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10月20日(木)CT検査結果
タイミングが悪かったのか診察待ちが1時間くらいかかった。
名港水族館のクエ でかい!
中待合で待っている間に、診察室から出るときに平井先生から「今日で卒業ですから」と声をかけられて出てきた方がいた。
術後5年までは定期的に検査をしてゆくので、その最後の結果が「問題なし」と出たということなのだろう。
先生の言葉はとても短く、ごく普通の言葉だったけど、その患者さん
(おばちゃんだった)
は何ともいえないうれしそうな表情で先生を振り返り診察室から出ていった。
ヨスジフエダイ
横に筋が4本あります
13日の検査待ちの時の同期入院(?)患者同士の会話も、他人事ながらうれしかった。
浜ちゃんが一緒に入院していた頃の「同期患者」の方はそれぞれ快癒して、バリバリ仕事をしている方、悠々自適されている方いろいろのようだ。元気な様子を耳にするのはやっぱりうれしい。
ひょっとして誰かいないかな、と思って見渡しても見当たらない。残念。
長く待って診察室に入って、平井先生の開口一番は「CTの検査結果も腫瘍マーカーの結果も異常なしです」だった。今回は検査結果の確認だけで投薬がないので、先生も「あれ?こんだけだね」って感じでちょっと拍子抜けな気配だった。
これからは抗がん剤の投薬と血液検査を月に1回ずつやって、異常が出なければ半年後にもう一度CTをやるということになる。
CTの写真で、特に手術した部分の映像も確認しながら説明して欲しい気持ちもあったが、切り出すタイミングを逃して言えず、残念。
まぁ、とにかく今回のCT検査の結果で再発・転移が出てないことが確認できたのですごく安心した。がんが再発・転移すると命に関わる問題に発展するだけに、まずは6ヶ月の区切り時点までは問題ないことがはっきりしたのはうれしいばかりだ。
モンガラカワハギ
特徴ありすぎ!
前の検査の時には尻具合が悪くて帰りが大変だった。この日の尻具合も、もうひとつ落ち着かずスッキリしなかったのだが、晴ちゃんが一緒に行ってくれて往復の運転をしてくれたりしたので余分なストレスがなくて助かった。
仕事を休むのは迷惑をかけるので、気になるのだろうが、それでも前のようなことがあることを思うと、確かに助かる。ハタから見れば自分で運転もできるのだし、具合が悪ければ休みながら行けばいいじゃないか、と言う人もあるだろう。
確かにそれはそうだ。
それでも一緒に暮らしていて難儀している時に支えてくれることは、物理的なこと以上のものがあるな、と思う今日このごろだ。大切にしなきゃ。
感謝、感謝。
好調な週末
23日(日)昼に大量ウンチが出てすっきりして、25日(火)の夕方から溜まってきた感じでムズムズしだした。このくらいは「不快感」の程度だ。
26日(水)には仕事中に弱めな肛門痛がではじめる。27日、28日は小指くらいのウンチがちろっと出てほんの少し良くなったり元に戻ったり。このくらいになると朝食後に肛門痛がじゅわ〜っと来るので、大爆発の予感があって会社にも出かけられない。
そうして28日(金)の夕食後に何度もトイレを往復しながら、とうとうどばぁ〜〜っと出た。
実にめでたい。
23日
24日
25日
26日
27日
28日
29日
0
1
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6
おかげで29,30日の週末は快適に過ごせ、30日には年末大掃除の前哨戦でフローリングのワックスがけをやった。部屋のものを全部出してやったので疲れたが、ここまでできることがわかった事もあって、気分爽快だ。
上の表だと5.5日周期で大ウンチが出るが、大ウンチのあと2.5日のまぁまぁの日があって、その次に肛門痛に悩まされる日が2.5〜3日くらい来ることになる。このリズムは週によって1〜2日くらい早く回る事もあるように思う。
ま、長い目でみて、肛門痛の度合いもわずかづつ緩やかになっていると思うし、気長に「日にち薬」でいくしかないか。
会社の健康診断で驚いた
27日には会社の健康診断を受けてきた。
一応、がんセンターで平井先生に健康診断を受けていいか確認したが問題ないということだった。
ところで、退院直後に肛門痛がひどくて、おなかに溜まったウンチを出すべく、カンチョーをしてみたり、下剤を処方してもらえないか相談をしてみたが、浣腸はうまくいかなかったし、下剤は先生は難色を示していた。
今思えば、その理由をもっとよく聞いておけばよかったのだが…。
さて、健康診断。こちらは会社指定の病院。
とんとん拍子に進んだり、忘れられてるんじゃないかと思うほど待たされたりして、やっと内科診察の声がかかった。最近の治療推移などを話さないといけないと思って用意をしていたのに、先生は注射などのアレルギーの確認をしただけで、「呼ばれますから待合で待っててください」とのことで、すぐに診察室から出されてしまった。
放射線の方で呼ばれると、看護師さんが胃の動きを弱める筋肉注射を打って、検査医が例のバリウムのボトルを開け始めた。
「むむっ?」
事前に検査内容をチェックしなかったのは迂闊だったが、バリウムを飲む胃検診をやるとは思っていなかったので驚いた。検査はいいが、バリウムを飲んで、そのバリウムがうまく肛門を通過してくれなかったら、固まってしまうじゃないか!
