平成19年度 M倉キャプテンの代
6/25
新チームの代になりました。いちおう新チームになっての初の大会から書くことにしましょう。M倉キャプテンになって初めての T葛大会。今回はABの二つのトーナメントに分けて行われました。Aの方は予選を32ブロックに分けて行われ、2年生14人と 1年生2名がエントリー。そしてBトーナメントは残りの1年生11人がフルエントリーしました。 まずはAトーナメント。予選で4〜5人の中で勝ち抜くと、次週の本戦ベスト32のトーナメントに進める。しかしここでボロボロ 敗退。結局本戦に勝ち進めたのは上位4人のみ。T井、S田、M倉、K高だけ。5番手以下は唯一S木が、予選決勝で5−7で惜敗 しただけで、あとは無惨にも1回戦負け。どうやら勝たなければという意識が強すぎて自滅した感じ。ちょっと不甲斐ない。
本戦の方はよく頑張り、シードと当たるまでは負けずに勝ち進み、T井がベスト8、S田・M倉がベスト16に入る。ただやはり シードの壁は厚い。でもまぁ下手なところでこけず安定した戦いぶりだった。
Bトーナメントの1年生の方は残念な結果だった。もう少し勝てるかと思いきや、コロコロ負ける。まぁ初試合だから緊張して 足が動かなくなり、振り切れずミス連発。唯一Y瀬・T崎が2つ勝つのが精一杯。今後の奮起に期待したい。
新チームの初大会。色々あったがやはり2年下位のあたりの不調が心配。ランク戦でも1年生に続々抜かれ、今後に課題を残す。 どうなることやら。
8/10
だいぶ間がありましたが、新チームになって色々ありました。まず1年生が若干辞め、10名とぴったし偶数に。これでペアが 組みやすくなりました。2年生も怪我をしたり故障したりする者もちらほら出て、なかなかフルメンバーが揃わないということもありました。 合宿の方は白子に行き、今年もフルで練習し満足のいくものができました。その成果を試すために、いよいよA大会が始まりました。
今年のA大会は、団体戦予選→本戦→S→Dと、5日間くらい続き、おまけに連日33度という猛暑。生徒もかなりハードだったと思います。 団体戦予選の方は、Aチームが1位抜け、Bチームが3位抜け、Dチームが5位抜けと本戦に出ました。Bチームが3位トーナメントで 準優勝、Aチームも2つ勝ち上がり準決勝でM張総合と激戦をし、S2のS田がタイブレークで負け、惜しくも3位でした。しかし なかなかの活躍でした。
また個人戦も悲願のI塚が準優勝、また健闘したのがS藤が3位、1年生ではN田が優勝、S永が3位と頑張りました。ダブルスでは I塚・S木組、K原・M角組がそれぞれ優勝。N田・K林組が準優勝でした。今回初の盾ゲットも出て、まずまずの結果でした。
そして息つく暇もなく、次の日から公立校大会。本当にハードです。今回なぜかうちは第5シードにされ、かなりプレッシャーが かかったのですが、もう開き直ってやるしかありませんでした。まず初戦I川西戦。これはD、S1とも楽に勝て、S2もやりましたが 圧勝でした。そして2回戦C葉東戦。こちらもDのM倉・K高組は安定していて難なく勝ち。ただS1のT井が調子を落としていたのですが、 この試合で競り勝ち、少しだけ復調の兆し。そして3回戦難敵の県立C葉戦。4月に練習試合をやったときは、ほぼ3年生同士だったのですが、 隙のない巧みなテニスをするという印象でした。そして今回の新チームもそう。Dは強風の中、中ロヴに翻弄されました。うまくかわされ かわされ、一進一退の攻防。相手もポーチがうまく、なかなか逃げ切れない。しかし最後の最後で競り勝ち6−4で勝利。しかし相手の S1は上手く、T井は2−6で負け、1−1になりS2にかかる。ここで日没順延で次の日に伸びる。
