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 7月25日(月)BANYANが来るって！
明日は入院の日というのにBANYANが南の方からやって来るという。
真っ直ぐ北を目指しているそうだ。
時速３０Km/hというから自転車でやってくるんじゃぁないだろうな。まぁ自転車で３０Km/hを出すということは結構本気で走らないといけないわけだが。
しかし、だいたいヤツらはいつもそのくらいのスピードなくせにかなり強力なパワーを持っていて随分迷惑をかけていくものだ。困ったもんだ。
しかし、まぁ、ちょっと急というか、いきなりというか、少しはこちらの都合も考えて行動して欲しいものだ。一体なんで入院〜手術というクリティカルな時に来るわけ？
今回ばかりは心底お断りしたいものだが、ヤツはそういうこちらの都合を聞いたためしがない。
ヤツがこっちに来て暴れたりするとそれだけで迷惑なんだけど、それこそこっちが手術という大作業中にも居座って、そのせいで停電とか起きたらどうなっちゃうわけ？
手術室から電気が消えるというのは随分恐ろしいことじゃないか？
電気メスは切れない、あのギンギンの照明も灯かない、手術中は全身麻酔をしているので人工呼吸器で呼吸をしていると説明されたと思うが、人工呼吸器だけは止まっちゃダメだ。きっと立派な病院なんだから停電があったって自家発電気でバッチリやってくれるので大丈夫………じゃないかな。 …と思うけど。
思う、というよりお祈りしているのかな？
明日、術前説明の頃はきっとすんごい雨が降ってるだろうから、先生に「雨で停電しそうだったら手術は延期しますか？」ってちゃんと聞こう。
麻酔の準備をして、覚めたら、「あぁ、停電しそうだったから中止したよ」なんて言われたらどうしよう。
BANYANは台風７号のアジア名だ。
26日15時頃近畿・東海地方に上陸の見込み。その頃はちょうど術前説明のあるころだろう。予報上では手術をしている27日午後は東北地方を北上しているので、病院は台風一過の快晴かなぁ。
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午前はBANYANの気配が残る曇り空でだんだんと天気が落ち着いてゆく。
午後、手術着に着替える頃には病室から青空が見える… あぁいい手術だった。
…というのが美しいシナリオだ。
バッチりやってね。晴れ女晴ちゃんがいるので心配なしだ！
せまり来るBANYAN。 祈、台風一過 |
気象レーダは随分な大きさの台風が写っている。
ちょうど愛知県の真南。
ここ数年の台風は日本を縦断するように移動するので、ダメージが大きい。
病院と台風、普通考えないような関係が今回ばかりは考えないわけにはいかない。
県立病院なのだから停電くらいでパニックになるようなことはないだろうが、手術スケジュールは日々バッチリ組まれているだろうから、台風で予定変更です〜♪みたいなことはできないんじゃないかな。ま、それでも患者の命も意思も大事だから言うべきこと、聞くべきことはちゃんとしよう。
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