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9月13日(木)鼠径(そけい)脱腸の診察

紹介状
お腹のきぃずぅ〜は、おとと〜し〜の〜
だんだん成長を続ける鼠径脱腸。
最初はなんとも言えないどろんとした痛みがあったりしたが、そこそこ慣れてきて切迫感はすっかりなくなってしまった。
悪くなることはあってもよくなることはない。
やらなきゃならないが、だらだらと放置気味になっている。
平井先生にお願いして紹介状を書いてもらったのを理由に、まずは近くの病院の診察を受けてきた。

「間違いなく鼠径脱腸」という診断。
後から知ったのだけど、鼠径脱腸というのはものすごくありふれた手術なのだそうだ。

お腹の筋肉が弱くなっているところから、腸がはみ出てくるもので、メッシュシートというのを埋め込んで出てこなくするという手術。
せっかく診察したのだから、他の手術の方法などもっと説明して欲しかったかな。

でもまぁ、ネットで調べても、現実的には今のベストはメッシュシートみたい。
左右どちらか片方で、腹に力がかからない仕事だとか、術後の管理がある程度できるような場合は日帰りをする人もあるのだそうだ。

浜ちゃんの場合、もともとウンコで腹に力を入れてて腸が出てきたものだから、手術前は下剤で掃除をしておいて、手術後数日はウンコしなくてよいようにしておくとか、手術後はしばらく点滴生活にしてウンコしないようにするとか、とにかく腹に力を入れなくてもいいようにしないと心配だなぁ。

左右両方を同時に手術することもあって一週間くらいかかりそうだ。
せっかくなので、また、リハビリ旅行でも考えるか…?

10月8日(月・祝)チューリップを植えました

今年で3回目になります。
最初に買ったチューリップも今年は孫の世代を植えることになります。
たっくさんあって、植えるのがたぁ〜いへん。
駅前ロータリー
チューリップは同じ土地に植えると連作障害というのがあるので、新たな植え場所を駅前ロータリーにしました。今度の場所は人に踏まれなさそうでよいかも?

テレビの「世界バリバリ★バリュー」でビバリーヒルズで家の売り買いを繰り返して豪邸に住んでいるという人がいるというのをやっていた。
ボロの家を探して買い、その家を自分でリニューアルして、売る。
売ったお金で、できるだけボロの家を探してリニューアルして、売る。
自分の住んでいる家を売るのだから困らないし、ボロを買うのだから大金も必要ない。

浜ちゃんは大工仕事なんか得意だし、作業効率は別として、そこらの工務店がするようなことだったら大抵できると思う。
ボロを見極めて買う能力と、デザインのいい家を設計する能力があれば、これ、できると思うんだけどなぁ。
別に豪邸でなくてもいいから、こうしてヤドカリみたいに家を作っては家を替える、ってライフスタイルできないかなぁ。

10月18日(木)術後2.5年検査〜血液検査とCT

会社の同僚には精巣がんの治療をしたタマ君が2人もいる。ひとりは先輩・ひとりは後輩。
半年ぶりの検査通院の前夜、後輩タマ君をたまたま居合わせて、がん友トークになった。

浜ちゃんはがんセンターを嫌な場所だという意識はないのだけど、通院間隔が長くなるにつれて、診察待ちをしている時間に、何か不安でもないイライラでもない、でも何か落ち着かない気分がするようになっているのに気づいていた。

PET-CT検査診療所
PET-CT検査診療所建設中
タマ君の病院はCT検査をした結果が、同日に聞くことができる点はいいのだけど、検査と診察の間、長い時間待たないといけなくって、その間がいやだと話していた。

診察待ちをする時間がずっと長くなるのは、嫌だし、何か体に悪い気がする。

         −− ・ −−

半年ぶりのがんセンターには空き地に建物ができていて、ここにPET-CTの検査センターみたいなものを作るらしい。
浜ちゃんには再発しない限り、お世話になる事はないのだろうから関係ないのだけど、皆が良質の診療を受けられるようになる事は、本当にいいよね。

花壇の花も秋の陽射しできれいに咲いていました。

受付の様子
奥が受付、手前は清算 清算はにこやか?
受付のフロアはたくさんの人でごった返していた。

お年寄りが多い中に、時々20代かと思うような人もいたりします。
今日は女の子の方が患者で、それについてきている彼のペアがいました。
不安な気持ちを抱えているのだろうけど、早期発見なら大丈夫だから、落ち着いて!

