は、「かぜ」でした。はぁ。
お医者さんは熱と血潜の関係は考えてなかったみたいで、結局数日薬を飲んでたら直った。
問題は、いよいよ血潜の方で、別のちょっとでかい病院に行って内視鏡検査をした。(おケツからカメラを入れて画面で見る。NHKスペシャルとかでやりそうなきれいな映像が見えた。何かおなかがボコボコする感じでへんだった。)
先生が「きれいですね。別に異常無しですね。」とうれしそうに言った途端、モノが写った。そして先生は絶句した。
浜 |
「あ、なにか写ってますね。ぽこん、と。」 |
先生 |
「ありましたねぇ…」 |
田 |
「これってどのくらいの大きさですか?」 |
先生 |
「2cm!だね。」(きっぱり) |
浜 |
「ぷちって取っちゃいますか」 |
先生 |
「ふ〜む」 |
先生 モノを押したり、ひっくり返そうとしたりしてみる |
浜 |
「一回じゃぁ取れそうにないですね。プチプチ何回かやったら取れませんか」 |
先生 |
「ふ〜む」 |
浜 |
「別に痛くないからやってもいいと思うんですけどねぇ」 |
先生 |
「ふ〜む」 |
浜 |
「プチプチやると血がたくさん出そうですねぇ」 |
先生 |
「ふ〜む」 |
浜 |
「…」 |
先生 |
「…」 |
先生 |
「浜田さん、ちょっとよくないですねぇ…」 |
浜 |
「そうですかぁ?原因が見つかったから良かったじゃないですか」 |
先生 |
「ふ〜む」 |
先生 内視鏡で細胞の一部をパクリと切り取った。血がどろんと出た。 |
先生 |
「これちょっと思ったより大きいんで良く調べてから処置しましょ う。組織が腸にどのくらい食い込んでいるかどうかよく調べてからじゃないと悪くしてしまうかもしれないし。」 |
浜 |
「そうですか。いいですよ。今やっちゃえれば面倒でなくて良かったですけどね」 |
ということで、この後また「元気ですか?」とか言われて「大丈夫ですよ!」って
答えたら、ひとしきり待たされてから、今度はまたおケツからバリュームを入れて
体をぐるぐる回しながらX線撮影をした。
全身麻酔をしてたので、なんだ頭がぼ〜〜っとして一日終わってしまった。
腸のキノコとの戦いは続く… ちゃんちゃん♪
2月23日(水)大腸レントゲン写真 at 日進病院
写真は腰を左からレントゲンで撮影したもので、右側がおけつだ。肛門と書いてある部分がわかると思うが、すぼんでいる部分が「ケツの穴」なわけです。そこから上に太くくねった部分が直腸で左にくびれている折れ曲がった感じの中央部分に赤い丸で囲まれた部分の中心の黒っぽい影の部分が問題の腫瘍。直腸はS字結腸という部分の上に大腸〜小腸と続いてるわけだ。
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さて、問題の腫瘍は2cm程度の大きさで、触ると硬めだそうで、これは悪性の腫瘍なのだそうだ。
お医者さんはたいしたもので、おけつから直接指を入れてモノを触って見てしまうわけだ。そうすると「お、これはちょっとでかいぞ」とか「う〜む、ちょっと硬いなぁ。よくないぞこりゃぁ」ってな感じでわかるみたいです。もちろん先生は何も言わずに黙々と作業をします。抜いた指をクンクンしたりしないで、手を洗って無造作に手袋を取って、やおら具合の説明を語り始めます。
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