2018年7月15日に、プリンスルートで登ってきました。
『富士山の遊歩道を全て歩いてみたい』という思いから、毎年いろいろなルートでチャレンジをしています。
今年は富士宮ルートでスタートして、宝永火口を通って御殿場ルートで登頂するプリンスルートにしました。
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前日午後7時に仕事を終え、帰宅して準備をして午後11時に車で出発。午前1時30分に水が塚公園駐車場に到着。3時間ほど仮眠をして午前6時のシャトルバスに乗って富士宮口五合目に行きました。
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朝の7時前から人がたくさんいます。
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スタートして20分。六合目の分岐点で上に行かずに横に進みました。ここから宝永火口や御殿場ルートに進む人はごく少数ですから、渋滞もなく、気ままに登ってきます。
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↑青い線の富士宮ルートを途中で外れ、富士山を横に進んで火口の中を歩き、緑色の線の御殿場ルートに移って頂上をめざしました。
富士宮ルートをそのまま進めば山頂まで5~6時間ですが、今回のルートだと7~8時間かかるのでちょっと遠回りになります。
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直径約1㎞の巨大な火口の中。ここは火山灰地なので、地面は細かい砂利や砂です。
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六合目(2490m)から70m下り、宝永第一火口の中心(2420m)に来ました。
ここから宝永山(2693m)までは273m登ります。
砂の坂道は3歩進んで2歩下がる感じで、ものすごく疲れます。
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スタートして2時間、宝永山山頂です。
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火口のえぐれに沿った「馬の背」を歩きます。
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御殿場ルートに入りました。
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不思議な落とし物。たまに手袋とか剥がれた靴底が落ちている事がありますが、10㎏の鉄アレイは初めて見ました。
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スタートして約3時間20分。3000m付近です。
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中央の白い部分は雪です。地面の下には残っているところがあるんですね。
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この辺りまで来ると、地面は砂や砂利からゴツゴツした溶岩が多くなってきます。
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山頂の鳥居が見えてきました。もう少し。
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14時39分に登頂! スタートしてから7時間でした。
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青い空と地平線も綺麗で、目に映る全てが感動的です。
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見渡す限りどこまでも広がる雲海
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途中で寄り道した宝永山が下に見えます。
今年は各地で35℃~40℃の「危険な暑さ」が続いているせいか、山頂の雪も少なく、気温も高めでした。
この日は午前4時の気温が4℃だったそうですが、昼間は温かくて、持って行ったダウンやレインウェアも着ることはありませんでした。
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ここは山頂にある「日本一高い」公衆トイレ。
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トイレの入口のボード。入口にいる管理人さんが書いているそうです。
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いつも人がたくさんいるこの場所も、午後5時頃になるとガラガラです。
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いつまでもこの景色を眺めていたいけど、下山しないといけない時間をかなりオーバーしてしまいました。
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下山途中の八合目にある救護所です。午後6時17分なので急がないと。
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この時間で登ってくる人は八合目の山小屋に泊まる人がほとんどです。
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午後6時23分。夕日の影富士が綺麗でした。
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午後6時52分で3000m地点です。もうすぐ暗くなってしまいます。
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午後7時ちょうど。夕日の景色も良いものですが、先を急ぎます。
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8時30分の最終バスに間に合いました。来たバスからはこれから登る人達が降りてきましたが、満員でした。真っ暗な中をヘッドライトで照らしてご来光の時間に合わせて登る弾丸登山の人がたくさんいる事を再認識しました。
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今年のお守りアイテムはハリーとはぐたん。
それと、パトレンジャーのトリガーマシン。それを使って今年も【登山×写真×模型】をやってみました。
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警察ガッタイム!
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完成!パトカイザー!
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(富士山頂でこんな事ができるのは人が少ない時間帯だから)
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お守りアイテムはルパンレンジャーのビークルも持ってきました。
富士山頂を飛ぶレッドダイヤルファイター。
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ブルーはピントが背景に合ってしまいましたが、雲の上を飛んでいる雰囲気は伝わるかと思います。
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そしてイエロー。去年ここでミレニアム・ファルコンの写真を撮りましたが、飛行メカは青空と雲が似合います。
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グッドストライカーも。 快盗ガッタイム!
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完成!ルパンカイザー!
今年はお守りアイテムが過去最高のボリュームになりました。
合体ロボはバラバラにでき、変形部分が多くコンパクトになるので、リュックに入れるのが思ったよりは楽でした。
6年前に初めて富士登山をした時はリュックがパンパンで、レンジャーキーを2つ持つのがやっとでした。
あれから富士登山に慣れたのもありますが、たくさん持って行けました。
最近は登山がしたいのか、プラモの撮影をしたいのか訳がわからんと言われそうですが、頂上に着いて何かをしようと目標があると登れるのかもしれません。