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6月1日(木)出社に向けて

復帰目途としていた5月末になった。
体調は回復してきているが、100%ではない。かと言っていつ100%になるか、そもそも100%になるのかどうかピンと来ない。
仕事に復帰できる自信があるのかと言えば、ある程度できるだろうが、まぁとにかくやってみないとわからないと言ったところだ。順に慣らしていくしかない。

そういうことで、復帰に向けて、上司と復帰に向けて話をすることにした。

復帰に向けて感じていること

人口肛門の部分がかゆい、イライラする
抗がん剤治療の影響がどの程度出るか
いままでのような調子で遅くまで仕事ができるか
トラブル対応など神経を使ったり、不規則な生活は避けるべき

発がんの理由が何にあるのかをはっきりさせることは現在の医学ではできないそうだが、遺伝や喫煙などの原因要素がいくつかあげられる要素の中で、自分の場合該当するものは「ストレス」くらいしかないと思う。
そのストレスの出どころはやっぱり仕事の内容にあるように思う。と言っても仕事そのものだけでなく、自分の取り組み方も関係しているのだろう。
会社を筆頭に仕事のストレスが原因だと認める人はないだろうが、自分ではそう考えている。

その意味で、仕事を中心とする生活習慣の改善が必要なんじゃないかと思う。



とは言え、仕事をやめてしまうというわけにも行かないので、復帰することを念頭に考えるのだが、二ヶ月あまりも仕事から離れていたので、ついていく自信がなくなっている。

久しぶりにワイシャツをに着替えて車で会社に向かう。
車を運転することはもう抵抗はないのだけど、不思議なもので会社に向かうとなると、退院後に痛かった腰がまた痛くなった。やっぱり病は気から、ということか。

会社のフロアに入ると気がついた同僚が少しだけ驚きの表情で迎えてくれた。
休んでいる間はいろんな面で迷惑をかけたであろう、本当に申し訳ないのと、感謝の気持ちがいっぱいになった。うまく表現できなかったけど。

上司に状況や心境を説明し、来週から調子を見ながら復帰することにした。
出社・退社時間は体調など見ながら慣らしてゆきたいというのも理解をしてくれ、非常にあたたかく迎えようとしてくれているのがよく伝わってきた。

リストラ風が吹く中ありがたいことだと思う。