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パラオ旅行記
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 街歩き

街歩きに出かけます。晴ちゃんニコニコ♪

青い地に黄色の○はパラオの国旗

庭のオブジェは高射砲です

1990年頃に海外でよく見たオモシロ看板
パラオの初日は何も予定をしていない「お休み」の日。

パラオツアーの多くは深夜到着して、翌朝からバリバリとアクティビティに参加して、最後の日は少しゆっくりしたら、また深夜便で帰国というスケジュールが大半らしい。
浜ちゃんは旅行日数も少し長いし、体力的なことを考えて初日はいきなり全部フリータイムだ。


行った国のダウンタウンを歩きながら自分の目で見て回るとその国がちょっとわかるし、日本との小さな違いがあちこちに散らばっていて、それを見つけるのは楽しい。

VIPゲストホテルを出るとすぐに郵便局がある。開いてるのかどうかわからない気配だ。パラオの切手はきれいな図案だそうで、手軽なお土産として買われるらしい… が、パス。

郵便局にはパラオの国旗がたなびいていて、それは海を表す青地に月を表す黄色の丸で、日の丸を模したものだとか。
パラオの歴史は植民地化と戦争の歴史でもあるが、パラオ国民は非常に親日な所が現れている。

パラオは戦争時代に日本が「南洋庁」を置いて、パラオに学校・病院・鉄道などを造り、住民の社会的・文化的発展を大いに助けた時代がある。その後の戦争でも多くの経緯があったが、今でもパラワンの日本人に対する親日の気持ちははっきりとあり、友好的に話しかけたりしてくれた。

パラオの国旗のデザインは日の丸に似ていることから、パラオの人たちはとても親しみを持って選んだそうです。


迷い込んで「芸者ストリート」を歩いていると、前を歩いていたパラワンから声を掛けられ、machingun だの bonb だのの言葉が出てきた。最初はうまく聞き取れなかったこともあって???状態だったが、家の裏の庭にある錆付いたマシンガン(高射砲?)を見て一瞬で理解できた。

ただ、戦争の跡を見ると何か悲惨な過去を思い出すような条件反射的な反応をしてしまいがち。でも、庭に置かれた高射砲はすっくと空に向かっていて暗い影はない。パラオの強い日差しに向かって、ひとつのオブジェになりきっていた。
高射砲に比べると地味だが、花壇の縁取りが砲弾で囲まれているところなんかもなんだか面白かった。

2009年の今では、海外でも日本語の書かれた看板もしっかりしていて、よほど日本国内で見かけるヘタな手書き看板のほうが面白くなってしまったが、20年も前はまだまだ日本語は珍しく、変な日本語?の看板に笑ったものだ。

と、パラオにもありました。
パラオって日本人が随分いるはずなのに、なんでこんな看板がいまだにあるんだろうね。(笑
この看板、小さい「ゃ」が「ヤ」になっているところは普通にミスっているが、「し」が微妙にカタカナの「レ」に似てる所なんか、一生懸命うまく日本語を書こうとしている心意気がいいではないか。
さらに、実はこの看板、背景画が富士山を描いているところが日本人のハートをくすぐるではないか。


 ベストコーヒー&ドーナツショップ

朝食はドーナツ
強い陽射しを肌に感じながら、地図を適当に見ながらトコトコ歩いてベストコーヒー&ドーナツショップを探し当てた。
土地勘があればどっておとない場所だったのに、あてずっぽで歩いてたので結果的にはお店の周りをぐるりと探して回ったことになってしまった。

お店は高校の近くのパン屋さんみたいな感じで、シンプルな店。入るとすぐにショーケースがあって、姿の見えないおばちゃんに「は〜ろ〜〜」と声をかけると、ぬっと現れた。
甘そうなのがたくさん並んでいたので、「あんまり甘くないのはどれ?」と聞いて注文した。

まぁ、味としてはまぁまぁOKというところかな。
カップに入れてもらったコーヒーいい具合に薄味で、のんびりできた。

空いたテーブルに先客のゴミが残ったままだったので、隣のテーブルのパラワンに声をかけて、座っていいか?と聞いたら、いきなりおっきな図体を動かしてテーブルを片付けてくれた。

平日の午前中、パラワンはおしゃべりに夢中だった


浜ちゃんの言葉は通じたと思ったが、テーブル越しにパラワン同士で話していて、たぶん、パラオ語なのだろう、何を行っているのか聞き取れなかった。






 WCTCとかパレイシアとか
パラオのショッピングセンターといえば、WCTCということで、WCTCに行ってみたら、これがまぁ、いとも簡単に見つかった。
するするすると店内に入って見れば、よくあるスーパーそのものだ。
置いている商品も日本製品や日本製品に準じるものが多かったが、日本にはありそうでもないものがあったりして面白かった。


おでん、のり巻き、おいなりさん、みんな缶詰

コンソメは多種多様だ
のり巻きやおいなりさんが写っている缶詰はなんだっ!
隣に、秋葉原発祥のおでんの缶詰があって、ややっ、日本の先端は既にパラオで追い越されてるのか?と思いきや…
お寿司の缶詰を売るってのはどうなんだろう。
な〜んて考えながら、缶詰を手に取ってみると、のり巻きの写真はかんぴょうを味付けした、のり巻きの具財で、良く見ると、こののり巻きはかんぴょうしか入ってないじゃないかっ。
ちょっとさみしいぞ。

おいなりさんのほうは、推して知るべし、案の定お稲荷さんのアゲに味付けがしてあるとういうこと。
酢メシを作って缶詰を開けたら、おすしの出来上がりということらしい。
一個買って味見をしてみるべきだったか…