しかしS2のS田は落ち着いていた。朝一の試合でも確実にボールをつなぎ、あっという間に5−0、ここで2ゲーム落とすも6−2で完勝。 安定していた。そしていよいよ4回戦。対Y園台。3面展開で入る。S1は相手に絶対的エースがいるので難しいし、S2はうちに 分がある。となると勝負はDと思われたが、まさにその通りになった。S1は2−6、S2は6−0、D勝負となった。しかし相手の 動きに惑わされ2−4ダウン。こちらはいつものキレがないし、リターンミスやボレーミスが肝心なところで出る。それが弱気になり 悪循環でまたミスをするという感じ。4−4まで追い付くも、ほとんどが消極的なプレーばかり。タイブレークまでもつれ込み、 5-2リードするが、そこからが決めきれず結局5−7で負けてしまう。
悔しい敗戦だった。勝てる試合だった。あとたった2ポイント。しかし負けは負け。もう少しの勇気やボレーの精度などが必要だったろうと。 しかしベスト8は上出来。新チームの初公式戦としてはまずまずの結果。これからの努力次第ではもっとよくなるだろう。そんな大会続きでした。
9/18
今回から新しい区割りになった。今までは第16ブロックという名称だったが、今回から新たに3校加わり、第12地区という名称になり、 校数が増えたことになる。女子に限って言えば12校という大所帯。なかなか厳しい激戦区になった。
そんな中新人戦が行われた。しかしSは前回同様、人数が多いため、予選会として、8/28に研修大会が行われた。各校本戦へは 5名エントリーできるが、残りの24枠は約200名で争うことになった。今回はうちからも6番手以降18名がエントリー。 そしてそれぞれみんな2つ勝てば本戦出場を決めるが、6番手のN田以下、I塚、K原、M角、M田、O庭、S永、S田の8人が 本戦入れを決めた。惜しくも予選山決勝で負けたやつもいて、もう少し勝てたかもしれないが、R高校8人、うちも8人、T高校4人、 A高校2名他と、うちの層の厚さを感じさせた。
そして9月2週目。9/8に団体戦が行われた。今回は11校中4校が県大会へ出られる。うちはドロー会議の時、公立校大会の 実績を買われ第3シードに押された。逆にT高校は第4シード、A高校は第5シード。で、ここが初対戦から激突するという 厳しい組み合わせとなった。
うちはシードのため2回戦から、相手は勝ち上がってきたKの葉高校。Dは足の怪我があるためK高を温存してM倉・S木で行く。 始めは調子が良くてポーチもガンガン決まり、あっという間に5−1になり、楽勝かと思われた。しかしS木の簡単なスマッシュミス、 M倉の簡単なボレーミスから流れが変わった。相手もどんどん慣れてきて、こちらはイージーミス連発。あっという間に5−4まで来て 危なかった。最後は押し切り6−4で勝つが薄氷の勝利だった。S1のS田はつなぐ相手に多少苦労したが6−2で完勝。この時点で 2−0で勝つ。
そしていよいよ山場の準決勝。第2シードのH陵戦。ここはやはりM倉・K高のダブルスで勝負することにした。相手も1年次から 団体Dとして経験豊富なA立・T橋ペア。苦戦が予想された。ところが出だしでうちがリズムに乗ると、相手はミスが早くなった。 うちは安定していつも通りのプレーをし、途中の長いデュースのゲームを取ると、ポンポン進み、終わってみれば6−2の楽勝。 これでチームの流れが良くなった。同時展開でやっていたS1のS田は相手校エースS野(県推薦)にあっという間に1−5で 打ち切られまくっていた。しかしここからが驚異の粘り。少しずつ挽回して4−5まで戻す。これでS2にプレッシャーがかかる。 うちはS2にT井。決してつなぐタイプではないのだが、Sが得意なので彼女に託す。こちらは一進一退、2−1,2−2、 途中4−2とするも4−4になり、大接戦となる。風のためボールが流され打ちづらい面もあったが、我慢してラリーが続れていた。 そして最後は2ゲーム連取して6−4で逃げ切り、見事勝利!第2シードを破って県大会出場を決めた。
