P7 Management Consulting

 非対象性をつくるには?

情報が簡単に手に入り、お客様が十分に情報を持っており、現実的として、

お客様以上に情報を持つ非対称な関係を作るのが難しい

という場合もあるります。

で・・・諦める???

例えば、カレーライスの作り方というのは誰しも知っているでしょう。
知らなくても、カレーのパッケージの裏面を見ると書いてあります。
このカレーの作り方というテーマでは、顧客との関係で非対称の関係には
成り立ちにくいものです。

さてあなたならどうする???

その解決には2つの方向があります

@上位概念で考える
A形容詞をつける

上記概念で考えるとは、何故カレーを食べるのか?
ということを考えるということです。いろいろな理由があるでしょう。

・作るのが簡単だから
・子供が好きだから
・インドテイストが好きだから

まだまだ沢山でてくるでしょう。
カレーを作るということから、

「簡単料理」、
「子供が好きな料理」とか
「インドテイストを自宅で楽しむ」

というテーマにすると、非対称な関係を作ることのできる可能性があります。

また、形容詞をつけるという方法では、
「美味しいカレーライスを作る」
「スピーディにカレーライスを作る」
「来客用のカレーライスを作る」
・・・・・・
限りなくいろいろな形容詞をつけることができます。

上記同様に、カレーの作り方は知っていても、
「美味しい・・・」「スピーディな・・・」「来客用の・・」
と形容詞をつければ、
「え・・、そんなの知らない? どうやって作るの?」と
非対称の関係を作る可能性がでてきます。

上位概念で考えたリ、形容詞つけて問題を提起することになります。
重要なのは、その問題を解決する手法・情報を十分に蓄積していなければ非対称の
関係は構築できないということは、念のために申し添えておきます。 

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