1月16日 きのこ日記トップ 9月13日
大腸がんについて 消化器 お散歩記録 うまい病院メシ1 人工肛門 うまい病院メシ2 リンク

4月8日(日)コニままさん

チューリップ
チューリップが満開です
直腸がんから肝臓転移が見つかったコニままさんからメールが届いた。
大腸と違って手術後におなかの具合を心配しなくていいそうですが、大きな手術をしただけに大変そうです。
ゆっくり休んで元気になって欲しいものです。
病理検査の結果が良いように出るよう祈りましょう。

…でも、コニままさんはこれでスッキリだからいい結果しか想像できなくって、「本気で祈る」って感じがしません。元気そうに散歩してる様子が目に浮かんじゃうんで。 このページをアップした5/20に普通に散歩してるというメールがコニままさんからありました!

WalkingTour

がんは死に近い病気であることには違いがなく、もちろん甲斐なく亡くなられる方も少なくはないわけで、悲しい知らせを聞くこともあります。
浜ちゃんもいくつかの本を読んだりして考えたこともあります。

本WalkingTour
心暖まります
そんな中で、何度見ても心温まるストーリだと思うのがWalkingTourです。
このキャラクターたちがとても表情豊かに描かれていてほんわかした気分になります。

日本では誰かが死んでしまうと、「亡くなる」と言いますが、「無くなる」とは違う意味です。「亡くなる」も「無くなる」もいやだなぁと思います。



キャラクターたち
WalkingTourのキャラクターたち

WalkingTourは一緒に歩ていた人がいなくなったんじゃなくて、そこに立ち止まって、ずっと手を振って応援をしていてくれる、だから歩き続ければいい、そして疲れたら立ち止まってもいいと言っているように思います。


最近の調子と言ったら

半年前より今の方が良くなっていることは確か。
な.ん.だ.け.ど. 気になることは気になるねぇ。以前のことを思えばどってことないんだけど。
腰の背中側が痛むのは「どよぉ〜〜ん」と「ときどき起きる」くらいになった。
トイレの方は、2〜3日貯めて(≒便秘状態)どぉ〜んと出る(≒下痢状態)のリズムが慣らされたような感じで1日周期で便秘と下痢を繰り返す。
こっちの方は生活上では不都合になった感じ。トイレに入ることが多くなるし、がんばる回数も増える。
そして鼠径脱腸の方は着実に進行してる感じで、大きく・硬くなってて、時々これもどよぉ〜んと痛む事がある。

4月20日(金)術後2年の検査

がんセンターで二年目のCTとレントゲン撮影、血液検査をしてきました。
午後の検査だったので、午前中に排便すべく寝る前に下剤を飲んでおいたのになかなか効いて来なくて、体調さえないまま病院に行くことになって、きつかった。
検査が終わったら腹は減っちゃうわ、どっと疲れは出るわ。


でもせっかくのおでかけなので、ナゴヤセントラルガーデンも見てきました。
ん〜 きれいなところだったけど、疲れてしまってて感想なし。
元気になったら、また行こうか。

週が明けて、火曜・木曜と飛び石で東京出張。
仕事の効率の意味でも同じ日にするとか、連続にするとかできればいいのに、こともあろうに飛び石出張とは困ったもので。
しかし、相手のあることなので止むなし…

疲れも溜まるが、おなかのうんこも溜まる。
溜まったうんこは帰りの新幹線で爆発して、例によって指定席を取っているのに、トイレを行ったり来たりで、まぁほんと疲れますわ。
おまけに、新幹線の通路隣の関西のおばちゃん。よ〜しゃべるわ。
品川からず〜っとしゃべり続けだった。よくもネタが尽きないものだ。
疲れたサラリーマンをもっと労われよ、こらぁ!

知り合いの患者の人で腸とは違う部分のがんで転移と手術・抗癌剤で闘っている人もいる。でも、転移があると言っても「切れば済む」というものであれば、退院後の日常生活は健常者と何も変わらないのだそうだ。もちろん転移を代表とする病状の進行は精神的な強い負担であることには違いないのだけど。
それに引き換え、浜ちゃんの場合は再発や転移が見られない現状はかなり楽観的な状況と言えるのだが、腸を切ったことによる影響でか日常生活には負担がある。
どっちがいい、という話ではないけども、それぞれ抱えるものが違うなぁと思うのでした。
おばちゃん。どうでもいいような話でボクを疲れさせないでね。

そんなこんなで、やっと、ついに、ゴールデンウィーク入り!
連休前に東京出張2発とか、帰りが遅い上に、朝方早く目が覚めてしまって、お疲れ状態が続いていた。おまけにこのところの尻具合というか腹具合というか、なんともストレス状態で、ゴールデンウィークというゴールに向かってフラフラで泳ぎ続けてきた、って気分。
まぁ、とにかくゴールを切って一休み。
ゴールデンウィークはとにかく1日ゆっくりをベースにして過ごした…

