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6月9日(木)診察 抗がん剤投与

今日から抗がん剤UFTの服用を始める。

前回の診察の時に体重(61Kg)と身長(168cm)を問われていた。これによって体表面積を計算し薬量を決めるということだ。本にはこういう計算式が出ていた。

体表面積m2 = (体重kg)0.425 × (身長cm)0.725 × 0.007184

家に帰って体重計に乗るとなんと57Kgだった。随分と痩せていたものだ。
体重が減っていると言うことは61Kgで計算すると、多めに薬を飲むことになってしまうので副作用が心配になり、先生にそのことを話した。
しかし、あまり問題ないとのこと。

61Kg 168cm の場合   1.692m2
57Kg 168cm の場合 1.644m2

計算結果としては2.8%程度の差しかないわけで、心配するようなことではなかった。
薬量としては一日500mg、つまりカプセル5個といことなので、2.8%を修正しようとしてもカプセル6分の1個くらいを減らす、という計算なり、要するに誤差範囲。

自分でもいまだにそうだが、抗がん剤というと何かすごい薬のような気がしてしまう。
副作用がどぉ〜んと出るわけではないみたいだ。今のところは…。
特に今回使用するUFTはソフトな方なのだろう。

抗がん剤 UFT

浜ちゃんの場合はUFTを1日あたり500mgを投与するので、朝2−昼2−夜1です。
土日はお休み。これを半年間続ける予定。
副作用が強く出たりした場合は、ストップしたり薬量を減らしたりするのは当然のことだそうです。
浜ちゃんの場合は治療のためというより、再発予防のためなので、副作用が強く出るようなら控えめにする、ということです。

薬で治療しようとする場合の抗がん剤は、苦しくてもがんばって飲む、のような採り方らしく、どうしても「歯を食いしばって」見たいなものがあるようで、そういうイメージが先行してしまってるようです。
インタネット上の相談ページには「抗がん剤を使うべきか使わないでおくべきか迷っていますが」という内容がものすごくたくさんあります。

6月10日(金)懸案の副作用は?

病院の近くの処方箋薬局でUFTを買うと、投最初の食事から早速飲み始めました。
いざ、飲むとなると、「うっ」と来るものがあるけど、実際に飲む瞬間は何でもなかった。

9日昼・夜、10日の朝・昼・夜と毎回飲むに連れ、少しづつ副作用らしきものを感じてきた。
飲んでから1〜2時間後に熱っぽい感じがして多少気持ち悪い。ちょっと気分が沈んだ感じもする。
とは言え、「病は気から」なので、UFTを飲んだので気持ちが悪くなったような気がしているだけかもしれない。

薬の蓄積によって出る症状もあるそうなので、当面は注意しながら様子を見ていくことになる。

仕事に復帰

6日(月)から会社に出るようにした。
最初の週なので10時〜15時の自主規制・短縮勤務モードで出ることにした。
まる二ヶ月のブランクがあるのでパソコンの設定変更やらメールの処理やらで本業にはまだ触れられそうにない。実際、本業に本格的に参加しても7月後半にまた入院してしまうことを考えるとあまり突っ込んでやるわけにもいかないし。

10時〜15時の短縮勤務にしていても、家にいるのとは違って、家に帰ってから疲れがどっと出る。こういうのもストレスというんだろう。

いつまでも怠け者モードをしていると、どんどん復帰から遠ざかってしまうので、来週は出社時間を繰り上げていって本調子にしようと思う。

…といいつつ、次の診察で次の入院に向けての検査(X線撮影)があるんだけど…。

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