9/22 ホテル移動とダイビング
4泊したVIPホテルからパラオ・ロイヤル・リゾート(PRR)に移動する日になった。
ダイブショップの車で荷物も一緒に移動できるようにお願いをしておいたので、荷物をスーツケースにパッキングして、一緒の車に乗り込んで出発! 旅行は後半に入っていてもリゾートホテルに向かう気持ちはワクワクだ。
パラワンのドライバーにパラオ語で話しかけると、幼児のカタコト言葉みたいだからか盛り上がった。せっかくいろんな単語を教えてもらって、さて使ってやろうと思ってるのに浜ちゃんはすっかり忘れてしまっている。横で聞いてた晴ちゃんの方がよく覚えていて浜ちゃんに問題を出されて困った困った。
車はすぐにPRRに到着し、荷物と晴ちゃんを降ろして今日は一日別行動だ。
ダイブショップ、クルーズ・コントロールへはすぐ着いた。
シャンデリアケーブの図 (パクリ) |
なんともどんよりな空ですこと… |
水中からのぞいた様子はこんな感じ |
空洞部分は普通に空気が吸えます |
しかーし。今日は雨。
ダイビングだから水中に入ってしまえば一緒でも、パラオに似つかわしくない雨模様では寒いし・暗いし…
急速にダイビング気分がしぼんでいって、雨で中止、返金になったらいいのになぁと考えるようになっていた。
パラオでのダイビングには、世界屈指と言われる(ほんとか?)ブルーコーナー、ブルーホール、ジャーマンチャネルを楽しみにして、ショップにリクエストしておいた。
なのに… この雨…
きれいなショップに入り、テーブルに座ってブリーフィングを待つうちに、ガイドさんから説明が始まり、少し天候の回復を待ちましょうとのこと。うんうん、そうだそうだ。
しばらくして…
ブルーコーナーなどのリクエストのポイントは海況が悪く危険ということで、近くの穏やかな所で一本目、二本目は天気の状況をみて考えましょうとのこと。うんうん、そうだそうだ。
一本目は言葉通り、ボートで5分くらい行った近場で、一時的に空が明るくなったタイミングも手伝って潜った。
まぁ、どかどか雨が降ったりする中で見る海中世界としては、よくがんばった、という所だけど、パラオを楽しんだというより、経験値を上げるトレーニングをしたみたいだった。
食パンみたいなナマコがごろごろしていて、そいつを突っついて遊んだことと、サンゴの山に小さな魚たちが舞っているのを見ることができた。
中世浮力のコントロールが調子よかったのはよかった♪
船に上がって模様眺めをしていると、同乗のゲストのおじさんがあんまり楽しくないから二本目はやめるという。おじさんはあと何本かで100本の経験だそうで、上級者の仲間入りくらいだから、ダイビング大好きかと思ったのに。後に曰く、ダイビングは遊びなんだから楽しくないものを無理してすることじゃない、と。ごもっともですね。
結局、そのおじさんを帰しにショップに戻り、ランチを食べて二本目に行くことになった。
天気は依然、雨で強くなったり弱くなったりとういう具合で日本の梅雨のようだ。
二本目のブリーフィングは、最悪の場合の選択がされたのだろう、シャンデリア・ケーブというポイントに行くことになった。なんと、そのポイントはショップの対岸にあり、水中洞窟のポイントだった。浜ちゃんなら泳いででも行けるんじゃないかと思うような距離だった。
水中ライトが配られ(レンタル)、洞窟に入ってゆくと、あっという間に真っ暗で、みんなが持っているライトの光線が水中を縦横に交差していた。。
本当に真っ暗な上、水中だ。
ともすると、上下の感覚も心もとなくなるような状態で進んでゆく。暗い水中は実に神秘的だけど、結局は恐怖心の主張の方が強く、また、水中には魚は皆無で鍾乳石となっている岩ばかりで、楽しいと思う要素は残念ながらなし。
地球上にあるいろんなもの、人生の時間の中で触れられるもの、たくさんのそうしたもののひとつとして洞窟探検もあってもいいかも知れないが、浜ちゃんとしてはこのシリーズはこれでおしまいでいいかな。
晴ちゃんコース
ゲスト用ランドリー大活躍! |
晴ちゃんはPRRでフロントに荷物を預かって貰って、チェックイン時間になるのを待っていた。
PRRにはゲスト用のランドリーコーナがあり、自由に使える。
コインランドリー並の洗濯機、乾燥機があって、VIPホテルにいた間に出た洗濯物を洗ってくれていた。
帰りの荷物も帰ってからの仕事もスッキリしてよかった。
パラオ・ロイヤル・リゾート
学校みたいな四角な建物、 でもよかった〜 |
ホテルにビーチとラグーンがあります |
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エントランスは吹き抜けで庭園が見えます |
部屋の真正面がネコマリンとドルフィンパシフィック |
このホテルは遠くから見ると、普通な四角の建物で見ただけだとリゾートっぽさがあんまり感じられない。
けど、浜ちゃんはそのエントランスを見てワクワク♪になった。
リゾート風のゲートを通ってエントランスに着くと、ドアはないけどドアボーイさんが待っていてお迎え、やおら荷物を引き取ってレセプションにガイドしてくれる。
エントランスは高い天井の屋根とゆったりしたソファで構成されていて、その向こうの庭園が見渡せる。壁のないエントランスは広々としてパラオの明るい陽射しが似合う。
このエントランス、池の魚にエサをあげるFishFeedingもやる場所だったり、少し離れた東屋のソファでゆったりしたりがお気に入りで、滞在中よく居た場所になった。
チェックインをして部屋に入ると、ふかふかの大きなベッド、大きな窓、面白い造りのバスルームと、ホテルの一室としては随分楽しめてゴキゲンだ。
フロアの大きさだけはVIPホテルと同じくらい。でも、やっぱり質がダンゼン違う。
もっとも、それ相応のプライスだから当然といえば当然だけどね。
ベランダから見下ろすとエントランスの向こうに広がっていた庭園というか、池が見え、たくさんの魚や亀が泳いでいる姿が見えた。ちょうど上空から海を見るような感じで魚が泳ぐ様子を見られるのが興味を引いて浜ちゃんはずっと魚を眺めていた。
う〜ん、なんというか、ラグジュアリーな感じ♪
夕方、FishFeedingの時間になったので、エントランスに下りて行くと、スタッフが調理場から持ってきたのか、魚の切り身をたっくさん持ってきた。魚にエサをあげたいというと、匂いが手につかないようにゴム手袋を出してくれて、自由にエサをあげていいよと渡してくれた。
水面には魚たちが寄ってきて、すごい事になった。
我先にとエサを求めて大きな魚が突っ込んでくる。それを我が物顔に押しのけて亀がやってくる。エサを手に持ったまま水面に差し出すと亀が指ごとかじるので本気で痛かったりする。下手すると血が出るかもwww
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