9日間の連休はゆったりと過ごす事ができた。
会社の保養所のキャンセルを狙って、取れれば行ってみようと思ったくらいで結局は家の周囲に少しでかけたくらい。
体力が落ちたせいか、遠くに出かけようという積極的な予定を立てる気にならない自分に気がついたりした。家にいること自体は結構快適だと思ってたりするんで。

ところが、連休明け5/8〜9は出張の上、深夜作業があって、疲れているのにあまり寝られず、食事も(夕食)天ぷらソバ⇒(朝食)パン+ゆでタマゴ⇒(昼食)抜き⇒(夕食)やさいラーメンとあまりいい内容じゃなくって、またまたハードな日々。
帰って来れたから良かったけど、帰りの新幹線は尻具合も悪くて腰も痛むしで、やっとのことだった。

5月10日(木)術後2年が無事経過!

検査の結果を聞きに行った。
出張疲れが抜けず、体調は絶不調だったが、検査の経過は良好。
昼前の診察だったが、院内をふらふらしていて、帰り道でお昼を食べたのが二時前になっていた。何してたんだろう…?

いつも病院に行く時は晴ちゃんと一緒に行くことにしている。
退院直後は必要もあったのだけども、今は要不要じゃなくて、病院に行く日は「ゆっくりする日」と決めているから。しかし、今日は晴ちゃんの予定がつかず、初めて一人で病院に行った。

次回の検査は半年後になるので、今回の診察でひらい先生に確認したり相談しておきたいことがあった。出張があったりして頭の整理ができてなかったので、待合にいる間にと思っていたら、なんと待合に行ったとたんに呼ばれてしまった。

そんなはずじゃない!
今回は話しておきたいことがあったので、他の患者さんを先に診て貰うようにお願いしたけど、結局浜ちゃんは先生を15分くらい待たせてしまったみたいだ。
まぁ、でも話したいことをメモして行って、手際よく話ができてよかったかな。

体調全般
全般には良くなっていて問題はない
体力が落ちて疲れやすくい
腰の背中側の痛みはどぉ〜んと弱い痛みで、時々起きる程度になった。
モーラステープで対応中
下痢と便秘の繰り返しはリズムが変化しながら続いている
鼠径脱腸は着実に成長している。時々ぼわーんと痛むようになった。気になる。


お腹のきぃずぅ〜は、おとと〜し〜の〜
今回は晴ちゃんは一緒じゃない上、録音する道具も忘れてきてしまったので、よく話を聞いておかないと。

いつものように先生がおなかを触って、お尻の吻合した部分を指でぐりぐり触診。

前回の診察と間があったせいでちょっとキモチ悪かった。
けど、異常なし。
CTもレントゲンも再発の兆候無しということで、めでたく無事2年が経過した。

ビオフェルミンをドラッグストアで買って二週間くらい飲んでみたけど、いつもトイレに行きたいような感じで日常生活としてはあまりうまく効いてくれないようでやめた。
そのことを先生に相談してみた。
先生曰く、ビオフェルミンは良い薬だと思うので、もう少し長く試してみた方がいいのではないかという意見で、それではと、一ヶ月くらいをメドにもう一度ビオフェルミンを使ってみることにした。
下痢・便秘が改善するといいんだけどね。

鼠径脱腸の方の成長具合も先生に少し診てもらえた。
今までは、診察台に横になると、引っ込んでしまっていて、その存在を先生に証明できなかったのに、今に至っては診察台でもぽっこり「よん玉」状態で、先生も触診してみてその存在を確認してくれた。

結局、「外科のある病院で手術をしてもらってください」、ということで、病院を訪ねて行く時に持って行けるように先生が依頼状を書いてくれた。
この紙一枚でも、先生が一筆書き添えてくれたことで心強く感じる。
さて、病院探しをしなけりゃ。

診察後はCTとレントゲンの写真を借りる手続をして帰ろうと思うのに、出張・徹夜疲れがどっと襲ってきて、なかなか病院を出る気にならず、がん研究の説明を最初から最後まで読んでしまった。

がんのメカニズムの研究の説明なので、決して簡単な話ではなかったけど、あらすじくらいはわかってよかった。がんセンターでは糖鎖の研究を通して、がん治療や抗癌剤・腫瘍マーカーなどの研究をしているのだそうだ。

説明を読むと、画期的な研究で、もうがん征圧も秒読み!のような感じに思ったけど、記事はもう何年も前のものだった。実際、がんセンターの研究から、腫瘍マーカーとして使われているものもたくさんあるらしく、役に立っているには違いないみたい。
でも、征圧までの道のりはまだまだ遠いようだ。