決勝のR校戦は、相手が強くてDは4−6、S1は3−6で負ける。Dはポーチでは互角だったがリターンミスの差が出た。 S1も県推薦の相手に先行したが、結局打ち切られる。2決もなく結局2位。見事な準優勝で県大会出場を決めた。
考えてみれば、2年ぶりの新人戦県大会出場である。N村の代以来かもしれない。K井たちの代では裏トーナメントで涙を飲み、 M田たちの代も、やはりT高校に惜敗し、悔しい思いをしてきた。しかしこれも代々の積み重ねで、日々努力してきた結果だろう。 A大会、公立校大会などの実績が、この結果を出したのだろう。是非県でも頑張りたい。
そして翌週個人戦。DはS田・M倉が第4シードに押されるが、これはほとんどシードキープが難しい状態。他のペアはコロコロ負ける。 うちとしては2番手のK高・S木ペアが、K高の怪我のためにデフォったのが痛い。いちおう第4シードが順当に勝ち上がったが、 県がけのところで大熱戦があった。相手は我孫子の1番手のM子・S田ペア。シーソーゲームで行ったり来たり。先にアップしていくが 最後は5−6でアップされ何度もマッチポイントを握られる。しかしそこをしのいでしのいで、長いデュースを繰り返す。S田が ボレーミスが多く、本当に苦しかったが何とかタイブレークにもつれ込む。しかしここもあっという間に1−5とされ万事休す。しかし またここから猛烈な粘りを見せ、最終的には8−6で大逆転。奇跡の県大会出場を決めた。一週後の準決勝、三位決定戦は不甲斐なく負け、 結局4位だった。
シングルスの方も2年生はコロコロ負ける。唯一T井がベスト16、1年のN田もベスト16。後は1年生がシード相手に粘りを見せたくらい。 S田がノーシードから勝ち上がり、第4シードのU田に7−5で競り勝つも、体力が消耗していて、次の第5シードのT橋に5−7で 惜敗。県大会行きを逃す。
しかし全体的に見れば、団体2位、ダブルス4位と、県に行けるのだからたいしたもの。次に活かしたい。
10/14
10月の頭に新人戦県大会が行われた。まずは団体戦。いちおう2位抜けだが、2回戦からで相手はT大U安高校という強豪。厳しい組み合わせと なった。Dは怪我でS木に交替し、M倉と勝負。一進一退の試合だったが、何とか逃げ切りE−4で勝つ。しかしS1S2は強かった。 S1のS田は、4−2リードまで行くが、相手はバンバン打ち切るし、コースが本当に良く、左右に振られまくり4−E。勝負は S2のT井にかかる。こちらも激しい攻防でかなり粘る試合だった。いつもなら相手が長いラリーで途中崩れるところがあるはずなのだが、 相手は崩れてくれず、結局4−Eで負けて、1−2で初戦敗退。惜しい試合だった。しかしこれが精一杯のところかもしれない。
そして一週おいて個人戦D。S田・M倉組はまず1回戦、なんと夏の合宿の時に練習試合したI原Y幡のペアと再戦。あの時はE−0だったが、 相手も上手くなっていた。そしてS田が調子が悪くダブルフォルトを繰り返し、3−3まで行く。しかしM倉のポーチが安定していたので、 何とかE−3で勝つ。そして次の日に2回戦。相手はシードのK府台女子のU田川たちのペア。相手の速い球に押されて全くラリーが 出来ず、歯が立たず、前半は40すら取れない。途中相手のミスがあって1ゲーム取るのがやっと。結局1−Eで完敗。もっともっと高いレベルでの ラリーが必要だと実感した。
11/28
県大会以後は、ランク戦などを挟み、しばらく試合がありませんでした。そして久々にT大会団体戦がありました。今年も7人制の部と 4人制の部に分かれ、2週に渡って行われました。
