編集方針: まわりくどい表現を避けるため、正確さよりも分かり易さに努める。

あ行
    • ISM工法 In situ Mixing Method
      現位置攪拌混合固化工法

    • INSEM工法 IN-situ Stabilized Excavation Materials Method

    • I 型積込 cross loading
      クロスローディングと同義、積込時のローダの動きが前後運動となり I 型であるための呼称。
       対語: V型積込(Vシフトローディング

    • I C カード IC card
      ICを利用したメモリカードで、建設業でも重機稼働管理や労務管理に使われている。

    • I C 雷管 electronic delay detonator
      IC(集積回路)による電気タイマを組み込んだ段発電気雷管。 秒時精度が高く、1ms単位の設定が可能。 

    • アイランド工法 island process
      法切オープンカット工法と切梁工法の併用工法。 @掘削外周部に矢板を打ち込み、 Aその内側を法切オープンカットで掘り下げ、 B中央部の構造物基礎を打設、 C矢板土留め壁の内側の法部分を掘り下げながら、 D基礎部分から反力を取って斜め切梁による土留めを施す。 E構造物の残り部分を構築する。

    • アウトリガ outrigger
      クレーン作業等で転倒を防止するために、機械の外側に張り出し、地面に突っ張る接地脚のこと。

    • アカウンタビリティ accountability 説明責任

    • 明かり
      トンネル工事以外の工事を明かり工事という。

    • 明かり発破 open cast blasting, surface blasting, open pit blasting
      坑内発破に対する対語で、地上(明かり)で行う発破

    • 上越し(あげこし)

    • AASHTO土質分類法 American Association of State Highway and Transportation Officials soil classification system
      米国における路床土の土質分類法の1つ。
      統一土質分類法日本統一土質分類法

    • 圧縮空気貯蔵プラント
      夜間等の余剰電力で圧縮(圧搾)空気を地下タンクに貯蔵し、CAES-G/T(Compressed Air Energy Storage Gas Turbine)発電に利用する。

    • 圧縮沈下 compression
      盛土等において、締固めや載荷により間隙が圧縮されて、体積が縮小して沈下する現象
       類似語:圧密沈下

    • アースアンカ earth anchor, tieback anchor

    • アースオーガ earth auger
      螺旋状の錐(スクリュオーガ)を回転させながら穴を掘る基礎工事機械。 軸全体が螺旋状のものを連続スクリュー式、先端だけのものをオーガスクリュ式と云う。 前者は最大掘削深さ70m位でCIP工法・PIP工法・中堀工法・プレボーリング工法等に用いられる。 後者は3m程度の掘削深さで電柱等の建込に使われる。

    • アースダム earth dam
      土を主材料としたフィルダム、最古の歴史を持ち、比較的に堤高は低い。

    • アースドリル earth drill
      円筒形の回転バケットで穴を掘削する基礎工事機械

    • アースムービング earthmoving
      土工事、搬土工、運土工。 土工事の範囲として運土を主として earth worksより狭いが、open pit mining(露天掘鉱山)を含む。

    • アタッチメント
      機械本体に取付ける取替可能な作業装置

    • あたり underbreak, stump
      発破後、破砕されずに掘削線より飛び出ている部分

    • あたり取り発破
      あたり部分を破砕除去する発破

    • 亜炭 lignite
      炭化度の低い石炭

    • アッターベルグ限界
      コンシステンシー限界と同義

    • 圧密沈下 settlement of consolidation
      飽和土における脱水を伴う圧縮沈下

    • アーティキュレート articulated steering :車体屈折式操向
      最近の大型のホィール式重機は、操向(ステアリング)方式として、車体全部と後部をピンジョイントで連結した車体屈折式の採用が一般的となっている。

    • アーティキュレートダンプ Articulated Truck :屈折式ダンプアーティキュレートダンプトラック
      2軸または、3軸の車体屈折式ダンプトラック。 車体幅が小さく、全輪駆動で接地性もよい、従ってトンネル、軟弱地によく使われ、登り急勾配にも強い、弱点のブレーキも改善しつつある。 中距離運搬機

