−テニスの執事様−
テニス部顧問奮闘記

ここは全くテニスに興味のない人には無縁なページです。ただの 「テニス部顧問日記」です。日頃部活を見ていて感じたこと、試合の様子など、 ただのテニス好きが顧問としていかに奮闘しているかを、ダラダラ書くことにしました。まっ、これもO−TEACHERの 一面ということで興味のあるかただけどうぞ。

平成22年度 M田キャプテンの代

平成23年2月14日 更新 ここをクリックすると最新のところへジャンプ!


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  • 104.T葛大会

    そしてまた新しい代が始まった。M田がキャプテンとなり、新チームが発足した。 2年生は今までで最少の5人。けれども1年生が大量入荷の16人。総勢21名という 久々の大所帯となった。今まではお客様で過保護に扱われた2年生には独り立ちして もらわなければならない。これだけの1年生をしっかり指導するには各々がかなり 頑張らないと…。

    さてそのデビュー戦となるT葛大会。今年もフルエントリー。けれどもかなり厳しい結果となった。 1年生でも筋がいいやつもいるが全員2回戦までで負ける。まぁそんなものでしょう。 問題は2年生。他校の層が厚く、レベルが上がっている。それに比べうちは例年よりかなり 落ちる。そういう状況での大会。結果は推して知るべし。

    キャプテンで1番手のM田は予選決勝で敗退。R澤の3番手に歯が立たない。前の試合が 長くて、そこで体力を使い果たした感じもあるが、明らかに実力に差があった。ベスト32止まり。 他の2年生もほとんど2、3回戦で負けで、誰一人本戦のベスト16に残れなかった。 最終日に残れないなんて、今までなかったこと。私が8年指導してきて最悪の結果。 これでは県大会など夢の夢。かなり厳しい船出だ。

    8/12

  • 105.公立校大会&A大会

    新チームになり、危機感が募り、かなり頑張ってきた。練習試合もバンバン組み、負けても負けても経験を積ませることを 重要視する。上の代が強かっただけに埋もれてしまった代。合宿でも徹底的に走らせ、ハードにやらせた。

    そして迎えた公立校大会。1回戦が山と踏む。相手のF高校はうちのうり二つ。Dが不安定でS1はある程度打て、S2はシコラー。 どちらが勝ってもおかしくない実力拮抗気味。一面展開で9:20試合開始。DはS木とS藤菜で行く。しかし相変わらず安定せず リターンミスなどが多く、先行され常に追いかける展開。デュースも多く6ゲーム目などはジャッジペーパーの一列が終わり下の 予備まで行くくらいの長いデュース。1ゲームで20分もやっていた。最後の最後で追い付き、何とか勝つ。6−4なのに1時間半かかる。

    S1のM田も先行するも相手が徐々にあってきて、途中攻めあぐむ。けれども落ち着いてしっかりと打ち6−3で勝利。良い試合だった。 以前なら打って決まらないと焦ってバタバタしたものだが、今日は落ち着いてさばいていた。少し成長したか?

    ここで2−0の勝ちだが、初戦は3ポイントやるのでS2のS藤珠が入る。これが典型的なシコラー対決。1ラリー10本以上つながり なかなか決まらない。けれども合宿の成果で、この炎天下最後まで粘りきり、勝つ。3対戦終わったのが12時50分…長すぎ。

    2回戦もすぐ。相手はS倉南。Dは経験を積ませようとS木・T地の1年ペアを起用。しかし風が強くなり、ラリーが乱れ3−5とリードされる。 S1はあっさり勝ってくれたので、ここは仕方がないと思っていたら、だんだん粘れてきて、4−5,5−5、5−6、6−6と タイプレークまでもつれ込む。そこで相手のイージーミスとこちらの強気でなんと7−6(2)勝ち。S2は打ち切り。

    そして目標だった第4シードのM国との対戦。でもここはメンバーが揃っていて、昨年のチームならば互角だが、このチームでは3ダンゴも あり得る。でも出来るところまでやろうとハッパをかける。