まずは7人制。フルメンバー!と言いたいところでしたが、ランク戦が途中だったため、以前のランクで登録。若干下位の方が変わりましたが、 まぁぼちぼち。1回戦はS松。5ポイント全てやりましたが、唯一S2のT井だけ負ける。まぁ相手もそこそこ良かったし、T井も あまり本調子でなかったので。そして2回戦はA孫子。相手は勝負を賭けてきて、D1に登録順位の2番手3番手を絡めてきた。1番手は 強い相手なので、勝ちは厳しいと踏んでいたが、まさかD1で勝負してくるとは。S1はM倉で、相手のM子と対戦。最初の方で一気に2-5まで 行ってしまい、そこからまくって4-5まで追い上げたが、先行されたのが痛かった。結局4-6で負ける。同時にD1が入ったが、K高・S木ペアが 全然ダメだった。相手のロヴとストレートアタックに翻弄され、またリターンミス、ポーチを決められないという悪循環で、まさかの4-6負け。 この時点で0-2で絶体絶命のピンチ。しかし相手はS2とS3が1年生のため、T井とS田で簡単に勝つ、勝負はD2にかかった。こちらはM角とN田。 途中まで4-4と競る展開だったが、最後はボレーなどが決まり6-4で辛くも逃げ切り、3-2で勝てた。危ない試合だった。準決勝のN山中央は 競るかと思ったが、あっさり3-0で勝つ。そして決勝のR澤は、逆にDを取りに行くつもので、D1にS田・M倉を起用したが3-6で負け、あっという間に0-3で 終了。しかし準優勝は立派。
次週に4人制。4チームも出られ、全員エントリー。どこも1回戦は勝ち上がる。唯一Bチームが、2回戦で 第4シードのS徳を破り、またAチームも2つは勝つが、そこでどこもR澤に負け、A・Bチームがベスト8止まり。4人制の方も、R澤が 上位を独占する結果だった。
しかし今回は、試合結果よりも、団体戦に出るという意味が大きかった。普段団体メンバーに入れない人たちも、団体というのがどれほど プレッシャーのかかる試合かということが身にしみて体験できたと思う。チームとして勝つということの喜びと重責。それを学べただけでも 幸運だったと思う。
12/27
12/22からなんと連続6日間、A大会冬季大会が行われました。もうこちらは毎日会場巡り、試合進行と大変な6日間でした。
まずは初日のシングルスですが、生憎の雨。なんとR中央高校のSBがまさかの中止。次の日も本降りでSCも軒並み中止。ほんの一部だけやりました。 特にSCで盾を目標にしていた選手たちには無念の雨でした。3日目にもSCがあったのですが、私は本校会場で進行をしました。 そこでなんと盾がけの試合で本校同士の選手が当たるという不運のドロー。それもどうしても盾が欲しい2年生のK原と1年のT橋。 実力は伯仲していましたが、結局1年のT橋が勝つ。K原はずっと努力してきただけに可哀想で仕方がなかった。でもこれが勝負の世界。
4日目にダブルス。こちらもC女子会場でうちのペア同士が当たるという展開。まぁ色々ありました。そんな中1・2年でペアを 組んでいたところがM会場で準優勝。よくやりました。結局個人戦はSCで3つ、SBで2つ、DCで1つ、DBで2つ取りました。なかなかの 実績です。
そして5日目から団体戦。こちらもそれぞれ頑張りAチームが1位、BCチームが3位と健闘。他校の1位チームを破っての金星もあり、 よく頑張ったようです。
1/28
1/20に1年生大会が行われました。今年も1年10人はフルエントリー。それぞれ見所がある試合をしてくれて、なかなか善戦してくれました。 初対戦で負けたのが3人。ひとりは0-6でしたが、あとは3-6,4-6と少しは粘ってくれましたが、まだまだ精進が必要です。下位の中で 特筆すべきはS野。下から2番目、つまり9番手にもかかわらず、2回戦で第16シードを破る大金星。まぁだいたいシコラーなのですが、 F佐の一番手相手にしこりまくり。5-4からの二度のマッチポイントでリターンミスして5-5になる。いつもの彼女ならここでプレーが 雑になり負けてしまうパターンなのだが5-6にされても粘り、最後はタイブレークも制し、4回戦も勝って、なんとベスト16に入る。これには 下位の者も頑張れば出来ると発奮するだろう。
