−テニスの執事様−
テニス部顧問奮闘記

ここは全くテニスに興味のない人には無縁なページです。ただの 「テニス部顧問日記」です。日頃部活を見ていて感じたこと、試合の様子など、 ただのテニス好きが顧問としていかに奮闘しているかを、ダラダラ書くことにしました。まっ、これもO−TEACHERの 一面ということで興味のあるかただけどうぞ。

平成20年度 T橋キャプテンの代

平成21年6月1日 更新 ここをクリックすると最新のところへジャンプ!


6/30

  • 82.T大会シングルス

     前回の県大会で3年生が引退し、T橋キャプテンの下、新しいチームが発足した。3年生の抜けた穴は大きいが、1年生12人が入部。 総勢22人の部員数となった。1年生に経験者が2名入部。その中でもM田という子は実績があり、入部当初からうちの1番手となる。 総体地区予選ではほとんど勝てなかったが、これからこのチームの核となって活躍してくれるだろう。また2年生はまだまだひ弱ながらも、 少しずつ力が付いてきた感じである。これからに期待したいチームである。

    さて、その新チームで初めて臨む試合が、この6月のT大会だ。今年は日程の都合上1トーナメントに統合され、27校205名のシングルスが、 3週に渡って行われた。はじめに予選トーナメントとして、32のブロックに分かれ、そこで3試合ほど勝ち上がるとベスト32に残り、 本戦のトーナメントに進めるという形であった。

    本校からも部員全員が参加し、超初心者の1年生も全員出させてもらえた。もちろん初戦敗退が多かったが、中には1つ勝てた者も数人いたし、 競るところまで頑張れたやつもいて、よく健闘したと思う。逆に2年生の方が不調だったかもしれない。1年生のM田は中学時代の実績が買われ、 予想外の第4シードに押され、順調に勝ち上がり、ランクが上位の2年生のN田、Y瀬、T橋は予選を勝ち抜いた。しかし5番手以降が振るわない。 5番手の、もう一人の1年生の有望株のH田、6番手の2年生のS永などは、予選決勝で負けている。本来なら勝ち上がって欲しい選手だ。 また7番手8番手の、2年生のK林、S田あたりは、予選2回戦で負け、予選決勝までも進めていない。これはちょっと不甲斐ない。逆に 10番手のS野は下位ながら、予選決勝まで勝ち上がり、そこでも他校1番手と競り合うところまで行き、惜敗した。このあたりは頑張ったと思う。 トータルとしては、上位4人とそれ以下の差が、かなりあるという重い課題が浮き彫りになった。

    さて、本戦だが、さすがにベスト32になると、シード選手目白押しで、各校の1、2番手ばかりである。ここからはそう簡単に勝てない。 まずはY瀬だが、第8シードのS武台の選手と当たる。かなり厳しい戦いになると予想されたが、ここはとても良い試合をした。いつもなら 簡単に打ち出してミスをするタイプなのだが、この日は違った。サービスリターンでイージーミスをせず、きちんと粘りってラリーを続け、 ここぞという時にしっかり得意のフォアの打ち込みを決めていた。今まで見た中で一番良い試合で、理想的な展開であり、こういう試合を やってくれれば…そう思えるほどのナイスゲームだった。6−2で完勝。ただ次のH陵のC葉戦では、相手に散らされて、ほとんどテニスを させてもらえなかった。ここは課題が残る試合だった。

    そしてN田も1つ目は危なげなく勝ったが、次は先に攻められベスト16止まり、T橋も1つめで、競るところまで行くのだが、結局ゲームが取れず ベスト32止まり。そしてM田だが、最初の相手は県MのI木田だが、執拗につないで、スライスなどでM田の強打をしのぎ、一時2−3とリードされる。 打ち込みが決まらないと、こういう苦しい展開になり、やはり安定性が足りないと感じられた。なんとか6−4で勝ち、逃げ切る。 次週の試合も市立KのH見だが、同じような展開。しこられてかなり苦しい展開だったが、何とか逃げ切る。そして準決勝は第1シードの C根と。これはやはり格が違った。2−2まで行くも、その後は終始相手ペース。途中挽回するも一度もリードを奪えず6−4で負ける。 こういう相手にどう対処するかが課題。3決も強打する相手につないだだけで勝ちを拾ったが、本来の自分のテニスではない。まだ1年生で 荒削りだが、これからしっかり鍛えていけばもっと伸びるだろう。

    でもトータルで考えれば好成績だった。M田が3位。N田、Y瀬がベスト16。T橋がベスト32。近年の中では一番良い成績だっただろう。 ただ欲を言えばベスト8にもう一人。予選勝ち上がりがあとひとりふたり欲しいところ。でもまぁ実力的にはこんなもんなのでしょう。 次に期待しよう。

