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5月6日(金)退院!

自宅生活も大丈夫な見通しもでき、予定通り今日退院の日となった。
午前の回診の時間に間に合うよう8時半までに病室に戻り、最後の荷物整理をしようとしていると、程なく先生が来てくれた。退院にあたっての話。

  ・普通に生活すればよい。仕事ができるかどうかについて特に指示はなし
  ・消化の悪い物をたくさん食べないように ピーナッツ・こんにゃく
  ・アルコールは制限する理由はないが、下痢をしやすいので要注意

次の外来診察の予定を決めて面談終了。先生はこの後すぐに大きな手術があるのだそうだ。「忙しいですね」と言ったら「忙しい!」とひと言。がんばってください。

病室を片付けていよいよ退院。
同室のよこいさん、はしもとさんも、「次の手術で戻ってくるまでには退院してるから」とニコニコして送り出してくれた。本当にそうであって欲しい。がんばってね。

売店に寄ったら、すぎはらさんにも声をかけられた。
検査の結果、膵臓の手術をすることになったそうだ。元気そうな人なので一ヶ月あまりおとなしく病人をやってられるか疑問だ。
売店のレジのおばちゃんも、今日が退院だと話すと「よかったね」と言ってくれた。ドラゴンズのシャツを着て病院内をうろうろしていたので覚えていてくれたらしい。

ナースステーションにいる看護士さんたちに挨拶をした。
交代制なのでお世話になった全部の看護士さんの顔を見ることはできなかったけど、担当してもらったわたなべさんはエレベータに乗る最後まで見送ってくれた。
嬉しかった。

入院中は規則正しく・迷惑かけず・体力回復に努める、の模範囚としてやってたつもりだけど、検温など看護士さんが回ってくる時にいつもベッドにいなくて、結構困ったヤツだったらしい。
ほとんどの場合は、散歩や階段で「トレーニング」をしてたんだけどなぁ

入院した最初の日は、この人ちょっと怖いかな?と思ったりしたけど、看護士という仕事が大変で、他の患者さんに事件があって本当に忙しい中でもいつも変わらず面倒を見てくれた。若くしてしっかりした人だと思う。
7月にはもう一度入院することになるので、その時も面倒見てね。
本当にありがとう。

どんな言葉でお礼を言っていいやらわからないまま病棟をあとにした。

おかげで元気に退院することができました。
皆さん、大変な仕事だけど、身体を大切にがんばってください。
本当にありがとうございました。

入院費用の内訳は…?

入院前、入院費用がどうなるのかすごく心配だった。
ネットで調べても、病院の窓口で聞いても、健保に電話してもマトを得た答えは得られず、結局、「治療内容次第なのでわかりません」ばかり。
アフラックが入院費用の例を出したりしているが、どうもウソっぽいし。
詳しいことは別なページにまとめるつもりですが、今回の実際の入院費用は次のようになりました。

費目  自己負担額  保険適用
自己負担額
備考
入院準備費用
12,435円
12,435円  
入院費合計
1,227,360円
379,130円 入院中食事費含む
保険適用外治療・医薬品など 3,323円 3,323円 整腸剤1月分他
見舞い返し・謝礼 4,410円 4,410円 受取らないよう心掛けた
交通費(患者様・ご家族)計 11,160円 11,160円  
入院時の食事代 0円 0円  
民間療法・健康補助食品 20,000円 20,000円 サプリメント
生活費の補助費用 900円 900円  
その他 8,298円 8,298円 付き添い費用
合計 1,287,866円 439,656円  

保険会社が発表している数字は「おおげさ」な数字じゃないかと思えてなりません。
入院費合計の内訳を見ると、手術費用が50万円、入院費用が32万円、他は点滴などの投薬費用です。保険会社の発表では直腸がんの場合
、平均入院日数99日となっているので入院にかなりの費用がかかっていますが、浜ちゃんの場合の入院日数はたったの22日です。(そのうち実際に入院していたのは17日だった)
実際の支払額は保険が適用されるわけなので、上の表の「自己負担額」をそのまま払うわけではありません。浜ちゃんの場合3割負担なので「保険適用自己負担額」になります。
ケースによりばらつきがあるのは当然ですが、保険会社の出している数字は作為があると思わざるを得ません。