予備知識ボタン↓
1. 始めに
2. 計画の基本条件
3. 建設の手順
4. 建築主の設定
5. 計画目的の設定
6. 専門家の選定
7. 建設期間の設定
8. 建設予算の設定
9. 敷地条件の確定
10. 終わりに
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9.敷地条件の確定
設計を始めるには次の敷地条件が
確定している事が必要です。
権利関係】所有,借地,共有,相続分割,越境,協定,水路.公有地等
境界位置】測量図,隣地境界,道路境界(巾員≧4m.接道巾≧2m)
真北測定敷地境界線(隣地と道路)と真北方角との関係測定図
地盤高低敷地,隣地,道路,擁壁,護岸等主要表面高さ測量図
既存建物】既存建物図.見取図,工作物,地中埋設物,引込設備等
地盤条件】地質資料(計画類似の近隣調査資料),土壌汚染等
敷地や道路,水路等の所有,利用,境界,日照等の紛争調整と借地権等
の更新
には弁護士や不動産鑑定士,土地家屋調査士,測量士等の協力
が必要です
し、
解決に時間を要する民事訴訟等の場合は
計画延期
なる事が多い様です。特に
敷地の権利関係や境界位置道路の巾員,
敷地の接道巾
自治体関連の都市計画地域指定や道路拡張予定等

計画の基本事項ですし、
前面の道路が私道の場合は自治体の認定や
所有者との協議等
も重要です。建設は敷地の問題を将来へ残さない
だけでなく、将来の権利関係を考える上でもまたとない
絶好の機会

と思われますし、
軟弱な地質や盛土や傾斜地や高い地下水位等の
不安定な地盤条件と
地中埋設物類や引込設備,土壌汚染,近隣状況,
都市計画予定等によっては計画内容や工期,予算にも大きく影響
しますので
事前調査が必要です。又地域の特徴は自治体作成の防災
マップ等
でも知る事ができます。尚登記等の事務処理は司法書士に、
又敷地の地質調査は設計着手後に地質調査士等頼む事になります。

過去の施設資料や災害等の経歴も可能な限り整理しておいて下さい。
参考HPリンクボタン
土地境界確定について(鞄本システム評価研究所作成)
建築百家>地盤・地質・地層(インフォサービス轄成)
地盤の基礎知識(ジャパンホームシールド轄成)
地盤保証制度(住宅保証機構株式会社作成)
住宅地盤に関する情報(ジオテック轄成)

地盤保険・保証について(ジオテック轄成)

己の欲せざる事は、
人に施す事なかれ
<好きな言葉>