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1. 始めに
2. 計画の基本条件
3. 建設の手順
4. 建築主の設定
5. 計画目的の設定
6. 専門家の選定
7. 建設期間の設定
8. 建設予算の設定
9. 敷地条件の確定
10. 終わりに
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2.計画の基本条件
建築はスタートが肝心で、専門家に依頼する迄の準備検討期間
その
間の検討内容で計画が進む
人生の新しい出発点です。建築は
豊かな人生を送る為の重要な手段ですので、"
どう生きていくか?"
という建築主の人生設計計画に反映させる事が基本と言えます。
もし途中で基本的な要望が変更になれば
計画の遅れや中止もあり
ますので、家族や関係者間の意見統一が計画の前提となります。

まず
は予備知識を集めて
、多くの助言や経験談を参考に
基本的な
要望
を検討
して、計画の実現に最適な専門家に依頼される事です。
もし基本的な要望
が曖昧なままに
"建築は解らないから"と安易に
知人やメディアに登場の専門家に頼んだり、設計の無料サービス
見合い写真まがいの設計コンペ専門家斡旋サービス
気軽
に手を出され
ますと得意な診療科目も良く判らない病院の
ラフ
な問診と検査
による医療ミス
を招く様結果にもなりかねません。
計画の方向を決める企画提案は敷地や法令,予算,期間等の条件と
建築主の隠れた要望を把握し、
考えられる複数案を比較検討する
手間と時間と能力を要する重要な業務で、片手間では出来ません。
建築主の人生を賭けた計画の提案は街頭のティッシュ配りや食品
売場の
試食
の様に無料提供できる程簡単な業務とは思えませんし、
一般の事務手数料や消費税並の報酬では適正な業務等望めません。
なぜ無料で提案出来るのか?
設計軽視顧客心理につけ込む体質
が見え隠れします。"時間と費用をかけずに提案を依頼したい"と

思われる際は、必ず
それ相当の危険が伴う事を充分お考え下さい。
上記の"それ相当の危険"への質問の回答(当社作成)


一般に要望となれば外観や間取り,材料,色調等目に見える物
まず気をとられがち
ですが、その前に必要な検討事項があります。
建物自体の細かい要望等は設計者と相談しながら考える事にして、
建築を依頼する側として
目には見えない下記の基本条件を適切に
設定される事最も重要であり又満足のいく結果を生むものです。

 
だれが資金を負担するか? −【建築主の設定
 
どの様なものをつくるか −【計画目的の設定
 
どの様な人に依頼するか −【専門家の選定
 
いつ頃入居,開店したいか−【建設期間の設定
 
どの位の費用で建てるか −【建設予算の設定
 
敷地に不明な点はないか −【敷地条件の確定】    
以上の基本条件は相互に関連して、一つでも適切でないとそれが
原因となってとても満足のいく様な結果にはなりません。例えば
建築主により目的や予算が、目的により専門家や期間,予算が

敷地条件により建築主や目的,期間,予算が、変わってきます。
もちろん専門家がバランスをとる為適切な助言をするはずですが、
その為には
計画に相応しい
中立な専門家に相談する事が重要です。
建物自体の細かい要望等については
とりあえず先送りしましょう!
無知の知
  
無知は罪知は力なり

人はパンのみにて
生きるにあらず
<好きな言葉>