    するとDは、S木・S藤菜は先行する。けれども相手は全然焦らず余裕で攻められ、最後は平行陣をやられ5−7で敗戦。3面展開だったが S1、S2は頑張っている様子。S2のS2藤珠はなんと実力者に5−4リードしている!けれどもそこでS1のM田が負ける。 相手は昨年のエースでも五分なのに4−6までいったらしい。十分手応えがある敗戦だった。これでベスト16で上出来。ダメな代だと 思っていたが、かなり戦える手応えが出てきた。

    そしてその後A大会。予選ではシングルスでM田・S藤菜・S藤珠が優勝し本戦へ。1年生のT地とS木が決勝で惜しくも敗れる。まぁこれも 経験か。団体はAチームが予選リーグでK分に敗戦。ここで自分たちの詰めの甘さや試合の運び方を猛省する。Bチームは予選突破。 ダブルスは、M田・S藤珠、S木・S藤菜、そしてなんと1年生ペアのS川・Y岡朋ペアが優勝。本戦に進む。

    本戦ではBチームはほとんど勝てず10位。まぁ実力通り。ダブルスは勝ち上がって本校同士で戦うも、M田・S藤珠が準優勝。S木・S藤菜が3位と 十分な結果を出した。少しずつ結果を出しつつある。

    9/13

  • 106.新人戦地区大会

    夏休みの終わりから続き、ここまでかかった。地区大会。

    まずは夏休みにあった研修大会から。上位5人まではストレートインのため他のものはすべて研修大会から。2回勝てば本戦なので、少しは いけるかと思ったが、全然ダメ。2年生二人のみ。特に1年生がまったく振るわずがっかり。層の厚さが最優先課題かも。

    引き続きダブルス。こちらはそこそこ頑張り、なんとシードを破ってM田・S藤珠がベスト8に勝ち残った。さすがに次は負けたけれど、 5位決定戦に進めた。しかし後日行われた5位決定1回戦で、全く何もせず0−6で負ける。不甲斐ない試合だった。

    シングルスはそこそこ。ベスト32に3人、ベスト16に2人だった。特にM田は苦しいタイブレークの2試合を制してのベスト16でなかなか 成長した感じ。

    そして問題の団体戦。1回戦はF佐。相手は二人のためS1、2だけ。体力消耗を考えてM田とT地を使う。危なげなく勝ち、問題の第4シードの 市立K。ここは通常のオーダーを出すも、DのS木・S藤菜があっさり1−6で負ける。S1のM田が3−1から逆転負けで3−6、S2の S藤珠は4−5なだけに残念だ。

    しかしここまではある程度想定内。裏トーナメントに回る。2回戦でA孫子にはDで勝ち、S1はT地で勝つ。3回戦のKの葉にDとS1で 勝つ。ただこのときM田の調子があまり良くなかったので心配するが、最後の決定戦の県立Kではそのまま行く。Dがダメだったが、 シングルスが0−6、0−6で勝ち、見事県大会へ。5位抜けだろうが、このチームなら上出来かも。

    11/13

  • 107.新人戦県大会

    今年の新人戦県大会団体戦は1ヶ月遅れの11月に行われた。 これは国体によるもので、9月の地区予選から考えると だいぶ間があった。

    さてうちのチームは5位の最下位抜けだが、対戦相手は 1位抜けのI川高校。事前情報だとかなり強いとのこと。

    オーダーは迷ったあげくM田・S木を起用する。しかし相手は上手かった。 途中までは3-3で競ったが、その後は一方的にやられ3-6で負ける。 サーヴ、ストロークとも相手が上だった。

    S1はT地。こらちは相手がジュニアの選手で本当に強かった。 でもよく粘り一時は2-3までいく。諦めず最後までボールを追いかけるため 相手のイージーミスが続く。けれどもそこからが試合巧者。スライスとドロップショットを 織り交ぜ翻弄され、結局3-6。でも最後まで打ち切ったのでOK。よくやったと思う。

    結局0-2で終戦。1回戦負け。けれどもこれが今の実力。仕方がない。 最後の天台が終わる。

    2/1

  • 108.T大会1年生大会

    だいぶ前になりますが、1月に1年生大会がありました。今回は県大会に個人で出ている子は本戦ストレートインとして、他の子たちで予選をやりました。 当日は雪のため一週間順延し、各校会場で行われました。結果としては、うちの上位2名のT地とS木が順当に勝ち上がりました。3番手のY岡朋は予選決勝で負け。まぁもう少しというところでしょうか。 他の子たちもそれなりに頑張ったようですが、まだまだ本戦に行くには力が足りない感じ。

