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スクレープドドーザ Scrapedozer
- スクレーパ系建設機械
スクレーパは、フレスノスクレーパが発展したものである。
スクレーパ系は、掘削・積込・運搬・敷均の一連の土工作業サイクルを1台でこなせる自己完結的な機械で、スクレープドーザの他にキャリオールスクレーパ、モータスクレーパがある。
- スクレープドーザの概要
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外見は、スクレーパ本体にクローラを装着したような構造で、セルフローディングが行える。
また、接地圧が低く、シャトル運転で足場を乱さない、そのため軟弱地走行に優れ、わが国の土質によく適して普及した。 経済的搬土距離は、40〜250m位である。 |
主 要 諸 元
| 型 式 |
全装備
質 量 |
接地圧 kPa |
積載量 m3 |
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| 空車 |
実車 |
山積 |
平積 |
Frutiger |
| SR280P |
26.0t |
58 |
83 |
9.5 |
8.0 |
SR2000 |
| SR280P-2 |
26.7t |
59 |
85 |
9.8 |
8.2 |
SR2001 |
- スクレープドーザの構造
- スクレープドーザの作業手順
作業手順は、掘削・積込→運搬→撒土→復帰の順であるが、スクレープドーザは前・後進のシャトル運転のため旋回の必要がない。 また、後進排土が可能なので、下図のような標準作業図をメーカが示していた。 そのためか、道路土工指針や積算基準の作業量計算もこの作業動作に基づいて計算式を組立ている。 しかし、実際の施工において、撒土は通常、前進で行っている。
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前進:ボウルを下げる
前進:掘削・積込開始
積込完了、ボウル上げ
盛場へ運搬
盛場の敷均
後進:排土
後進:排土完了
後進:土取場へ復帰 |
- スクレープドーザの歴史
スクレープドーザは、スクレーパとブルドーザ合体したような外観をしている。
この機械は、ドイツで最初にスクレーパを開発したDr. H.Cordesが、独陸軍の要請により対戦車壕の掘削機械として、1938年から開発を始めたもので、いくつかのプロトタイプ(SR39)の写真が残っている。 1943年にSR43を製品化し、1953年にMenck
& Hambrock社がSR53の量産を始め、SR65、SR85へと進化した。
わが国では、日本車輌製造(株)がSR53を技術導入して、日車メンク SR62として国産化(昭和37年)したため、通称メンクと呼ばれている。 その後、改良型のSR64となり、SR264と独自の発展をした。 国内需要から三角シューを装着した小型の超湿地タイプSR40も開発された。
そして、SR264CからSR280Pへのモデルチェンジとなり、パワーシフトドライブとなって大型化した。 しかし、バブル崩壊後、事実上生産が停止している。
一方、本家のMenck & Hambrock社は1978年に倒産し、SR85をスイスのM.Buhrer社が継承し、SR928、Operator
1030に発展した。
近年は、Frutiger社がSR2000、SR2001を日車から逆輸入している。 そして、フルティガ社は2000年から18m3級のSR3000 Tigerの製造を開始した。

SR39 → SR43 → SR53 → SR65 →

→ SR85 → Operator 1030

SR2000 → SR2001 → SR3000 → Serial SR3000
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