病欠になって傷病手当金を受給することに
二回の入院とその後の療養期間で有給・医療看護休暇を使い切ってしまった。
入社以来、まさか自分が有給を使い切る年度があるなんて考えた事もなかったが、こうしてみると結構あっという間のことだ。
使える休暇がなくなったのを知って愕然とした気分のところへ、「病欠」「休職」という休み方があって、「病欠」をする場合は健康保険から給料の代わりになるものとして「傷病手当金」というのが受給できるのだそうだ。浜ちゃんの場合は85%支給が受けられる。
休暇制度についてちゃんと調べた事などないので、驚いてしまった。
まぁ、経済的な面で言えば、ほとんどの時間を家で過ごし、薬以外は日常の食生活くらいしか支出がないわけなので、十分安心だ。(しかし、家のローンがあって、育ち盛りの子供が子供がふたりもいる、というような境遇の人だったら、この給付制度は余程ありがたく感じるんだろうなぁ)
快方に向かってるのか?
それにしても快方に向かっているのか? と聞きたくなるような調子だ。
確かに退院当日の頃のような、本当に目の前が暗くなったり明るくなったりするような苦痛は減ってきて、数日毎に肛門痛が起きる程度にはなった。
しかし、ひとたびその状態になった苦しさは変わらない。
それでも、丸一日苦しかったのが半日程度になってきたことや、ある程度先にどうなるのかがわかってきた事で苦痛という意味では緩和したと思う。
ではいつから復職するか?
「今日は調子悪いので休み」のような不定休でもまずいだろうし、4日のうち1日ダメという理由で家で遊んでる(?)のもどうかと思うし。
家の前の道路脇にチューリップを植えます! |
病欠だって無制限ではないし、「傷病手当金」の受給には先生の所見も必要だ。
先生は退院後8月いっぱいもかからずに、普通な生活ができるだろうと言っていたが、既に9月も半ば、浜ちゃん自身は普通な生活は無理だと思う。
ゴハンを「見る」とお尻がぎゅ〜んと痛くなって、トイレに駆け込んでるし、パソコン操作をしている間に、「痛い〜」と思ったら「実」が出てました、ということもあるのだ。
「傷病手当金」の申請書にある所見欄を先生は今月も記入してくれるのかなぁ。
まぁ、とにかく、多少痛くても仕事に差し支えない程度にはならないとダメだろうし、これまでの経緯からして、「日にち薬」で良くはなっていると思うので、もう少し我慢しよう。
ウンチで目が覚める
2〜4日くらいの間に、溜まったウンチがどばぁ〜っと出ることがある。
出るまでの過程は苦しい。最近はぐっすり眠っている夜中に「お!出そう!」と感じて飛び起きてトイレに駆け込むこともあるようになった。
そういうことが夜中に3,4回あると翌朝の気分は悪い。
眠りが中断することも不快の理由だが、駆け込んでも9割がたは空振りなので、翌朝はお尻ムズムズで始まるからだ。
どばぁ〜っと出た後から1.5日くらいは快適そのもの。
便意もなければガスも出ない。もちろんお尻が痛くなることもない。
それからだんだんお腹に食べたものが溜まりだして、ムズムズしたり、痛かったりの日が数日続き、次のどばぁ〜の直前が一番苦しい。
今のところこんな日々の繰り返しだ。
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トイレ記録のメモ
ほとんどがスカか、出てもほんのちょっとだけ。
最初の頃は余裕ゼロでメモさえ殺気立ってますな。 |
9月15日(木)がんセンター診察
いてっ!病院に行くと大抵採血します |
抗がん剤UFTは今のところ目立った副作用も出ていない。
前回の診察時に採血した、腫瘍マーカ検査の結果が出た。
5/17 CEA:1.8 CA19-9:13.2
9/01 CEA:1.7 CA19-9:13.8 ←今回
(※5/17は日付が正確でない)
どちらの数値も小さな値でマーカは反応していない、つまり正常という結果だ。
腫瘍マーカは信頼性の高い検査ではないとのことだが、反応が出ていないということは患者としては大いに安心材料だ。
今の問題は肛門痛で、ゆっくりながら快方には向かっている、という浜ちゃんの言葉に先生も安心したのか、引き続き薬(ネリプロクト)を出しておきましょうということになった。
肛門痛の改善のためと、ここ数週間ウンチに血が付いているので、肛門科に行くとか専門の先生にも診てもらった方がいいのか、と相談をしてみたが、先生はあっさりと「意味はないでしょう」言った。とにかく日にち薬です、と。
4/20に最初の手術をして、来月10月ですでに半年!
早いもので、半年目を期に、CTスキャンをしてがんの再発が起きていないかチェックする時期になるそうだ。10月にはがんセンターの装置も新しいものに入れ替えがされるのだそうで、次回10/13は新しい装置で検査をしてもらえる。
ますますきれいな映像が撮れるのだろうか。なんだかちょっと楽しみだ。
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