    • 後ガス blast fume, after-gases
      発破時に発生するガス

    • 孔間隔 spacing
      発破孔間の間隔

    • 孔尻 bootleg, socket, butt, bottom
      発破孔の孔底

    • アバット abutment
      @ 橋台、 A ダム堤体の左右両岸の傾斜面に接する部分

    • アベイラビリティ availability
      現場で機械が目的の機能を発揮できる能力

    • アメニティ amenity

    • アリマッククライマ Alimak climber
      斜坑掘削に用いる登坂型の懸垂式モノレールの設備

    • アルカリ骨材反応 alkali aggregate reaction
      一般には、反応性鉱物(アルカリ、シリカゲル)の生成や吸水に伴う膨張によりコンクリートにひび割れが生ずる現象をいう。 広義には、コンクリートの細孔溶液中の水酸化アルカリと骨材中のアルカリ反応性鉱物との化学反応をいう。

    • R I 法 nuclear methods for field density determinations
      ラジオアイソトープを利用した現場密度試験法

    • RQD Rock Quality Designation
      ボーリング時に採取された岩石コアの割れ目の程度を示すパラメータ
       RQD = 10cm以上のコアの総長/単位掘削長(ex. 1m)
      詳細(岩の判別)

    • RCC Roller Commpacted Cocrete
      振動ローラで締固めた貧配合のコンクリート
      RCCダム
    • RCD Roller Compacted for Dam
      重力式コンクリートダムをフィルダムのように重機で施工するレア工法。 国内の大型重力式ダムは、総て合理化施工法であるRCD工法に変わった。 固練りの生コンをダンプで運搬し、ブルドーザで敷均して、振動ローラで締固める。

    • アンカドリル anchor drill
      二重管掘りが可能な機構を持つ油圧ロータリパーカッション式穿孔機。 回転・推進機能と油圧打撃機能を備える。 アンカ用の穿孔の他、発破のOD工法にも利用される。

    • 暗渠 culvert, closed conduit
      地中に埋設される水路や路体盛土部を横断する道路を通すための構造物

    • 暗渠排水 underdrainage, sub drainage

    • アングルドーザアングルドーザ angledozer
      ブレードの角度を車体中心軸に対して調整できるアングルブレードを装着したブルドーザで、パイロット道路等の片切片盛施工に適している。 近年の小型ブルドーザは油圧式のパワーアングルを装備している。

    • あんこ
      発破用語:発破孔の込め物(填塞)の俗称。 stemming materials, tamping, stemming
      トンネル用語での”あんこ抜き”は、掘削土砂運搬

    • 安山岩 andesite
      石灰質アルカリ組成に所属する溶岩の噴出によって生じた火成岩

    • 暗騒音 background noise, ambient noise

    • 安息角 angle of repose
      自然に盛り上げたルーズ土の安定斜面角度

    • アンダーキャリッジ undercarriage
      下部走行体のことで、クローラ式やホイール式の足回り装置一式

    • アンダーピニング :underpinning
      近接施工によって、不安定になる既設構造物の基礎等を支える補強工事

    • 安定液 slurry, clay suspension
      ベントナイトや分散剤等を混合した泥水。 ボーリングや連壁、シールド工事等の地下掘削において壁面安定のために用いられる。

    • 安定処理工法 stabilization method
      安定処理工法は発生土の有効利用としての改良で、安定処理工法には、プラント安定処理工法と原位置安定処理工法がある。
      広義には、路床等で粒調砕石や固化剤を混合する地盤改良工法を含み、それには路上混合方式とプラント混合方式がある。

    • アンブレラ工法 reinfoced protection umbrella method
      トンネル掘削に先行して、長尺フォアパイル打設により傘状アンブレラで先受けする補助工法。

    • アンホ爆薬 ANFO:Ammonium Nitrate Fuel Oil explosive
      プリル状硝安と軽油を94:6の割合で混合した爆薬。 起爆にはブースタ(親ダイ)が必要

    • イコライザバー equalizer bar
      バー式懸架装置で、クローラ式トラクタの場合、ダイヤゴナルブレーズと組み合わせて、トラックフレームのオシュレーション機構となる。