それを訴えると検査医は驚いたことに、「じゃぁ、下剤を増やしておきましょうか」と言う。
下剤が必要で処方することを主治医にお願いしたのに止めた、なのにこの検査では下剤を使うことに躊躇はおろか注意さえ払っていない。おまけに、「バリウム飲んで出さなかったらおなかでカチカチに固まっちゃいますよ」「もう注射をうったんだから注射が効いているうちに検査をしないといけないんだ」と言ったもんだ。
バリウムドリンクを飲んで検査続行しか考えていないようだ。
バカ言っちゃぁいけない。
下剤が意外な悪影響をしたり、効かなかったりしたら大問題だ。
それこそ、バリウムが腸で固まって緊急手術なんて話になったら、たかが検査のために本末転倒もいいとこじゃないか。
一週間前にがんセンターでこの病院よりずっと高性能なCT装置の検査で「問題なし」と出ているのに!会社の健康診断ごときで緊急手術を賭けた検査をするかっ!
検査医の状況をちゃんと把握しない対応にちょっと苛立ちつつ、しかしここは我が身のことなので、下剤が問題ないことを重々確認をしてからバリウムに進むか、検査を中断するかの選択を迫ったところで、やっと別の内科医(らしき)先生が来て、話を聞いてくれ、「それじゃぁ止めておきましょう」ということになった。当然だ。
筋肉注射で少し頭がふらふらするのを感じつつレントゲン室を出た。
この先のことを尋ねると、終わったので受付に寄って帰って良いという。
えぇ? 内科診察は途中じゃなかったのか?
腑に落ちないので受付で確認するように言うと、すぐに最初の内科診察室に呼ばれた。先生いわく。「診察がまだでしたね…」
あきれました。
そこでやっと手術の経緯・経過を説明し、体調の状況を説明した末に、診察所見は「直腸癌手術4/20,7/27。 所見なし」と書き込んで終了。
医者としての所見を書くわけなので間違ってはいないのだろうが、内科的に特別注意して診るとか問診するとかしてもよさそうだが、浜ちゃんが言う通りのことをそのまま書いただけで、あっけに取られてしまった。
こんな体験を通しても、がんセンターは本当にしっかりした病院で良かったと思った。
11月8日(火)診察
一ヶ月ぶりの診察でがんセンターに行った。
前に病院に行った時は帰り道で大爆発でショックだったが、昨日から溜まっている感じはしていて、これから2,3日がヤマ場かなぁと思っていたら、家を出てすぐのところでちょっとした気配がしだした。なんだよ、家を出る時にちょっと出しておいたのに!
ラキソベロン液
10滴コップ半分の水で飲む
今回は血液検査と診察だけ。
火曜日は空いているのが一般的らしく、血液検査に行ったら受付て待ちなしで採血してくれた。検査速報が出るまで1時間くらいを待つのだけど、尻具合がぐつぐつして、ほとんどの待ち時間をトイレで過ごす事になった。順番待ちをしていると思うと長く感じるが、トイレで悶絶していたら、すぐに時間になってしまった。
経過は肛門痛を除いて順調。抗がん剤の副作用もここまでは目立ったものもなく、12月までこのまま推移してくれそうだ。
血液検査の結果も多少基準値外のものもあるが、
今回、「排便誘発剤」みたいな薬を処方してくれませんか、とお願いしたら、「浣腸だね」とあっさり。「排便誘発剤」なんて言葉が通じるのかなぁと思っていて、ややこしい話になるのを想像していたので、あまりにあっさりした先生の話を耳にして、一瞬なんのことか理解できず、きょとんとしてしまった。
排便事情を説明して、「ラキソベロン液」を処方してもらった。
溜まってきて苦しい、一気に大量に出て苦しい、というのが緩和されれば非常に嬉しい。期大。
家に帰りついてからトイレ往復が始まって、痛かったが一通り出た。めでたい。
お昼ごはんを食べると来るかな、と思っていたので、外食しないようにして帰って正解だった。昨日は昨日でトラブル対応でお客さん先に行かざるを得なかったので、仕方なく何も食べないようにしていたが、今思えばよかったと思う。まぁ、食べなかったせいか、体力がないせいか、家に帰り着いたらぐったりだったけど。
10月13日
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