今日は血液検査とCT・レントゲン撮影
以前にもやったことのある検査なのでいつものプロセスを進めるだけ。
CTで使う造影剤は、注入するとほどなく、酒を飲んだように「くわぁっ」とする感じがするのだけど、少し遅れてきたようだった。

検査一通りが終わっても、少し気分が悪くて、談話室で新聞を眺めて帰宅。

10月25日(木)術後2.5年検査〜診察

検査結果を聞きに行く診察の日は曇り空でグレイな気分だった。

診察の予約時間とプロ野球日本シリーズのチケット発売日の時間とが重なってしまって、なんだかイライラする。
診察待合室で、携帯電話でチケット予約の電話をかけてもつながらず、診察待ちするイライラと重なって最高潮で、ちょっと吐き気を感た。


最初に、先生はカルテを見て、最初に鼠径脱腸の手術のことを聞いた。
仕事の予定を睨みながらのままで手術予定をつけていない。
先生はあまり気にしている様子はなかった。
でも、まぁ、脱腸が日々出たり入ったりをしょっちゅうしているし、座ると痛みを感じることがあるのも事実。年内には処置したいのだけど、仕事とどうバランスするかが問題だ。

その後、腹部の触診と吻合部の触診。
これも久しぶりでちょっと痛いような気持ち悪いようなだった。


病院のポスター
タバコをやめるだけで旅行!

診察結果は「再発の兆候無し」
ひらい先生の表情は明るくて、ニコニコしていたと晴ちゃんが後で教えてくれた。
浜ちゃんはひらい先生の表情を見る余裕がなかったみたいだ。
でも、ひらい先生がニコニコしていたというのを聞いてなんとなくその様子を思い出して、嬉しかった。
とにかく、「再発の兆候無し」はいいね!

CTの写真が机にあったようだけど、結局先生は取り出して見る事はしなかった。写真を診る先生は別な先生なのかな?

次は半年後の4月。
今度は内視鏡検査もあるので、前日のご飯からコントロールがあるので、毎週通院するような状態になる。
でも、内視鏡はCTとかの間接撮影と違って、直接カメラで見るわけなのでよりしっかりと検査ができるのだから、是非きちんとやりたいと思う。


再発は見られず、ほっとひと安心だけど、病院に来て改めて考え直すと、だんだんと以前の生活習慣に戻りつつある。
体力が落ちているせいで、仕事上の稼働時間は減っているのだけど、ストレスを感じる程度は以前の70〜80%くらいまで戻っているかなぁ。
ストレスなしというのは、それはそれでよくないけど、適度にコントロールしないと。

11月1日(木)ドラゴンズ日本一!

ドラゴンズ日本一
たくさんの紙テープと選手
浜ちゃん家の結婚記念日の11月1日に中日ドラゴンズの日本シリーズ制覇が達成されました。53年ぶりだそうです。

浜ちゃんは入院した2005年からナドヤドームに観戦に行くようになり熱心なドラファンになりました。
仕事に明け暮れるだけじゃなくて、楽しもうと思ったからです。
以来、年間10試合を目標(?)にして観戦しています。
そして、今年はとうとう悲願の日本一になりました。

試合後のナゴヤドームは鳴り止まない応援歌の中、ファンどうしのハイタッチが延々とドームの回りでで続いて、歓喜の渦がずぅ〜っと続くといいなぁ、幸せだなぁと思った。

来年もがんばれドラゴンズ!

11月4日(日)う〜ん、負けるな!

がん仲間さんから、残念なメッセージがきちゃった。
再発の再発が見つかったそうです。
最初はステージ1だったから、手術して切ってしまえば「そんなの関係ねぇ」と思っていたのに、ショックだよなぁ。
見つからなかったよりも見つかった方がいい、そう考えて前向きに取り組んで欲しいな。

「がんの特効薬」は20年も前は「実現できないもの」みたいな言葉だったけど、ポピュラーながんなら、生きていれば現実味がないわけでもないし。

それはそれとして、しょんぼりしてても何もいいことはないのだから、前向きに取り組んで欲しいなぁ。浜ちゃんも応援してます!


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