S永、S田は4回戦でシードに当たり玉砕。でもベスト32は立派。そしてN田、Y瀬、T橋は危なげなく勝ち上がり、シードを守って ベスト16に入る。S野を合わせるとベスト16に4人入った。これはこの地区の中で一番良い。他は2名が最高。ベスト32まで 考えると6人。1年生10人中6人が、144ドローでベスト32に6人入ったのだから層の厚さを感じさせる。なかなかの出来。
そして次週の1/25にベスト16以上の試合が行われた。奮闘が期待されたのだが、なんと全員5回戦負け。ひとりもベスト8に進めず。 まぁ確かにどの相手も強いのだが、それでももう少し粘れたのではないかと思う。安易なミスの連発、考えのない単調さ、試合の主導権を 簡単に許すうかつさ…反省点は非常に多い。まだ一年生だから通過点ではあるが、それにしてももう少しクレバーさが欲しい。 でもこういうテニスをさせたのは私の責任。もっと自ら考えて実行できるプレーヤーに育てなければ…。ベスト16止まりでは物足りない。
2/12
12月から時を置いて、A大会の団体本戦トーナメントが行われました。まずAチームが1位トーナメントへ出場。しかし先日の雪のため、そして入試中でコートが使えなかったため、丸々 一週間打っていないという悪コンディション。でもそれはどこも同じでしょう。1回戦C女子高校。五分の相手と思われたが、ダブルスが 超不調。特にK高の調子が最悪で、タブルフォルト連発、ボレーは短くて拾われまくり、相手も上手くて、結局3−6で落とす。ダブルスで 取れないとうちは勝ち目がないが、なんとS1のT井とS2のS田が、共に6−4で競り勝ち、何とか2−1で勝つ。
しかし2回戦F西高校は強かった。うちの不調に加え、相手がダントツで上手くて、0−3のシャットアウト。完全に力の差があった。 課題が多く残る試合だった。そして同日Cチームが別会場で3位トーナメントAに出た。私も途中から駆けつけたが、2回戦F高校Aと3つ 同時展開で、すべて1−4ダウンだったそうだ。しかしそこから粘りまくり、DとS1が7−5の逆転勝ちだったらしい。Aチームと言うからには 団体メンバーの1番手から4番手。それに対してうちは9番手から12番手。それに勝てたのだから大収穫。決勝は惜しくも1−2で 負けたが、成長したと思う。
そして次の日、Bチームが3位トーナメントBに出場。1回戦はY東高校。しかしこれは完璧にオーダーミス。選手達に任せていたのだが、 2人いる2年生がダブルスで出て、Sを1年生二人に任せるという大失態。案の定ダブルスは完勝だったが、Sの1年生は 二人とも4−6で負けて、トータル1−2で初戦敗退。これはいただけない。しかし1年生には良い経験になっただろう。また次回に 期待したい。
4/13
3月下旬に研修大会があった。これは各校8人の割り当てのため、それ以下は本戦出場のため予選を勝ち上がらねばならない。結果は16人中5人 勝ち抜けた。3年生でダメだったものも数人いる。残念だがこれでシングルスの試合は最後となる。
そしてその後春合宿があった。初日の午前中は雨、二日目の午後は強風と、一時できない状態があったが、そけなりに強化できた。OGの I藤、K米やI桁がひょっこり顔を見せてくれ、協力激励してくれた。
