分岐点へ 秘境西表島鹿川湾へ 西表島へ 波照間島へ 那覇へ
2007年夏沖縄の旅へ  いろんな話へ
 東京から船で沖縄へ  

土砂降りの雨の中でも元気な八洲旅館のシーサー

ユースホステル発行の船の往復券マリンパックには
2泊のユースホステル宿泊券が付いている。
この券を消化させるため、港近くのユースホステル八州旅館に泊まることにする。
ユースに泊まるなんて20数年前のYH西表島みどり荘以来のほんとひさびさだ。

今はドミトリーなど安宿がたくさんあるけど、
ずっと前は安宿といえばおじいとおばあがやっていた移民館だ。
労働者やヒッピーの残党やら得体の知れない人たちが集まる面白い宿でした。

八洲旅館、建物は古く部屋もきれいじゃない。
けど、味があるんです。
マネージャーのおばあ、ヘルパーのねえねえもとてもいい感じでリラックス出来ます。
気に入っちゃいました。

午後8時半頃からユンタクタイムになり泡盛が飲めます。
宴もたけなわ、八重山の民族衣装を着せてもらえます。
僕は120年前くらいの宮古上布を着せてもらいました。

石垣島

島のレンタカー屋さんは恐ろしい?

朝から沖縄本島への船が欠航というお知らせの電話が来る。
次の船、そのまた次の船と満席だという。
どうすりゃいいんだ?
予定がまったく立たない。
けど、八洲旅館は居心地がいいからいいけど。
みんな動けない。
漂流教室かひとつ屋根の下かって感じ。
宿泊費を払う以外は宿にいるという感じはしない。
一つ屋根の下で宿泊者はそれぞれ時を過ごす。

台風を避けるために八洲旅館には続々と人がやって来る。
賑やかだ。

博物館の学究員の方と立ち話。

明和大津波
標高100メートルぐらいまで上がってきたらしい。
と聞いていたので津波の高さが100メートルと思っていたが、
リーフの切れ目から津波は島へ上がって来たようだ。
石垣島は白保あたりが壊滅状態。

リーフが発達している竹富島、小浜島、鳩間島などは被害はほとんどなかったようだ。
それはほんと凄いというか不思議なくらい。

あとは八重山のマラリアを根絶したのも凄いなあ〜。
これは世界的に珍しいようだ。

有村産業ありがとう!

西表島滞在中に、僕は石垣から那覇へ向かう12日の船の娘のチケットを得るために
有村産業石垣島営業所に電話を入れていた。
その時は出港から1週間くらいあったのだがもう二等船室はいっぱいだという。
事情を話しどうにかならないかとお願いすると、
とりあえず、何とかしてあげるから9日か10日に営業所へ来てくれという。

8月9日

波照間島から石垣島へ戻ると真っ先に石垣港ターミナルの方にある
石垣営業所(美崎運輸)へ向かった。

有村産業『クルーズフェリー飛龍』の2等は大部屋の雑魚寝が無くて、
8人部屋くらいにわかれていてすべてベッドだ。
小学校1年生の娘を幼児扱いにしてくれて僕とひとつのベッドで寝るならいいという。
粋な計らいをしてくれる。
本当に助かりました。 ありがとう!
悪用しないで下さいね。(笑)

分岐点へ 秘境西表島鹿川湾へ 西表島へ 波照間島へ 那覇へ
2007年夏沖縄の旅へ  いろんな話へ
 東京から船で沖縄へ  

どこのレンタカーもきれいな車を用意しているが
島の大らかさとは裏腹にとてもチェックが厳しいのだ。
まず出発前に事細かな契約を交わす。
保険は入ったもののドライブは心の底からは楽しめない。
無事に帰ってきたつもりでいても、
眉間にシワを寄せ腰をかがめての1面1面チェックをする姿を見たら
ハラハラドキドキだ。

こんな話をユースで話していたら、違うレンタカー屋さんで借りた人が
自分で付けてしまったかわからないような、僅かなバンパーの擦り傷で3万円を取られてしまった。

そうならないように、乗る前に自分の目でしっかりとキズの有無を確かめた方が良いです。

朝、雨も止み風も収まってくると離島行きの船も出港しだし
宿にかんづめにされていた宿泊客たちが次々とチェックアウトしていった。
人が去っていくのを見送るのは一抹の寂しさがあります。
程なく僕らが乗る船も明日の朝8時30分に出港するという連絡があった。
15日の那覇から東京行きの船に間に合いそうだ。

僕はヘルパーのあいちゃんに
三線を習う。
開放弦のチューニングはドファドだ。


麦はちえちゃん、あいちゃん、ともかちゃんに
付いて回っている。
ねえねえたちが取り合ってくれるので
この旅始まって以来のご満悦。

ガルルルルルルル・・・・・・・・・・・・・・・・・・
公衆トイレの上の人魚姫

台風が近づいてきてる。

石垣市立八重山博物館へパナリ焼きを観に行く。
貝やカタツムリを砕いて土に混ぜて焼かれた土器だ。
弥生式土器に似ているが全体的に白っぽい。

雲が多い晴れから大粒の雨から雨

お薦めの宿
旅と遊びの達人 けんちゃん、たけちゃんが
開いた離島桟橋近くのドミトリー。
いい感じです!

ちえちゃん、朝早いのに見送りありがとう!
スクリューが回りだし海底のヘドロを巻き上げて海水は鉛色になる。
汽笛を鳴らし船は桟橋から離れてゆく。
これで八重山は終わってしまう。
そして見えなくなるまで手を振った。

このビルの2階です。

右から2番目が
けんちゃん。
ゲストに囲まれて。

台風13号は夜中のうちに島をかすめ去る

ブルータスに載った
たけちゃん。
サーファーです。