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3月5日(土)診察結果の説明を聞きに行く for 日進病院

晴ちゃんと一緒に診察結果を聞きに行く。
晴ちゃんいとって初めてがんの告知となる。

その日、病院は土曜日の午後で閑散とした待合室だった。約束の13時にはなったのだが、特別呼び出される様子もなくしばらく待ち合いの椅子で時を待っていた。
そして先生から呼ばれた。

家で浜ちゃんの説明を聞いていた晴ちゃんは、先生の話をじっくり聞いていた。
先生からがんの説明を聞くと、浜ちゃんの話から感じたのとは違って本当の話なんだ、とだんだんと腹に落ちてきたようだ。

先生からはセカンドオピニオンの話もでて、少しじっくり考えてくることにして病院を後にしました。

3月5日(土)愛知県がんセンターを視察

浜ちゃんは家から近いことや、これまでの診察経緯、比較的簡単な手術で済みそうだということなどから、そのまま入院・治療をさっさとしてしまおうと考えていた。
一方、晴ちゃんは遠くても専門の病院でしっかりと見てもらった方がいいと考えていた。
ひとつの決定要素として、病院を移るとなると、診察の経緯がうまく伝わるか、転院をしている間にがんがもっと進行してしまってかえって悪いことになるのではないか、という考えから、このまま継続する考えが強かった。

しかし、見に行くだけならすぐにでもできる、ということで、セカンドオピニオンをするかどうか別としてがんセンターは「見て」おこう、と考えがまとまった。

そして病院を出て、すぐにがんセンターに向かうことにした。


土曜日の夕方、がんセンターは閑散とした雰囲気だった。
外来は終わってしまったらしく、受付の人がいるだけで窓口は全部しまっている。
それでも診察室などのフロアを見て周り、アトリウムや売店、談話室など広々とした空間があることに気持ちが少しゆったりするのを感じた。

病棟のフロアを上がると患者さんが、点滴を吊り下げる器械を押しながら歩く姿を時々みかける。ナースステーションには人が見当たらない。
部外者なので病室まで見て回るわけにもいかず、ぐるりと廊下を歩いて、帰ることにした。

愛知県がんセンター

愛知県がんセンターは日本で一番のがん治療専門病院です。by日本経済新聞



浜ちゃんはこの時、がんセンターに転院することを決めた。
それは病棟に流れるなんだかほんわかとした空気を感じたからだ。
アトリウムの開放的な空間も気に入った。
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