富士山 2015 富士宮ルート~御殿場ルート

2015年7月19~20日、去年は悪天候で登頂できなかったルートに再チャレンジしました。
富士宮ルートで登り、御殿場ルートで下山します。

水ヶ塚駐車場に車を車を泊めて、シャトルバスで富士宮口五合目に向かいます。
天気は晴れ。富士山に笠雲がかかっています。

8時30分時点で、山頂の気温5℃、五合目は15℃です。

ふじっぴー発見!一緒に写真を撮ってもらいました。
人差し指で日本一の『1』だそうです。ふじっぴーが教えてくれました。彼はサービス精神旺盛で、いろいろなポーズをしてくれました。

 

天気の良い登山は楽しいです。笠雲の中ってどんな感じだろう?消える前に早く入りたい。

なんて思っていたら・・・ 雲の中はこの通り真っ白。しかも雨。
雲なんだから当たり前か。気づくのが遅かったです。

13時頃に九合目の山小屋に到着。予定ではチェックインした後に山頂に登って、夕方の景色を楽しんでここに戻って、また翌日に山頂に行くつもりでした。
雲がとれなくて天候が回復しないのと、もともと朝はゆっくりする予定であったので、何と17時間も滞在しました。仮眠するしかやることがなく、普段の寝不足を補うべく、ただ横になっていました。(とても辛い・・)

山小屋ははっきり言って心地良くありません。宿泊といっても、仮眠ができる所と考えたほうがいいです。今回泊まった所はひとつの部屋(スペース)に5人が雑魚寝するスタイルで、セミダブルの布団に2人、ダブルの布団に3人、知らない人と同じ布団で寝ます。
身長170㎝の私が頭と足がつっかえる幅なので、背の高い人は膝を立てて寝ます。
身動きできないし、良く眠れません。
そしてほとんどの人が、山頂でご来光を見るために午前1時~2時に出発します。
私は朝ここでご来光を見て、混雑する時間を避けて登りましたが、やはり起こされます。

山小屋の近くにご来光が見える場所があり、山小屋のスタッフが連れて行ってくれます。

ご来光を見て山小屋に戻るところ。右側に万年雪、中央が山小屋、雲の上にうっすらと影富士が映っています。

この後1時間ほど山小屋でゆっくりして出発。混雑する時間を避けます。

出発して1時間後、登頂しました。

山頂の中でも一番高い、剣ヶ峰はこの急坂の先にあります。

石碑には『日本最高峰 富士山剣ヶ峰 3776m 』と刻まれています。

火口の直径は約800m・深さは約200m。富士山の八合目から上は富士山本宮浅間大社の私有地で、火口は世界最大の賽銭箱。古来よりかなりのお金がここに貯まっていると聞いたことがあります。

眺めが素晴らしくてずっとここに居たくなります。

とにかく気持ちいいです!

写真中央の建物は郵便局、真ん中の鳥居が御殿場ルート。
帰りはこのルートで下山します。

八合目の山小屋(休業中となっているが廃業?)。このルートは4ルート中で一番のロングコースなのに山小屋が少ないし、人も少ない。

ごつごつした溶岩地帯から火山灰地に変わっていき、七合目から大砂走りになります

高低差1000mを一気に駆け降ります。走るというより走らされてる感じ。
一歩で3m。軽い!速い!楽しい!

もっと晴れていると一望できるが、この辺はいつもガスが多いそうです。
右に双子山、左の奥のほうにゴールの御殿場口と駐車場が見えます。

無事、下山しました。今回はツアーでなく個人だったので時間に追われることもなく、好きなところで立ち止まったり、登山と下山で違うルートにしたり、自由に楽しみました。

また違うルートでチャレンジしたいと思いました。

今回のお守りアイテムは仮面ライダードライブのシフトカー。
山頂の色々な所を走らせました。

万年雪が残る火口を疾走するシフトスピード。
こんな事をしているのはたぶん私だけ⁉

それとデカレンジャーのボス、デカマスターの力も借りました。

毎回人に見られないように撮影しています。



≫次の記事を読む

≫登山一覧に戻る

2015年07月20日