富士山 2019 まぼろしの滝・小富士
2019年6月13日に、須走口五合目の小富士と、まぼろしの滝に行きました。
まぼろしの滝は、富士山に降った雪が溶けて流れ、5月中旬~6月初旬の間だけ、この場所で見ることができます。
富士山は雨や雪が降っても、水分を軽石みたいに吸収するので、水が流れる場所は珍しいです。
とてもいい天気ですが
富士山に着くと3合目あたりから白くなってきて5合目ではほとんど見えません。
まぼろしの滝は、五合目の駐車場から徒歩30分位です。
ここは初めて行く所なので、視界が悪くて不安ですが、道に沿ってロープが張ってあるのでそれを目印に進みます。
まぼろしの滝は特別な秘境でもなく、お散歩感覚で行けます。
犬を連れた人にも会いました。
ここがまぼろしの滝。残念ながら水が流れていませんでした。まさに「まぼろしー!」
6月中旬では遅かったようです。また来年、今度はもう少し早く来ます。
まぼろしの滝から徒歩30分。須走口五合目に戻りました。
次は小富士を目指します。
まだ山開きしていないので山頂への道は通行止めです。(届け出をして許可を得れば1年中登れますが、それは登山の上級者の話。一般登山者は7月上旬~9月上旬です)
小富士へは山頂へ続く道の手前を右折して行きます。
この日は登山というよりハイキング。荷物をまとめ、リュックひとつは車に置いて軽装になりました。
富士山の4つの登山道の中でも須走ルートは木が多いです。
30分で小富士に着きました。晴れていれば360度の展望で富士山頂や山中湖が見えるそうです。
小富士の先を進んで行くと、下り道が続いていてどこまでも行けそうでした。
20分位進みましたが案内表示も無いし、視界も悪いので引き返しました。
後で地図で確認すると小富士から先は小富士林道といい、さらにその先の細尾野林道とか、滝沢林道になって、吉田ルートの2合目や、0合目にあたる馬返し、あるいはさらに麓にある中の茶屋につながるみたいです。中の茶屋からは登った事があるので、あの時に見たどこかへ通じている謎の道がこれみたいです。
これらの道はよほどの地元の人でないと迷うレベルだと思われます。
鹿発見!3匹いました。
鹿がいたのは五合目の案内所のすぐ後ろ。人があまりいなかったとはいえ、近くまで来るんですね。鹿は人と合うと、お辞儀をするしぐさをするっていうのは本当でした。
(鹿のお辞儀は礼儀正しい挨拶ではなく、エサをよこせという威嚇だそうですが…でも、私たちはお辞儀してくれたと感じました!)
まぼろしの滝は水が無く、小富士も視界不良でしたが、野生の鹿をを見ることができて良かったです。
下山するといい天気。この日は富士山の真ん中あたりが雲に覆われていたみたいでした。