    • 石工 mason
    • 石積み stone masonry, rubble work

    • 石目 rift
      岩石の割れやすい方向

    • 位置図 location map
      工事現場の位置を示す図面

    • 一軸圧縮強度 unconfined compressive strength
      一軸圧縮試験での供試体ぼ最大圧縮応力

    • 井筒 well, open caisson
      オープンケーソンのこと

    • 犬走り berm
      法面が長い場合、安定のために中間に設ける1m程度の水平部分

       
    • 一般管理費 overhead
      本支店経費と同義

    • 岩手ローム Iwate loam
      岩手山を噴源とする火山灰質粘性土の通称。 一本木火山礫質ロームと渋民ロームがある。

    • 岩目
      節理・層理・片理・断層・石目等の総称。 リッピングや発破等の岩掘削において、順目か逆目かが起砕に影響する。

    • インクライン incline
      傾斜面での運搬装置で、ウインチによるロープ牽引式とラック・ピニオン式があり、ガイド方式には軌条、懸垂モノレール、壁面ガイド床面走向方式がある。 一般的には産業用の鋼索鉄道(ケーブルカー)を指すことが多く、資材運搬等に使われるが、荷を積んだダンプトラックの昇降に用いられることもある。

    • インセンティヴ incentive
      励みになること(補助金、税制等の優遇、誘導)

    • 引照点 施工上邪魔になる杭ポイントを交差二直線上の逃げ杭に逃がしておく。

    • インバート invert arch, invert, inverted arch
      軟弱地のトンネルにおいて、側壁が押し出されないように路盤部に打設する逆アーチ状のコンクリート

    • V シフトローディング V shift loading
      ローダによるダンプトラックへの積込法で、ダンプを切羽に対して斜めに停車させ、切羽とダンプの間をローダがV型に動くのでこの名がある。 クロスローディングに比べてダンプの運転技量に左右されず、サイクルタイムが短く、効率がよいので土工先進国(米、豪)では一般的な積込法である。 但し、フロントデフへの負担が課題とされている。

    • ウインチ winch
      巻胴にロープを巻き取る揚重・牽引用の巻き上げ機械

    • WES Waterways Experiment Station
      米国水路局

    • ヴェッセル vessel :舟形荷台

    • ウエルポイント well point
      集水管を土中に1〜2m間隔で多数挿入して、真空ポンプで地下水を吸引し、一時的に施工範囲の地下水を低下させる方法

    • ウォータジェット water jet
    • 雨期 pluvial season, rainy season, wet season
      雨の多い時期、梅雨等、 対語:乾期

    • 雨天 rainy day, rainy weather
      雨の日、 対語:晴天

    • 雨量 rainfall, rainfall depth
      降雨量

    • 浮石 loose part of rock, spall, flaking
      @ 切羽、法面等の掘削面等で浮いた状態で脱落しそうな不安定な岩石。
      A コンクリート骨材の場合、軽石等の不良骨材

    • 雨食 rain sculpture, rain erosion
      降雨による浸食

    • 打掛発破
      打ち掛け発破とは、ベンチ発破で起砕後のズリを残し、自由面を開放せずに次発破を行う方法。 飛石、発破騒音・振動低減に効果があり、ズリ出し工程に独立して発破サイクルを組めるメリットがある。 石灰山・砕石山での利用例が多い。

    • 埋め殺し left im place
      基礎工事等で土留め等の仮設材を撤去せずに埋戻すこと

    • 埋立 reclamation, fill, fillimg

    • 埋戻 backfill
      構造物掘削の後、構造物打設後に掘削部を埋め戻すこと。

    • 裏込め backfill, backing
      擁壁等の構造物の背面に透水性の砕石等を充填すること。
      隧道では、覆工コンクリートやセグメントと地山との間隙にモルタル等を充填すること。

    • 雨裂 gully

    • 運土計画 scheme of haul
      狭義には土量配分計画と同じ意味で使う。 広義には土量配分に搬土機械の割付けや走路計画を含めたもの、搬土計画とも云う。 また、ダムの用土計画を運土計画と称することもある。

    • 運土距離 hauling distance
      切盛工事においては、切盛の重心間距離で求めているので、対象土量の平均運土距離となっている。 また、直線距離で示されていることが多いので、実運搬距離に補正が必要

    • ASP(エイ・エス・ピー):Application Service Provider
      ネットワーク上でアプリケーションソフトの機能を提供するプロバイダ(事業者)。  課金は従量制、月極制等があり、使用頻度の低いソフトは購入より有利