    8/8

  • 83.A大会と公立校大会

    A大会は悲惨だった。みんな盾を狙っていたのに、ことごとく盾がけの試合で負ける。かなり楽勝だろうというドローでもボコボコ負ける。 特に2年生はそれなりに頑張ったはずなのだが、他校の2年生や1年生が意外と良くて、つながれたりして実力を出せないまま敗退した。 唯一雷雨で2日かけてやったダブルスCで、K林・S田ペアが準優勝で盾を取る。特にS田は初盾なので喜びも一入。ただし1年生は誰も 取れずじまいだった。

    団体戦の方は、正式メンバーは公立校大会へ出ることになったので、Aチーム5番手から8番手が、予選を勝ち上がり2位トーナメント、Bチーム9番手から 12番手が4位トーナメントへ進む。Bチームは一つ勝ったが次で負ける。Aチームは、頑張って勝ち上がり、唯一2位トーナメントで優勝。

    公立校大会は大事件発生。というより私にアクシデント。当日朝、尿管結石で大激痛を起こし、救急に運ばれ、結局ベンチに入れず。代わりに H部Tに見てもらう。2回戦は難なく勝ったものの、3回戦のI川北に1−2で負けたらしい。ダブルスがあっさり負け、S1のM田は しっかり勝ち、S2に勝負が罹ったらしいのだが、しこられて負けたらしい。

    結局A大会も公立校大会も、ほとんどいいところなしで終わった。秋に向けてもう一度鍛え直さないと。

    9/15

  • 84.新人戦地区大会

    新人戦の地区大会があった。かなりレベルが上がっているので、なかなか厳しい県大会への道のりだ。しかし今回団体戦は、県への枠が 広がって、5校行けることになっている。しかしR澤高校が推薦で抜けていないので、事実上かなりの激戦だ。シード会議では、第1シード R澤高校、第2シードH陵高校は異存のないところ。しかしその後が難しい。どこも横一線なのだ。結局実績を買われ、第3シードが うちで、第4シードT葛、第5シード市立Kとなったが、Kの葉やF佐も侮れない。かなりの激戦だ。

    うちは2回戦から。1回戦を勝ち上がってきた県立Kとだったが、ダブルスN田・H田、シングルス1M田とも危なげなく勝って、まずは ベスト4に残り県を決める。そして次の準決勝第2シードのH陵戦。夏休みに入ってすぐの練習試合では6勝37敗と、屈辱的な 完敗を期し、実力的にいっても、勝つ見込みは10%以下だと考えた。そこで私は3決で当たるであろうT葛との試合を念頭に置いていた。 そのためオーダーは、DにT橋・H田、S1はM田、S2はN田で、Y瀬を3決に温存しておいた。

    3面展開で始まるが、いきなりどこもピンチ。Dは1−4、S1はあっさり3−6ですぐ負け、S2も2−5と、あと15分もあれば完敗だろうという 状況だった。しかしここからDが盛り返し、競るようになる。強引なポーチが決まりだし、5−5まで行く。途中消極的になるも、タイブレークまでもつれ込む。 しかしここでも2−5とリードされる。しかし驚異的な粘りで7−5で取る。あり得ない展開だった。

    しかしいつ途中で打ち切りになるかと思っていたら、S2が終わらない。こちらのタイブレークが終わってもやっている。すぐS2のベンチに 入ると、2−5からまくって、こちらもタイブレークになっている。N田は打っても入らないので、徹底したロヴでしこりに入っている。 1ポイント20ラリーという試合。相手もしつこく、どちらかがじれて打ったら負けという展開。しかしN田がよく粘り、タイブレークを7−3で 制し、奇跡の大逆転勝利。S1を落として、D、S2とも合わせると10回以上マッチポイントを握られつつの逆転勝ち。見事な準優勝だった。

    そして個人戦。シングルスは、みんなコロコロ負け、相変わらず2つ勝つのが精一杯。ベスト32には団体メンバーたちは入るのだが、 他はあっさり負ける。唯一S永がベスト16。しかし第4シードのM田が勝ち上がりベスト4に残る。しかし上位戦で準決勝は第1シードの C根に4−6で敗れ、3決もH陵のS山に3-6で負け4位止まり。県大会出場3人の枠を逃す。