別の棚には、クノールのチキンコンソメのほかの味バージョンが並んでいた。
ビーフ、チキン、フィッシュ、シュリンプ…
大きなパッケージのから、小さくて1個10円みたいのもある。日本ではコンソメと言えばチキンしかないのに、いろんなテイストがあってよいではないか。家で使う用とお土産用とで大量に買って、チキンの小さいパッケージは買い占めてしまった(笑

…で、家で使ってみました。
う〜ん、なんかちょっと違うぞ。
まず、油分が固まった感じに出来上がってしまって、スープにするにはちょっとイヤな感じがるする。煮込みなどの味付け用ならよしとしよう。
しか〜し、これが一番イケるのではないかと思って多めに買ったシュンプは、かなりNGだった。
実にえびを忠実に再現してあると言うか、味はえびの味だが、生臭い匂いがするところまでえびそっくり。
ちょっとなぁ、これは使えません… パラワンにはおいしいのだろうか?


たい焼きと雪見だいふく

ジャイアントコーンもどきとメロンボール
冷蔵庫の中にアイスを発見!
暑いパラオでアイスクリームは実に贅沢なおやつだと思うが、ここで売ってる意外に見かけなかった気がするし、まして、道で座って食べている人も見かけなかったと思う。アイスは誰が食べるんだろう?日本人旅行者だけか?
アイスの大半は日本商品だったと思う。
他の国でもアイスについては地味なものが多く、クッキー&アイスみたいな感じで、味自体は値段相当においしいと思うが、パッケージといいデザインといい、商品に工夫も何にもないのはどうしてだろう。

…にしても、おもしろいよなぁ。
パラオ地元の人には理解しがたいと思う。たい焼きアイス。魚はいくらでも知っていようが、中身が甘い魚とか、アイスだよ!!www
パラオの歴史上、大福餅はわかると思うが、雪なんて知らないだろうに、雪見だいふくwww
メロンボールはすっごく懐かしい感じだったので、写真を撮ってみました。あれ、フタの部分が小さくて食べにくいんだよねwww


ホテルの中はクルーズ船のような吹き抜け構造で立派な造りですっ

中庭のプールは陽射しに光って絵になる情景
宿泊候補のひとつにしていた、パレイシアホテルまで少し足を延ばして見学に行ってみました。
パレイシアはパラオロイヤルリゾート(PRR)の部屋が取れなかった場合に取ろうかと考えていて、ひとつの旅行社は半ば一方的にパレイシアを仮押さえしてくれていて、流れによってはここに泊まっていたかも知れなかったホテルだ。

ホテルの建物は、写真や紹介記事にある通りになっていて、ふむ、なるほど、と思わせるものだった。
だ・け・ど、PRRが取れてよかったと思う
何と言うか、写真と実物は同じで、写真は6階建てで写っていて、実際に6階建。でもね、写真を見るともっと高層の建物のようなイメージがしてしまうせいだと思うけど、実際の建物を見ると、「こんだけ?」という感じがしてしまったのでした。

その点、PRRは四角四角で学校のような建物だけど、そこにいて感じるゆったり感はさすが5スターだと思うものなのでした。


 夕食は夢で、バスケットボールは体育館で
パラオ最初の夕食は「夢」で食べることにした。

居酒屋「夢」

かなり日本風メニューです 味も日本風

国立体育館ではバスケットの試合が…

レンタル自転車&アクセ屋さんをやってる○○さんにパラオのお薦めを教えてもらって行きました。
浜ちゃんたちが店に入った時はもう真っ暗だったのに、2〜3のテーブルが座っているだけだった。座敷のテーブルに座って注文したのが、○○さんお薦めの××だ。

刺身は新鮮で美味しかったが、コリコリ系やサックリ系とり混ぜて注文したので、○や△だった。美味しかったのは、パパイヤサラダが結構イケた。フルーティなサラダに醤油が合う。


店は時間が過ぎるとともに、だんだんお客さんが増えてきて、浜ちゃんたちが帰る頃にはほぼ満席になっていて、にぎやかだった。

座敷席はダイブショップのメンバがお客さんを連れてきて、みんなで食事会ということで、最初は少し緊張感が漂っていたけど、食事が運ばれ、ビールが回るとだんだん打ち解けてきたようで盛り上がってきていた。

浜ちゃんはダイビングツアーに一人で参加したことがないので、こういう会に参加するのがどんな感じなのかピンと来ないけど、どうなんだろうね。
海外に一人でダイビング旅行を計画すること自体が考えられないけど、仮にそういう旅行をしたとすれば、毎晩一人で異国の夕食というのも寂しいというか、つまらないので、食事会に参加するのもありだと思わないこともない。一緒にダイビングして、仲良くなっていればOKなのかも知れないけど、盛り上がってくるまでの緊張感があるんじゃないのかなぁ。


帰り道をホテルまで歩いていると、National Gymnagium があるのに気づいて中をのぞいてみた。バスケットをやっている。ユニフォームを着てスコアボードも灯けてやっているので、リーグ戦でもやってるような感じだ。
National Gymnagium とは国立体育館ということで、日本なら代々木とかかな?
やってるメンバーは一生懸命だが、シュートをしてもなかなか入らない。
選手の中にはデブっちょもいて、暑いこの国であの体型、バスケットのような機敏に走り回る競技はつらかろうに、がんばっていた。

完全に通りすがりのお客さんなのに、ゴールしたりすると、拍手したり声をかけたりして、盛り上げてきました。(笑
選手も結構ノリノリだったり www
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