    • 鋭敏比 sensitive ratio
      粘土の乱さない状態と練り返した状態の非排水剪断強さの比。 粘土の構造がその強度に寄与する度合いを示す。
      鋭敏比の高い土質は、重機走行でこね返し、トラフィカビリティが悪い。

    • ASTM :American Society for Testing and Materials
      試験法と材料を規定している米国の協会

    • 液状化 liquefaction
      飽和した緩い砂が地震などの繰り返し剪断力によって粒子間のかみ合わせがはずれ、粒子が間隙水中に浮いた状態になる現象
       → ボイリング、噴砂

    • エコロジカル・コリドー Ecological 生態的回廊
      干潟・水辺緑地・湿地・田園・草原・都市公園等の散在する自然要素を自然河川・森林緑道等で連結した広域的な回廊。

    • エコロジカル・ネットワーク Ecological Network
      都市や地区のレベルでの緑の構造をネットワーク化していくことで、都市の生態ポテンシャルを向上させるもの。

    • エジェクタ ejector
      スクレーパボウル内等のの土砂排出装置
      スクレーパ

    • SAE規格 Society of Automotive Engineers
      米国自動車協会の規格。 エンジンオイルの粘度規格がよく使われる。 バケット容量等のJIS規格もSAEがベースである。

    • SS無線 Spread Spectrum
      SS無線は、スペクトラム拡散無線通信方式をとる小電力データ通信システムの無線局で、パソコン無線LAN等に利用されている。 周波数は2.4GHz帯で、出力10mW/MHz以下。
      スペクトラム拡散は、広帯域の周波数に拡散して放出し受信する通信方式で、妨害電波や外乱に強く、秘匿性を有し、伝送速度も速く、移動体通信向きである。 そのため建設機械のテレコントロールにも利用されている。 欠点として、周波数が高いので直進性が鋭く、伝送距離が1〜2kmあるが見通しが必要、また、同一エリア内でのチャンネル数が限られる。

    • 越流 overflow

    • FRP: Fiber Reinforced Plastics 繊維補強プラスチック

    • FCB工法: Foamed Cement Banking Method
      FCB工法は気泡混合軽量土(Formed Mixture Light-weight Soil)を用いた軽量盛土工法である。 気泡混合軽量土は、砂質土+セメント+水+気泡から構成された改良土、つまり、発生土(砂質土)に気泡モルタルを混合したもの、若しくは気泡モルタル単体である。
      気泡混合軽量土は、軽量で流動性、固化後の自立性等の特徴があり、盛土加重の低減、敷均・締固めの省略化、狭小部充填、鉛直盛土等が可能で、環境負荷も小さい。 JHでは軽量盛土の標準工法としている。

    • FBB工法: Free Bench Banking Method
      鉄筋コンクリート製のパネルと鉄筋加工の鋼棒と平鋼からなるアンカ部材を用いて土留めを行うもので、腰止めブロック積工法に代わる工法としてJHで考案された。 新工法なので適用に当たっては、地盤や土質等の施工条件を充分検討する必要がある。

    • エマルション爆薬 emulsion explosive
      含水爆薬の一種

    • MS発破 MS blasting
      ミリセカンド遅発電気雷管を用いた段発発破

    • MS雷管 millisecond delay delay electric detonator
      ミリセカンド遅発電気雷管

    • MSワーク motor scraper works
      モータスクレーパ工法による作業

    • N値 SPT N-value, SPT blow count
      標準貫入試験による地盤の相対的な硬さを示す値
      N値の詳細

    • LPG地下岩盤貯蔵
      石油地下備蓄の水封式地下岩盤備蓄技術により、地下100m程度にLPGを貯蔵する。

    • エルボ elbow
      配管における曲線接続用の曲管

    • エレベーティング・スクレーパ Elevating Scraperエレベーティングスクレーパ
      バーフィーダ式のセルフローダ装置をもつセルフローディング・スクレーパで、発明者の名を取ってハンコック式スクレーパとも称す。 500m以内の運土向きで、米国では、宅造や道路の仕上げ用によく普及している。
      → 詳細解説