    ダブルスは逆に好調。M島・S野組がベスト8に入る活躍。そして3番手のY瀬・H田が2回戦でA孫子の1番手に7−5で逆転勝ちすると 乗ってきて、次の第2シードのH陵、S山・C葉組にタイブレークで勝ち、なんとベスト4に入る。同じくM田・N田組も最後第1シードに 破れるもベスト4に入り、なんと県大会出場3組のところで、うち同士で3決になった。

    順位的にはM田・N田組が圧倒的に有利だが、ここでは違った。積極的なチャレンジ精神のY瀬・H田組と、守りに入ったM田・N田組では、 勢いが違う。とことん攻めて、なんとY瀬・H田組が6−3で勝つ!思いがけない展開。こういうこともあるのだなぁと感じた。

    結果的には団体準優勝、ダブルスも1組県大会出場出来て、昨年度並みの結果を出せた。上々か。

    9/28

  • 85.新人戦県大会団体戦

    不運と幸運はあざなえる縄のごとし。地区2位で抜けたが、R高校が第5シードに入ったため、地区1位抜け扱いとなり、最上のクジ運が 引かれ、なんと第9シードの位置に入った。頑張れば勝ち上がれる位置。2回戦からだった。ところが27日の土曜日は進行が遅れに遅れ、 いつまで待っても控えすら入らない。予定では15時に入る予定だったがすでに待ちくたびれて16時過ぎ。相手は県立F高校か因縁の O森高校。これが結局もつれて2−1でO高校が勝ち、なんとその時点で16時30分。本部から無理矢理入れれば数ゲームできるが 打ち切りとなるだろう。明日の朝一では?と打診される。本当はやりたいところだったが、相手は勢いづいている、こちらは待たされて 焦らされている。これは仕切り直した方が良いと判断。結局次の日に改めて入る。

    そして朝一の2面展開。DはY瀬・H田で勝負に賭ける。S1はエースのM田。1ゲーム目からもつれデュースが続く。しかし何とか 乗り切り1−1。そして勝負は3ゲーム目。ここでも激しいデュースが続くが、要所でこらえ、積極的なポーチが決まり、2−1アップ。 この時点でS1はなんと3−3。練習試合でも楽勝だったのに、やはり天台、魔物が住む。しかしここから積極的に攻め、Dは6−2、 S1も6−3で勝つ。因縁の対決を制し、見事ベスト16に入る。

    そして3回戦は、なんとこの前の公立校大会で負けた第8シードのI北高校。あの時は尿管結石でベンチに入れなかったので、 今回はリベンジを賭けて挑む。オーダーは同じ。Dが調子よくあっという間に5−0となる。しかしS1は2−2と競っている。 しかしここから落とし穴。リターンミスとダブルフォルトを連発するとあっという間に5−3までまくられ焦る。悪い流れになっていく。 しかしここで気持ちを入れ直し、ポーチやスマッシュに出る。すると流れが来て見事6−3勝利。この時点でS1はまだ競っていた。 そこへS2のN田が入る。前回Y瀬がしこられて打ち切れず負けた相手。ここは粘り負けしないN田を起用。そちらは順調に 頑張り4−2リード。ここからS1のM田もダブルフォルトやリターンミスを繰り返していたが、最後は焦らずひとつひとつ積み重ね 6−3で勝利。見事ベスト8に入る。

    その後の第1シードのS明Y千代との試合は全部団子かと思われたが、Dは1−5打ち切り、S1は3−6、S2も2−6と、ゲームを 取りよく頑張った。

    これで春はストレートインになり、11月の7人制選抜にも出られる。本当によく頑張った。

    11/4

  • 86.選抜大会

    5年ぶりに出る選抜大会。これは春に行われるテニスの全国選抜大会の予選となる。これは新人戦で県にベスト8に残った学校のみ 出られる大会なのだ。それも通常の4人の団体戦ではなく、5ポイント7人制の団体戦である。うちは前回の新人戦で運良く ベスト8に残り、最弱チームながら出場できることになった。7人制なので通常出られない7番手まで試合が出来る幸運。 しかしながら組み合わせは各個人の成績のポイント制なので、何の実績もないうちは当然8番目。最初から第1シードの SY高校と当たることになる。新人戦の再来。

    2面展開で入る。前回数ゲーム取れたから、少しはまたそういう展開になるかと期待したが甘かった。相手は2番手の子が違う大会に出て 不在にもかかわらず圧倒的な強さだった。S1のM田も、そしてD1のH田・T橋も、1ゲームも取れずダンゴで一蹴される。 ほぼ何も出来ずあっさり負ける。続くS2のN田は多少粘り2ゲームだけ取る。そして問題はD2。ここだけは相手高もジュニアの エリートではなく、通常の部員。唯一相手になるかも…という感じ。まぁこちらも初団体戦で緊張しまくり、お互いミスの応酬。 それでも何とかゲームを取り5−2でリード。いけるかと思ったが、そこからこちらのミスも連発。リターンはすべて前衛に引っかかる、 ラリーは続かないで、あっという間に5−4に追いつかれる。そこで必死に粘り、なんとか6−4で勝つ。最後のS3もY瀬が1−6で 負け、結果1−4で敗退。

