というわけで、2001年3月13日(火)14日(水)の1泊2日という
強行スケジュールで、長崎へ、3学年の先生方で学年解散旅行に行ってまいりました。
3年間担任ご苦労様ということで、総勢8名羽目を外してきました(笑)
相変わらずの教員旅行ですから、行き当たりばったりでハプニング続出
笑わせてもらいました。今回はデジカメをばっちり持参して撮りまくり。
本人たちの了承もなくUP!本当の先生たちの姿はこんなもんだという
衝撃の映像の数々(笑)許せ!生徒よ。先生だって人間だ。
そんな様子をリポート。
その後、少し時間があったので、上有田の駅周辺を散策。しかし何もない。
で、やっと来たバスで降り立った終点の目の前にお店がどどーんとあった。すんごいビルで8階建てぐらいありそう。
食後、J先生は一人で回ると言いとっとと去る(笑)仕方なくT先生と不倫カップルは(笑)まず大浦天主堂へ
その後再びバスに乗って、原爆資料館へ。実は今回の長崎旅行で、一番私が見たかったのはこれなんです。今まで
そしてやっとこさ帰京。羽田に着いたのは9時半。かなり強行スケジュールでみなさんお疲れ気味。
ちなみに幹事は、なんと新人Y先生と学年主任のS先生。S先生の強引な
プッシュにより、どうやら長崎に行くらしいということはわかっていたが
集合時間、どこを回るかなど、一切不明で、とっても不安だったのだ。
しかし前日になりいきなり手作りしおりが渡され(日記参照)全貌が
判明した。ハウステンボス、ろくろ体験、市街自由散策がメインらしい。
そうと決まれば速攻チェック。一度長崎は行ったことがあるが、見ていない
ところも多く、食べていないものも多かったので、インターネットフル活用。
人からお薦めなどを聞いてチェック完了。いざ、出発となったのだ。
まずは主任おすすめの「ごどうふ」という料理を食べた。豆腐尽くしなのだが
葛が入ってるらしく、もちもちしてお餅みたい。豆腐胡麻和え、豆腐天ぷら、
豆腐あんみつ...と、少々お豆腐が苦手な私でしたが、美味しく食べられました。
でもこれだけ豆腐尽くしだと少々きついです(笑)豆腐は少しだけが良い。
かったんですよ、これ。師匠に教えてもらいそれぞれ皿や鉢、湯飲みなどを作る。
日頃まめなI先生が意外と不器用だということが判明。何度も変形さす(笑)
しかしこのろくろ、意外と力の加減が難しい。力を入れすぎるとすぐぐにゃぐにゃに
なるし、そっとやりすぎても形にならない。そーっとやっていると手の水が乾いて
回転の摩擦でうまく形作れない。なるほどこれはまさに職人芸!
力の入れ具合によりカップ→湯飲み→茶碗→鉢→皿とバージョンアップしていくの
ですが、何人かの先生は、茶碗を作る予定がなぜか変な壺に(笑)Y先生はなぜか
梅干し壺になってしまった。さて私も多分不器用だからぐちゃぐちゃになるだろうと
覚悟していたのですが、これが意外や意外、けっこううまくできました。というより
教えてくれた師匠が手助けしてくれたからですが(^^;)コーヒーカップがうまく
できそうです。「取っ手を付けておきますか?」と聞かれたので、当然それがないと
湯飲みになってしまうので(笑)お願いしておきました。すると「別途500円かかります。」との
こと。あんなちっちゃな粘土をくっつけるだけで500円...いい商売だ(笑)
その後器の下に、自分の好きなマークを入れられるということで、みんなおのおの好きな
イラストやマークを書いて終了。正味30分ぐらいでしたでしょうか。これを焼き上げて
完成したものが1ヶ月後に送られてくるとのこと。楽しみー。
でも何もないのがとっても良い感じ。まるでドラマに出てきそうなひなびた
無人駅ではしゃぐ私(笑)勝手に入っても良かったんでしょうか。広末涼子や
高倉健、中山美穂などが似合いそうな駅でした。あっ!田中邦衛なんかも合う(笑)
心で励まし、とりあえず隣接するホテルへ。やはりこういう旅行は仕事抜きが一番。そこで一服して
から、夕方より入園。私は2、3度目だが、初めての人も多く、そのきれいなチューリップ畑や
みなさん町並みに感激していた様子。特に唯一の女性のT先生はテンション上がりまくりでした(笑)
はっきりいって連れ回され、案内させられ、写真撮らせまくりでした(笑)私はあんたの下僕か。
そしてとりあえずS先生の悲願だった(笑)高〜い塔の展望台まで昇り、周囲の風景を満喫。私は
高所恐怖症なので、ちらっと見ただけ(笑)そしていよいよ本日のフィナーレ、ハウステンボスで
ディナークルーズ!客船に乗りしばしリッチな気分。うーむ、最高の贅沢でした。しかしひとつだけ
困ったことが...その船内で食事しているテーブル客たちへ、外人のアコーディオン奏者が