    • エロージョン erosion :浸食

    • 遠隔操作 remote control
      無線式と有線式があり、危険地域や悪環境からオペレータが逃れる場合と正確な視認のために目的物に近づく場合がある。 対語:機側操作
      → 無人化施工の工事例
      → 無人化施工の方法(pdf.352kB)

    • 円弧滑り circularrupture, Swedish break

    • 堰堤(えんてい)dam, bank, levee, dyke

    • 大河津分水工事
      信濃川の洪水対策として新潟県燕市で分水し、寺泊大河津地区を経て日本海に注ぐ9.1kmの分水路工事。 江戸時代から構想があり、維新後着工されたが、技術的な問題等で頓挫した。 1909年に機械施工で工事を再開し、2,880万m3の掘削を伴う東洋一の大規模土工となった。 1992年8月に完成したが、5年後に自在堰が倒壊した。 その復旧工事に青山士や宮本武之輔が携わったため、一般には小説や評伝で復旧工事の方が有名になってしまった。

       
    • 大発破
      • 坑道式発破:coyote blasting, chamber blasting
      • 爆薬量が200kg以上の発破。

    • オーガ auger
      地盤を穿孔する手動又は動力式の螺旋状の錐。

    • OR Operations Research
      オペレーションズ・リサーチ:作戦解析
      大戦中に英国で開発された作戦解析の数学的手法で、防空や対潜作戦に絶大な効果を発揮した。 戦後は企業活動にも導入され、機械土工でも線形計画法等の各種の手法が利用できる。

    • ORタイヤ OR tires
      オフ・ロード・タイヤの略語。 公道を走らない建設機械用の大型タイヤ

    • ORダンプトラックORダンプ Off Highway Dump Track
      オフ・ロード・ダンプトラックの略語。 公道を走れない現場専用の重ダンプトラック。 近年、英語表記は上記が一般的となっている。
      → 詳細解説

    • 横断図 cross section
      対象構造を鉛直面で切った断面情報の図

    • 置換工法 removal and replacement method
      軟弱層等の不良土を良質土に置換え、良質な地盤を得る工法で、掘削置換工法(全面・部分置換)、押出し置換(盛土自重置換、爆破置換がある。

    • 送状 invoice
    • 大背 third enlargement

    • 押さえ盛土 counter load, loading berm, counterweight fill
      円弧滑り等による盤膨れを防止する盛土

    • オシュレーション :揺動
      不整地を走向する建設機械は、不整地での足回りの接地性を保つために、トラックローラフレームや車軸を車体取付部を支点として揺動させる機構を備えている。

    • OD工法 overburden drilling method
      水中発破の工法で、岩盤上の軟弱な表層を外管のロータリドリルで穿孔し、岩盤に達するとパーカッションドリルで穿孔する。穿孔後、穿孔壁面はケーシングチューブで保護してから装薬する。

    • オーバコンパクション over compaction :過剰転圧
      高含水比粘性土等を締固めた場合に、こね返しを起こし、強度が著しく低下する現象

    • オーババーデン overburden :表土
      原石山等で、採掘対象の岩石の上層の土砂部分を指す。

    • オフセットショベル off-set boom
      平行リンク式のオフセットブーム(平行リンク式側溝掘ブーム)で、壁際の溝掘りが容易にできる。 

    • オープンカット open cut :開削
      開削には、法切オープンカットと各種土留めオープンカットがある。

    • オペレータ operator 操機員
      建設機械の運転手

    • オボレ谷
      元の谷が堆積土で埋もれている箇所

    • 親杭横矢板工法 berlinoise method
      一般的には、H綱を親杭として打ち込み、掘削に伴って横矢板を掛けていく土留め工法

    • 親ダイ primer, initiator
      発破時に、雷管を刺す点火用の爆薬(ダイナマイト等)で、他の増ダイやアンホ等の爆薬を誘爆させる。
      対語:増ダイ

    • 親綱 
      安全帯のロープのフックを直接固定物に付けられない時に、仮に取り付けるロープ

    • オリフィス orifice

    • オルタネータ :交流発電機

    • オレンジピールバケット orange peel bucket
      岩塊を掴むクレーン用バケットで、海洋土木の捨石工等によく使われる。

    • 温度 temperature


/EarthMove/用語/あ行