そしていよいよ総体地区予選。今回関東予選は2校行けるという大チャンスだった。うちは新人戦の結果から第1シードだった。2回戦の 市立K高校戦から波乱含みであった。DはK高・S木で出し、無難に6-0で勝ったが、S1のM倉が、思いの外、苦戦。足を痛めているのに 長い試合をやり、7-5で辛くも2-0で逃げ切る。そしていよいよ決戦の準決勝A高校戦。DはS田・S木で出すが、これが絶不調。ボレーは 決まらずポーチにも出られず、終始リードされる。何とか追い付いたが、結局最後の最後で、タイブレークの6-8で負けてしまう。これが 大誤算。S1のM倉も宿敵M子と1ポイント20ラリーのしこり合戦に入る。特に4ゲームだけで20分近くもかかるデュース合戦。途中から M倉の痛めていた足が動かなくなり、肉離れを起こし、最後は足が動かなくなり、4-6で負け、結局0-2で敗退。信じられない敗戦で 全員号泣。これで関東予選出場の夢が絶たれる。無念。
しかしこれで終われない。3位に入れば総体県大会出場が決まるので、沢山のOGが応援に駆けつけ、その声援の元、3位決定戦のT高校と やる。この時点でM倉は歩けない状態なので、Dは再びS木・K高に任せ、S1はS田、S2はT井に託す。この試合も苦戦。 Dは2-4でリードされ、S1も3-4ダウンの絶体絶命。しかしそこから粘りに粘って、両方とも6-4で勝ち、2-0で何とか3位に滑り込む。 2位に入れず関東予選に出られなかったのは残念だが、総体出場は何とか果たす。
そして次の日、今度はシングルス。みんなそこそこ頑張るが、やはりシードやR高校の壁は厚くみんな敗れていく。ベスト16にT井、S木、 N田、そして新1年生のM田が残る。そして唯一キャプテンのM倉が、ベスト8に勝ち残った。
4/21
ダブルスは3年生らしくみんな頑張っていた。第4シードで臨んだS田・S木組はまさかの初戦負け。M倉・K高組もベスト16でタイブレークで 敗れる。これも実力か。結局同校対戦が2つほどあったが、T井・N田組が唯一ベスト8まで勝ち残った。
そして上位戦はM倉が準々決勝で第3シードのC根に1-6で負け。5位トーナメントに回る。しかしこの時点で足の怪我が悪化。 トーナメント1回戦のR高校I戦では6−3で何とか勝ちきるが、結局決定戦ではH高校のT橋に2−6で敗れ6位。県大会には進めなかった。
これで地区予選は全て終了。返す返すも団体戦に悔いが残るが、これも実力。3位抜けとして総体で頑張るしかない。個人戦も0で 悲しい限り。
そしてここで団体メンバー以外の3年生が引退していった。
5/30
曇天の中、いよいよ天台で最後の団体戦が行われた。3位抜けなので2回戦から。相手は地区2位だったS原高校。こちらはDにS木・K高を 起用。これが見事に的中。本当にうまくはまって、完璧なテニスを展開。6−0の圧勝。S1はキャプテンのM倉だったが、途中サーヴが 全然入らなくて苦労したが、それでも相手のミスに助けられ6−2で勝つ。
そして運命の3回戦。新人戦で負けたT大U高校。DはM倉・S木で、必勝を期すが、最初こそ2−0で滑り出したが、そこから相手の ペースになる。こちらもリターン3本ミス、ダブルフォルト、ボレー3本ミスと、相手に流れが行くようなミスばかり。あっという間に 逆転される。その後もリターンを相手の前衛に何本もかけるミスばかりだし、40-0からのダブルフォルトと、取れるゲームも落とし2−5。 そこから2ゲーム挽回するも、4−6で負ける。ここがポイントだっただけに痛かった。
S1はT井を使うが、相手が強すぎた。ほとんど何も出来ないまま打ち切られて、エースを連発され1−6で完敗。S田は出られない まま終わった。
結果はベスト32だったが、もう少しやれたかなという悔いもある。しかし彼女らなりに精一杯やった結果なので仕方がない。
これでこのチームはすべて引退。なかなか良いチームだったが、2年生になってから今ひとつ伸び悩んだかもしれない。しかしながら それぞれ個性を生かしたテニスを全うできてよかったのかもしれない。本当にお疲れ様。