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 認定エンディングコーディネーター取得!




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 認定エンディングコーディネーターを取得しました!

 上の写真は、去る9月22日・23日の両日、エンディングコーディネーターの実務研修終了後に修了証を持って記念撮影をした際のものです。
 エンディングコーディネーターとは、自らの人生のエンディングを自分らしく迎えるために、自分のエンディングプランを考えるにあたって、そのお手伝いさせていただくことができる資格のことです。

 私は今、行政書士という立場で多くの方の遺言書の作成や相続のお手続きのお手伝いをさせていただいていますが、同時に多くの方から遺言書には書かれないような個人的な依頼を受けることがあります。それはたとえば、「私にもしものことがあったら葬式は×××にしてほしい」とか、ペットについてのこと、財産というほどでもない持ち物についてのことなど、いろいろあります。
 実はこうした依頼の中にこそ、遺言書には現れないその人の人となりが表現されているような気がしています。

 今でこそ遺言書も多くの方に受け入れられ、生前に遺言しておくのは当たり前という雰囲気が作られていますが、自分の人生のエンディングをいかに迎えるかについて考えている人はまだまだ少ないように思います。

 先日、テレビなどで人気だった流通ジャーナリストの金子哲雄さんが亡くなられましたが、金子さんは病床でご自身のエンディングを奥様とともに綿密に考えられていたという報道に接して、とても感銘を受けました。
 とはいえ、金子さんは病床にあり、ご自身のエンディングを間近に見ておられたという特別な事情があったという理由もありますので、一般の健康な方とは事情が違うのかもしれません。
 しかし、人は必ずいつかはエンディングを迎えます。しかもそれはしばしば突然やってくることがあります。その意味では、誰しもが自らのエンディングについて常に考えておくことは、決して無駄なことではないと思います。

 「いつ寿命が尽きても良いような生き方」などというものは私のような分際ではまだまだその領域には到底達していませんが、死ぬ時のことを考えておくなんて縁起が悪いとか、そういうネガティブなイメージではなく、もっと前向きに、「自分は死ぬ時までにこんなことをしておきたいな」とか、「自分が楽しんでやってきたことをしっかり記録に残しておきたいな」とか、そういうことから考え始めていくので良いのだと思います。そんなあたりから、ぼんやりと自らのエンディングのあり方が見えてくるものなのかもしれませんね。

 いわゆる財産については遺言書として法的に記しておき、その他自分の「心の財産」は別の形で表現しておくことができれば二重の安心になるのではないかと思います。

 私は行政書士として、法的な手続きで皆様のお手伝いをさせていただいておりますが、これからはエンディングコーディネーターとしても、皆様の「心の財産」の部分でもお手伝いさせていただきたいと考えている今日この頃です。








主な更新情報






2012年10月10日 トピックス「認定コーディネーター資格取得」を追加しました。
2012年10月15日 サイトの内容を一部更新しました。
2012年10月16日 遺言・相続セミナー開催のページをリンクしました。
2012年10月19日 NPO法人葬儀コーディネーターを育成支援する会をリンクしました。
2012年11月16日 一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターをリンクしました。
2013年02月09日 「相続・遺言セミナー」の風景写真を掲載しました。