著書
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「坂の上の雲」は、明治時代の清国との日清戦争、ロシアとの日露戦争を、松山出身の
秋山兄弟を中心に兄の陸軍、そして弟の海軍の両面から描いた司馬遼太郎著)長編小説。
プレジデント社が1996年2月に上場企業120社の経営者を対象に
司馬遼太郎作品ベスト3を選ぶというアンケートを行ったところ、2位の「竜馬がいく」の98ポイント
を大きく引きはなして240ポイントで1位にランクされました。
また、「MBA100人が選んだベスト経営書」(東京経済新聞社)にも上位に位置付けられています。
弊書「はじめに」(抜粋)から
清国・ロシアという巨大な国を相手に、近代化したばかりの、ひょっこ日本がいかにして戦ったか。
多くの組織運営の事例をこの長編小説の中にみることができる。
経営コンサルタントして外から15年、自ら中小企業の経営に携わって内から10年、
中小企業の問題を多く見てきた。
中小企業で発生している問題と同じ形の問題が、そしてあるときには少し形を変えて
「坂の上の雲」に描かれており強い共感を覚えた。
そして、中小企業の経営のセオリーともなるエッセンスがいたるところにちりばめられていた。
中小企業の経営に携わるものの、必読の書ともいえる本である。
私達は百年に一度という未曾有の不況に直面している。
その途方もない巨大な相手に、わずかな経営資源しか持たない中小企業が
挑んでいかなければならない。
逃げることはできない。
その、わずかな経営資源しか持たなぬ私達が、いかにして挑むか。
そのヒントを見出すべく、中小企業のならではの経営のあり方を求めて、
「坂の上の雲」という巨大な相手に挑んでみた。というのが本書である。
本書が中小企業経営に携われる方々に、何らかの形でお役に立てば、望外の幸せである。
以上「はじめに」(抜粋)より。
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