ビオフェルミン
ビオフェルミン
ひらい先生はビオフェルミンは良い薬だと言っていたので、しばらく使ってみることにした。高い薬ではないので、少し気長に構えて一ヶ月使ってみようと思い、350錠入りのを買ってみた。

「おなか大切に<乳酸菌の薬>」とあるように、口に含むとほんわり甘い味がして飲みやすい。飴のように舐められそうだけど、薬の効果がなくなっては仕方がないので、最後まで舐めたことはない。

便秘・下痢は続いているけど、ゆ〜っくりとだけど、その度合いが和らいできた。
ヨーグルトを食べるなど乳酸菌クンたちをお腹にたくさん住まわせるようにすることは本当によいみたいだ。

と言っても、便秘が極限になったときの気分の悪さと、下痢でトイレ往復することの難儀は変わらない…
でもまぁ、ビオフェルミンを飲むことが悪い感じはしないし、先生もそう言うのでしばらく使い続けてみてからの効果で続けるかどうか決めようと思う。
まぁ、一ヶ月単位で気長に考えようか。

6月15日(日)トイレをリニューアル

サティス・アステオ・リトイレ
リニューアルしたトイレ
下痢状態でトイレ往復は程度の差こそあれ、残念ながらなくなることはないとなると、浜ちゃんの人生におけるトイレの重要度は非常に高くなる。
頻繁にトイレを使うので、居心地・汚れにくい・静か・便利さとかいろいろグレードアップしたいと思った。

浜ちゃん家はマンションなので、トイレはマンション用のが最初から作り付けになっているのだけど、これを取っ払って、リニューアルすることにした。

最初、工事屋さんに話をしたけど浜ちゃん希望の高級機種は、水圧や寸法・形状などが(マンション用とは違うので)合わないということで、却下されてしまった。

しかし!
調べまくった末に浜ちゃんは自力でトイレのリニューアルをしました。
こっちにその記事があります。


スタイリッシュなとこはお気に入りです。
コイツは、トイレに入るとフタが自動で開き、立ち上がると自動でフタが閉じて洗浄もします。流すのに使う水の量も少なくて済むようになっている上、従来のよりも静かに流れます。
温水シャワーは当然ですが、シャワーを強力に使ってお尻に刺激を与えると、お腹に残っている「ひとかたまり」が出ます。

なかなか、満足です。

浜ちゃんは将来は暖かい国に移住したいと思っています。暖かい国は体調が楽だし、東南アジア諸国は物価も安いので暮らしやすいというのがその理由。

図書館でバリ島に移住する本を見つけて読みました。
バリ島というと、リゾートっぽいイメージだけど、実は国で言えばインドネシア。いかにも東南アジアという黒褐色の肌の人が住む国だし、政治的不安もあるから、スマトラ島に行けばゲリラだっています。ゴリラがいるのかは知りません。

だけどやっぱり、名古屋の夏・冬に比べて気候がすごしやすいことや、何より物価が安いことは嬉しい限りで、可能なら暮らすに困らない程度の経済力が持てればさっさと行ってしまいたいくらいに思ってます。

ところが、衛生・医療事情については心配。
例えば実際にバリに住んで、何か手術でもしないといけないとなった場合、信頼できる医療技術があるのか、あったとしても自分がそれを信じられるか、これは実際に経験してみないと分からないなぁ。
日本語アシスタンスのサービスがあるとか言っても、自分が痛い時、苦しい時にそのサービスが受けられるかどうか分からないし、誰かにサポートしてもらえるかだってなってみないと分からない。

突き詰めるところ、病気にならずにそこに住み慣れて、大抵のことは何とでもなるさ、という自信というか、感覚みたいなものを掴むしかないんじゃないかな。

海外移住はがんが見つかる以前から思ってはいたのだけど、やっぱり健康が一番だね〜。

8月3日(?)東京ディズニー・シー

東京ディズニーシー
まる一日TDSを楽しみました 疲れたけど
出張の延長でTDSに行きました。
正直なところ、週末いっぱいまで仕事があって、そのまま泊まってディズニー・シーがどれだけ居られるか、あまり自信はなかった。

しかし、東京に向かう前に下痢を終わって、お腹に溜まったものを解消した状態で行けたのはグッドタイミングだった。
リズムがどうなるかは判らないけど、ホテルにいる間に軽い下痢状態になった程度で済んだ。

結局ディズニー・シーはオープンから最後(22:00)まで見て回る事ができたし、アトラクションもほとんど乗ることができたので、とても満足。
陽射しが強かったので、もともと休み休みで行動したことがよかったかな。
日曜日の昼に帰り着いてからは、終日ゴロゴロでした。


1月16日 きのこ日記トップ 9月13日