    しかしまぁ予想された結果だったので、落胆はしていない。それほどの力の差だから。むしろこういう上手い相手とやれただけでも 勉強になった。そしてそれと同時に1年生も審判デビューさせ、色々学ぶところのある大会だったと思う。これでようやく長い夏からの ロードが終わった。

    11/24

  • 87.T葛大会団体戦

    11月に2週に渡ってT葛大会団体戦が行われた。今回も7人制と4人制の2トーナメントがあった。4人制の方は3チーム出た。Bチーム、 Cチームとも1回戦は勝てた。しかしやはり力の差で2回戦で敗退。しかしAチームは頑張った。8番手から11番手で、M島・1年のS木、 K林・S野で勝ち上がった。3回戦で県立M戸と当たった。ここは7人制に出ていないので、すべて団体メンバー。相手のS1はうちの1番手にも 勝つくらいの強敵。そこであえてオーダーを組み替え、DにM島・K林、S1にS木、S2に粘りのS野を入れて、DとS2で取る作戦。 これが功を奏し、S1は完敗だったものの、S2が粘り6-2で勝つ。そして準決勝ではR澤Bチームと対戦。これも強敵なため同じ布陣。 予想通りS2にかかるが、粘り強くS野が頑張り、タイブレークの7−5で競り勝つ。決勝はM国Aに完敗だったが、見事な準優勝を果たした。

    7人制の方は、2回戦はS松に5−0の圧勝。3回戦はS武台。これがS1のM田が負けるという厳しさ。しかし他のメンバーが頑張って、 3−1で勝つ。そして準決勝はM国戦。この時はS1のエース対決でM田が6−4で勝ち、D1のH田・T橋も、S2のY瀬も危なげなく勝ち、 撃破。そして決勝。R澤高校はフルメンバー。S1のM井とS2のC根に0−6で完敗し、D1も2−6で負け、結局0−3で完敗。 まだまだ力の差があると痛感。

    しかし4人制も7人制も準優勝ということで、昨年以上の結果が出せた。満足している。ただもっと頑張らないとR澤との差は開くばかり。 頑張らねば。

    12/31

  • 88.A大会冬季大会

    今回もA大会冬季大会が行われた。夏にはひとつも盾が取れなかったので、かなりみんな意気込んでいた。特に2年生は最後の大会なので。 まず個人戦から。シングルスAでM田が3位に入る。2回戦でR高校のC根を破っての3位はでかい。これが今後自信になってくれれば。 またシングルスBではY瀬が頑張った。途中7−5、7−6(6)という苦しい試合をくぐり抜け見事に2位。またシングルスCではH田が悲願の 優勝。前回不甲斐ない負け方をしていたのでこれは嬉しい。またラストチャンスに賭けたS野、M島が3位に入り初盾。またダブルスでは ABランクでT橋・N田組が3位、S野・H組、N山・S木組が3位。特に2年生のN山や1年生のH、S木は初盾なので喜びも一入だっただろう。

    そして団体戦の方は寒風吹きすさぶ中やったり、またそのせいでコートに水が沁みだしコート整備しながらやったりと苦労が多かった。 Aチームが1位抜け、Bチームが3位抜け、Cチームが5位抜けと本戦トーナメントに出られることになった。また1年生最下位のO和も 初勝利を挙げたようで重畳。これで年内の試合はすべて終了。

    2/20

  • 89.A大会冬季大会2

    年が明けて団体戦の本戦トーナメントが行われた。Cチームが5位トーナメント、Bチームが3位トーナメント、Aチームが1位トーナメント。 しかしながら降雨のため、5位3位トーナメントは急遽I海浜公園に変更になり、試合形式もタイブレーク3セットマッチという、かなり 変則的なものになった。おまけに風も強くかなりの悪条件だった。

    案の定Cチームは、市立C葉Bチームに1回戦で敗退。DはH・K田組が負け、S1もK林が1−1で3セット目も6−8で負け、S2は S野だけが勝つが1−2で敗退。Bチームも1回戦県立C葉Aに負ける。DはS田・S永が勝つも、S1のT橋、S2のM島が負けて敗退。 短期決戦は弱い。

