こんにちは。佐藤伸幸と申します。これを読んでくださっているあなたは、現在、痛みをどこかに抱えている方だと思います。 実は私も、人の何倍も痛い思いをしてきました。

私も患者でした

私は格闘技をしていたので、打撲は日常茶飯事ですが、頚の捻挫で頚が動かないとか、腰痛で動けない事が何回もありました。
また、事故で腰椎を骨折した事もあり、５個ある腰椎で骨折２箇所・ヘルニア２箇所・脊椎分離症１箇所と、腰椎全てに障害を受けたことがあります。他にも急性腰痛症を何回も経験したり、坐骨神経痛になったり、肋骨を骨折したり・・・。
中でも腰椎を骨折した時は脚が動かせなくて、一生歩けないのかと心底怖い思いをしました。
そのため、患者さんの痛み、苦しみ、辛さ、早く良くなりたいという気持ちが本当に良くわかります。

自分自身の痛みの経験を生かして

そして、自分が患者として様々な治療を受けてきたことが、治療家として貴重な経験となっています。
こういう時はこういう治療が効果的であるとか、自分の身体でいろいろ試しました。たくさん痛い思いをしましたが、自分が患者という立場になるチャンスだと捉え、この経験を治療に役立てようと克服してきました。
現在は週に６日、元気に働くことができますし、休日は登山をしたりと活動的に過ごすことができています。

私が元気で動けている姿を富士登山という方法でお見せすることで、患者様が元気になってもらえれば嬉しいです。　　→ 体のケアしだいで富士山も登れる！

整体に感動した瞬間

私が高校生の頃の話です。母が交通事故に遭って頚を痛めてしまい、全く頚が動かない状態になっていました。 何をするにも不自由で、痛みは強く、整形外科に通院していましたが、なかなか改善しませんでした。
担当医には、これは一生治らないとまで言われ、母はとても落ち込んでいました。
その当時は、整体というものがほとんど知られていませんでしたが、私の従兄弟（後の私の師匠です）が世間に先駆けて整体術を会得していました。そして、母に対し整体の施術をしたら、１ヶ月ぶりに頚が動くようになったのです！それには、母も私も家族もびっくりしました。そして、それをきっかけに、母は希望を抱くことができ、回復していったのです。

確かな技術を提供したい

約４０年前になりますが、私は、日本で最初に設立された２年課程の整体の専門学校の学生でした。
私が２年間毎日、学校で実技練習に専念していたその頃は、世間では「整体」というものがまだあまり知られていませんでした。
現在では「整体」という言葉自体は広く認知され、それについては喜ばしく思っています。
しかし、近年では数日間の講習を受けただけの施術者が増えすぎています。
大手の整体チェーン店でさえ研修は１０時間位。
学校の授業の３日分です。
見よう見まねではない、本当の整体術・矯正術は数日では習得できません。
時間をかけて実技練習を重ねてきたからこそ、本当の技術を会得し、技の使いわけができるのです。
私が整体を学びたいと思った、あの時のような驚きや感動を多くの方に感じていただきたいと思いながら、日々施術をしています。