演奏しに来るのですが、うっかりいつものくせで「ナイス、アコーディオン!」とか言って、
アコーディオン奏者に茶々を入れたらもう大変、その人が得意になっちゃって、うちらの
テーブルで延々弾き始めてもう止まらない。多分5分以上引き続けて去ろうともしない。こちらも
仕方なくずーっと聞くしかない。今まで食事をしながら会話が弾んでいたのに、そのアコーディオン奏者が
テーブルにへばりついて黙って聞くしかない状態。早く行ってくれとも言えず、みんな困惑気味。
J先生なんか耳元で奏でられ食事も出来ず。私が悪うございました。勘弁してください。お願いだから
他のテーブルへ行って下さい状態。これは暗にチップでもせがんでいるのかと思うぐらい目の前で
弾きまくり。途中からずーっと私を見ていましたが、目を合わせられず(^^;)
やっと解放された頃にはディナークルーズ終了(笑)みなさんすいませんでした。
その後船のショーやレーザー光線などのイベントを見た後、寄宿。長い一日が終わり爆睡してしまいました。
みなさんはカラオケなどに興じていたようですが、私は疲れのためダウンしてしまいました。
もう一度軽く散策し、その後お買い物。あらかじめチェックを入れていた目当てのチーズとチョコなどを
お買い上げ〜!そしてすぐ出て、今度は高速バスで一路長崎市街へ
ここで荷物を預け自由行動となりました。私はもう1、2度来ているので、めぼしいところは見ていたので
自由に散策しようかと思っていたのですが、長崎初めてのT先生が「付いていく!案内して!」と
小判鮫のようにまとわりつくので(笑)いちおうO−TEACHERの長崎制覇コースに連れて行きました。
まず長崎市街へ着いたのがお昼だったので、とりあえず名物を食べようと思い、定番中の定番を物色済みでした。
それは「四海楼」という名店の皿うどん!今は有名になりすぎてどうかは知らないけれど、その昔は
ちゃんぽん、皿うどん発祥の名店として有名だったところ。とりあえず前回はチャンポンを食べたので
今回は皿うどん太麺タイプを食べようと決めていたのでした。そこであえて市電に乗らず、市内巡回バス
乗り放題300円で、南山手方面の四海楼へ向かう。長崎初心者のT先生とJ先生も付いてくる。
しかしこの二人、風邪と花粉症でけっこう辛そうでした。この病気二人組を連れて、まるで介護人状態(笑)
とりあえず最上階のレストランへ。見晴らしも良くグッド。楽しみにしていた皿うどんも美味しく満足。
行く。相変わらず教会というのは雰囲気があるものと改めて実感。次にそのすぐ脇にあるグラバー邸へ
行こうとするが、「えーっ!入るのに600円もするの!?人の家の庭だけなのに?じゃイイや、入らなくて。」と
いう一言の下に、入り口まで行くも戻る(^^;)それよりも彼女はビードロ細工のお店に魅せられて、そちらの方に
ご執心。そしてまたまたバスに乗り出島へ。またここでJ先生と合流。ここは私も初めて。でも出島って
あまりに小さいエリアだったということにちょっとびっくり。ここが当時唯一の世界への扉だったのかと感慨に耽る。
こういう大事なものを見る機会がなくて、いつも教科書とかに載っている「夏の花」とか、その他の戦争を扱った
作品をやるときに、自分の中にある、薄っぺらな実感の伴わない平和主義に苛立ちを覚えていたので。今回
自分にどういう感慨を及ぼすか非常に興味があったので、是非見てみたいと熱望していたのです。そしていざ中へ。
・・・・・結論から言うと、けっこうインパクトがあった。自分が想像していた以上にショックを受けた。
戦争の悲惨さなんて簡単に言えないぐらいに。やはりこういうものにきちん触れて、こういう真実の現実に接して
初めて語れることってあるのだなぁと感じました。今更ここで戦争とかそういうことについてどうのこうの言う
つもりはないけれど、やはり一度は見ておくものだと思った。来て良かったです。重かったけど「生きる」という
ことを考えさせてくれました。その後、爆心中心地の碑を見る。ここまででいい加減歩き回り尽くしてヘロヘロ
だったので、集合地の長崎駅前戻り、ちょっとお茶して自由行動終了。
中を見るとナイトスポットのご紹介。夜の蝶たちが写真付きでお店のPR。なぜかT先生と品定め(笑)
ふと横を見るとY先生がにたにたしながら同じものを見ていました。すかさず激写!すまんY先生(笑)
でもとっても楽しかったです。明日から仕事でなければ...。こんな感じの旅行でした。まだまだ
書きたいことはありますが、みなさんいちおう社会的地位がありますので(笑)保身のため口外秘
とりあえずリフレッシュしてまいりました。これで明日から仕事に頑張るぞー...とは行きませんけどね。