    で、本戦があったのですが、私は練習試合があったため見に行けませんでした。S木はシード選手に負けベスト16、T地はひとつ勝ってベスト8でした。まぁまずまず。 二人ともすでに団体メンバーでしたから当然と言えば当然なのですが、これからもチームを引っ張っていって欲しいと思いました。

    2/14

  • 109.A冬季大会

    12月の中旬から予選が始まり、そこで見事勝ち抜いた者たちが1月下旬2月中旬にあった本戦に出た。今回はかなり好成績をあげた。

    まず個人戦だが、SCで3人の1年生が予選で優勝し、本戦に進んだ。本戦は3セットタイブレーク方式で、Y岡朋が途中まで。しかし3位にS木成美、そしてT地が 優勝と大活躍だった。予選からすると460人もいる中での優勝と3位だからかなり偉い。そしてSBではS藤珠とM田が、H陵あたりの中位の選手を破って本戦出場。 本戦ではなんと強い相手を次々と撃破し、M田が優勝。どの相手も1セットでやったら勝てない相手ばかりだったが、このときは当たりまくって完璧な試合ぶりだった。 すごい。

    ダブルスの方も好成績。DCでM田・O俣組が悲願の盾。そして予選ではうち同士で決勝となりD善・T組を破り、S藤菜・Y岡朋組が予選突破。Y岡美・S川組も。 そして本戦ではなんとこの2ペアが決勝で戦うという奇跡。結局S藤菜・Y岡朋組が優勝でした。

    団体の方はAチームが予選で2位となる。リーグ戦でM国に負けたのが痛かった。Bチームは順当に1位抜け。そして本戦だが、Aは2位リーグで出て、ここもトーナメントを あれよあれよと勝ち抜き、優勝!Bチームは本戦1位トーナメントで準決勝で負け、3決で勝ち3位。まぁこれも立派。みんなよく頑張りました。 これだけ勝てたのは久々かも。

    4/19

  • 110.総体地区予選

    3月の終わりから研修大会が始まった。その中で一番心配していたのは 3年生の中で唯一こちらに回ったN田。しかし緊張しながらも何とか2試合勝ち抜き 無事本戦出場。他にも4名ほど勝ち、上々の結果だった。

    そしていよいよ4月に入り総体地区予選本番。まずは団体から。 初戦は2回戦で相手は県立K。けっして侮れない相手。DはS木・S藤菜で勝負。 最初こそ緊張していたが、次第にリズムを取り戻し62で勝つ。ところがS1のT地が 全く振るわない。風もあったが相手のつなぎり粘り負けし、苦戦が続く。 同時進行のM田があっさり60で勝ってくれたが、S1は33で打ち切り。何とか2-0で勝つ。 この時点でベスト4に入ったため総体出場は決定。

    続く第1シードのR澤とはD、S1とも26であっさり敗戦。力の差があった。 しかし来月県を決めた市立K、T葛とうちでリーグ戦をやり2位〜4位を決める予定。 ここで頑張れば2位抜けも夢ではない。

    続いて個人戦。ダブルスは勝てなかった。ベスト16が精一杯で、県決めの試合に絡むところにすら 入れなかった。やはりH陵の力がダントツで抜けており、R澤の上位とともに 鉄壁の強さだった。

    同じくシングルスも。すべて2発目負け。これでもかというくらい。H陵の下位の者ですら 歯が立たず、ほとんどが完敗。その中でも頑張ったのは研修大会上がりのN田が、初戦負けながら 25ダウンからタイブレークまで粘ったこと。キャプテンのM田がシード相手にマッチポイントを 握るところまでいったが、最後はタイブレーク76(6)で惜敗。ただ本人曰く「すべてしっかり 打ち切れたので後悔はありません。」とのこと。エースらしく自分のテニスをやりきったのだろう。

    というわけで、いちおう一区切り。結局団体で総体県大会へ出られることが決定しただけだが、 これが実力だと思う。この後のリーグ戦と県大会で最後となる。

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