    日を改めてAチームが1位トーナメントに臨む。初戦Y街道に勝ち、2回戦第1シードのM張総合Aに接戦で勝ち、準決勝はH陵A。 これも僅差であったが何とか2−0で勝つ。決勝はY千代Aに0−2負け。でも見事準優勝。なかなか頑張った。これが最後につながれば。

    4/20

  • 90.総体地区大会

    今回団体戦はストレートインのためなし。超ラッキー。でも個人戦が参った。まずシングルスがあったのだが、エースのM田が熱を出し、 当日3試合してダウン。結局そこで棄権。実はあとでインフルエンザだと判明。ベスト16止まり。他はみんな簡単に負ける。

    ダブルスの方は奮闘。第2シードY瀬・H田組がタイブレーク等を勝ち抜き準優勝。M田・N田組が3位と頑張り、2組県大会へ。 久々の快挙。良かった。でもこれで一通り終わり、次は県大会へ。

    4/30

  • 91.関東予選

    前日から先乗りし、S子へ行く。いよいよ決戦。ドローは第8シードだが、1回戦目がT大U高校。因縁の対決。5年前もこのS子で負け、 昨春の総体でもM倉たちで負け、三度目の正直。オーダーはダブルスにY瀬・H田、S1にM田、S2にN田。ダブルスがキーポイントと踏む。 相手も上手くあっという間に0-2。しかしここで何とか付いていき、3-3まで持ち直す。はじめはガチガチだったが次第に慣れてきて 一進一退の攻防。最後の方で相手が緊張して自滅してくれたので、何とか6-4で逃げ切る。しかしS1のM田が絶不調であっさり2-6負け。 勝負はS2にかかる。しかしなぜか相手は5番登録の子。そしてミスも早い。あっという間にリードを拡げ、終わってみれば6-1。宿願の TU高校に勝てた!実はここが一番の山で、大方の予想では4:6でうちが不利だったため、この勝ちは大きい。

    2回戦はT高校。ここも地区1位。まぁここに出ている学校は県でベスト16以上か地区優勝校ばかり。どこも弱くない。オーダーは 変えず行く。ダブルスははじめストレートを何本か抜かれたため足が止まり、思うような展開でできなかったが、相手のミスに助けられ 6-2勝ち。S1は同時展開で、相変わらずミスも多かったが粘っこくやって6-4で勝ち。2-0勝利。

    そしていよいよ第1シードとの対戦。SY戦。もう三度目くらいか?ここで一度も出番のなかったT橋を最初で最後の起用。もちろん 秒殺されたが、一本だけ奇跡的なボレーが出来、それだけで満足。会心の一本があり、それだけで彼女の有終の美が飾れた。 ダブルスT橋・H田が2-6、S1にY瀬が1-6、S2のN田はなぜか2-1アップのところで終わる。

    けれども結果は県でベスト8。何という快挙。このジュニア全盛の時代に、こんなほとんど素人集団が、ここまで勝ち上がれたなんて奇跡だ。 本当によく頑張った。選手を褒めてあげたい。

    6/1

  • 92.総体県大会

    個人戦のDは、GW中に行われた。N田・M田組はF橋西に0-6負け。Y瀬・H田組はM国に2-5ダウンからまくってタイブレーク勝ち。 その後コロッと負けましたが…。

    そしていよいよ最後の団体戦。5/29,31にありました。ある意味最強のメンバーとして、第7シードとして臨みました。初日はだいぶ待たされ 2回戦から入る。相手はF橋東。初戦は緊張でガチガチで、固くなりながらやっていました。風も強く小雨の中やりました。Dは6−3、 S1は6−4で勝つ。3回戦は母校K分で、こちらもD6−2、S1も6−2で勝つ。これで初日は終わる。

    そして一日おいて4回戦。相手はシードを破ってきたC葉北。警戒していたがまぁごく普通の相手。でもこちらもやはり思い通り出来ず D6−3。でもM田の調子がよくて6−1で勝つ。とうとう第2シードのG浦と当たるところまで来た。Dは3−6と大善戦。 S1は一蹴されたが、S2のN田もよく頑張って拾いまくっていた。結局0-2で負け終戦。でも結果は堂々のベスト8。すごい快挙。

    思えばこのチームは3年生と2年生の混合チーム。でも仲が良くみんなで頑張って勝ち抜いてきた。キャプテンのT橋のもと、 公立校の惨敗から、秋の新人戦地区大会の奇跡の大逆転勝利から、ここまで登り詰めた。もちろん運も大きいがフロックだけでは勝てない。 みんなの力により、常にベスト8をキープし、ここまできた。本当に素晴らしい終わり方だった。これはまた新チームに引き継がれるだろう。

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